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どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

大塚康生さんの新刊!!(^_^)

2016年04月20日 20時55分00秒 | 
片渕須直さんのつぶやきを見て知りました。

「大塚康生の蒸気機関車少年だったころ」という書籍の出版記念パーティーがあったんだと Σ(゜Д゜)

お歳ですし、最近はどうされているのか気になっていたのですが、お元気そうで!なんだか嬉しいです\(^o^)/

その本、もう見たくて読みたくて堪らず、調べたところ、Amazonなどでは扱いなく、アニドウWEBショップのみでの扱いらしい。

A5判192ページ(うち巻頭16ページカラーグラビア)、内容も確認しましたけど、迷うこと無く即ポチです!

16日深夜に発注、本日届きました(^_^)

魚眼レンズでみたような大広角な機関車が楽しい表紙(*^o^*)

裏表紙は若き日の大塚さんです。


戦時中~終戦直後の中学生時代、描きためた膨大な機関車のスケッチに圧倒されます。

以前から「ジープが町にやってきた」などで、機関車や米軍の軍用車両を精巧な筆致でスケッチしまくっていたというのは存じ上げてました。


今回の機関車群...車両のフォルムとディテールの緻密さ、その観察眼...まだパラパラッと捲ってみただけですけど、物凄いオーラを感じてます(´д`)

じっくり味わって拝読させていただきます(^_^)



良い按配なレトロ感に一目惚れ(*^m^*)

2016年03月15日 20時10分00秒 | 
新聞の書評を見て...。

うわ~こういうの好きだわ~!と、ほぼジャケ買いで(^_^)

百貨店ワルツ (リュエルコミックス)」でごいます。

Kindle版もありましたけど、これは紙に印刷された状態で愛でるべきものだろうと。

内容は、二十世紀初頭(大正から昭和の初め頃かな)の三越ならぬ架空のデパート・三紅百貨店を案内していく形式で、ショートストーリー的なマンガを折り込んでいく構成になっています。



あとがきによれば作者のマツオヒロミさんによる同人誌をベースにして、マンガやイラストを追加して再構築したものなんだとか。

1階から6階、そして屋上庭園に至る微細で丁寧な各階売り場の表現に圧巻され、美しくも可愛い戦前の女性像に魅了されます(*^o^*)

そして奥付まで、この懲りようねd(^_^)

好きだわ、このコダワリ\(^o^)/

惜しむらくは、仮名遣いですね。戦前の旧仮名遣いにしてくれた方がより味わいが深くなったと思います。「~でせう」とかいう文体ね(^_^)

マツオヒロミさん、今回初めて知りましたけど、デッサンもしっかりしているし、人物の表情付けにも魅力があって上手い絵描きさんだなぁと感心しました。

アレンジのセンスが絶妙なんですよねぇ...。

ちょっと値のはる本ですが、満足感が高い一冊だと思います。



高橋治著「絢爛たる影絵」を読んで

2016年02月28日 19時30分00秒 | 
高橋治さん、1929年千葉県生まれ。東大文学部卒後、1953年松竹に助監督として入社。「東京物語」にも関わり、その後松竹ヌーヴェルヴァーグを担うも、1965年作家に転じ、1983年直木賞作家となった人です。

いや~この本大変面白かったです!!

やはり作家さんの筆致の凄さに魅了され、スイスイと読めて、遅読の私にしてはかなり短期間で読めてしまいました(^_^)

やはり、映画製作の現場で、直にやり取りしていた人の話は説得力と迫力が違う。さらには直木賞も獲ったプロの作家さんですからね、読み応えにズシンとくる物があります(^_^)

小津安二郎さんのあらゆる側面を直接・間接的に深みある描写で、ファン必読の書であることを認識した次第です。

その中で、特に強く印象に残り、私自身突き刺さってしまったエピソードを紹介したいと思います。

高橋さんは、ある日の夜偶然に新橋駅で酒に酔いつつ一人佇む小津と遭遇します。声をかけることもなく横須賀線の同じ車両に乗り込み、「男純情の愛の星の色~♪」を繰り返し歌う小津をジッと観察...やがて存在を気づかれ、隣の席へ移り会話します (以下、本文より引用します)。
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 「なあ、ミスター浜頓別」
 “あッ”という声を辛くも押えた。
 「お読みになったんですか」
 「読んだ」
 読んだとは、私のシナリオのことだった。数年前、旅先の北海道から『東京物語』の助監督に呼び戻された時、どこへ誰に会いに行っていたのかを、勿論、私は小津に話さなかった。だが、その時の経緯を下敷にした『ツンドラの夏』というシナリオを同人誌『7人』の第二号にのせた。小津はそれを読んだのだ。で、私に浜頓別と呼びかけたのだった。

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小津さんは「勘定合って銭足らず」と感想を言い、なにもかも開けっぴろげに全部見せすぎていて、腰巻チラチラさせてる女のようだと指摘します。
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 「怒らないのかい」
 小津はからかうように私を見た。
 「おっしゃる通りだと思いますから」
 からかいの表情が小津の顔から消えた。
 「......だから嫌だよ。酒のまない奴は。すぐに理に落ちる」
 小津はそっぽを向いた。
“酒をのまない男を俺は信用しない”。それは『東京物語』の撮影中私にいい続けたことだった。
 気不味い時間が流れた。戸塚、大船と無言のままで駅がすぎた。北鎌倉が近づいた頃、小津がぽっつり、といった。
 「その刃物だけどな」
 「はあ」
 「抜かないですみゃ一番良いんじゃないのかな」
 「見せず仕舞いですか」
 「そう」
 返事はいとも素気なかった。
 「じゃ」
 と北鎌倉の駅へ速度をゆるめる列車の中で小津が立ち上がった。
 “抜かないですめば一番良い”
 そこを、押してもっと聞きたかった。
 「小津さん、鎌倉でもう少し御一緒出来ませんか」
 言葉が喉元まで出かかっていた。だが
『東京物語』の時のいきさつ、酒の相手が出来ない自分、それらが私をはばんだ。
 小津は二等車を前へ歩き去り姿を消した。北鎌倉の駅のフォームは下り線の場合出口に向かうには進行方向に向けて歩く。電車が動き出せば、いやでもフォームを歩く小津を窓の外に見ることになる。
 小津は、ある気ながら、また、揺れていた。
 「お宅まで、お送りします」
 なぜ、そのひと言さえいえなかったのか。今にして、それが悔やまれる。誠に可愛げのない青年だったのだろう。

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作者の高橋さん...お酒の飲めない人だったんですね...。

後輩である大島渚さんや田村孟さんらが小津さんと酒を酌み交わすことにより、「酒ゆえに小津の人柄の類いまれな暖かさにふれている」と羨望の眼差しを向け、それが無い自分は「常に、覚めて、小津を見ていた」とし、心の触れ合いが持てなかったことを悔やみます。呑兵衛な小津さんから見たら、冷ややかで付き合い辛くて面白みのない野郎だと思われていたんだろうなと(×_×)

この状況、下戸である私もどれだけ悔しい思いをしてきたか...痛切に響いてしまいました(ノД`)

俗に「飲みニケーション」とか言ったりしますが、飲める人同士って、大した接点がなくても、関係がスムーズになり、交友関係でも仕事関係でも、広がりある可能性を最初からもっているんですよ...。これって本当に大きな要素で、今もって、酒が絡みそうな会合など、まず、自分から言い出すことができませんし、誘われても及び腰になってしまう(´д`)

それが出来ない自分...コンプレックスは計り知れないんです。相手の懐に素直に入れない、人たらしにも成りきれない...飲める人からすれば大した事じゃない、考え方次第じゃない?って軽くいなされるだけなんですけどね、乗り越えることが難しい大きな壁であることは確かなんですよ。単に体質だけなのに理不尽だよなぁ...つまんないヤツと敬遠されちゃってるだろうなぁ...といつも悶々としています><

上記引用に引き続き、小津さんへの想いを強く書き記した一文も印象的です。
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懐にのんだ刃物は抜かないですめば一番良い。まさに小津のいう通りなのだが、小津は登場人物が刃物をのんでいることまで隠してしまったように思える。たとえば、傑作三部作だが、疑問の余地がないほど正しい位置に置かれて、もはや動かす余地はないのか。恐らく、そうではない。巧緻に磨き上げられた宝石が、光線のある角度によっては、予想もしなかった色彩に輝くことがある。小津には、まだ、光をあてられず、見落とされてしまっている幾多のものがあるのではないか──。
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本書タイトル「絢爛たる影絵」の意を著している名文です。

お酒の話題として取り上げてしまいましたが、この本、実に人間としての小津安二郎を生々しく活写し炙り出していて、本当に面白かったです!もっと早く読むべきだったと後悔するくらい(^_^;

小津本として最高位にある一冊だと感じました。

高橋さん、昨年に亡くなっていたんですね...。

遅ればせながら、ご冥福をお祈りいたします。



電子書籍ならでは

2016年02月17日 19時40分00秒 | 
Kindleなどの電子書籍リーダーが出たとき、最初に期待したのはそういうことだったんですけどねぇ。


速読できるかどうかは別として、読みやすくするための文字配列やレイアウトを自由に設定できるようにしてほしいなぁと。

大まかに言えば、縦書きか横書きですね。これ人によって違うと思うんです。

やっぱ自分としては縦書き派かな。

最近は電子書籍を購入して読むってことも普通の感覚になってきましたけど、表示してみたら横書きだった...ってのがあるとイキナリ萎えてしまいます(´Д`;)

現状表示は固定で、ユーザーはいじれない。

そんなに難しいことじゃないと思うんだけどなぁ...まずはこれだけでも好きにさせてほしいと思います。



近田春夫、Perfumeを語る

2015年11月13日 20時10分00秒 | 
週刊文春 2015年11/19号を購入。近田春夫氏の連載コラム「考えるヒット」に Perfume の新曲「STAR TRAIN」が取り上げられていたためです(^_^)


前回は「Relax In The City」を揚げ、中田ヤスタカと Perfume の組み合わせの良さを語り、膝を打った次第ですが、今回はどうでしょうか...。

表題から強烈に「まさに不安な”第2幕”の響き  Perfume も無難路線へ転じるか」と嘆いておられます(^_^;

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
Perfume はスタンスとしてあくまでサウンドの面白さやポップミュージックとしての新しさでアピールに徹してきた。いい換えるならば決して人情に訴えかけることでセールスを伸ばしたりはしてこなかった。お涙などとはどこまでいっても超無縁な、数少ない"楽曲至上主義"な姿勢のアイドルグループなのだと思っていたのに、どうも今回に限っては様子が違うのでは?
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

いや~辛口ですけど、やはり近田さんらしいなぁと思いましたね。

感覚的にですけど、YMOが真面目に感傷的な曲を出したら、私もビックリしちゃうだろうし、大丈夫かぁ?(´д`)って思うんだけど、それに似た感じかなと。

近田さんは、 Perfume に対して無感情で普遍的な徹底したテクノを追求してほしいと思ってるんだなと。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
全くビートっ気のない曲調といい、自分たちはいつまでも原点を忘れないぞみたいなベタでひねりのない歌詞といい、どこにも刺激というものが感じられぬ。あれほど近未来的なテクノをやっていた人たちとは思えぬほど"普通に普通にjpopの音"だったのだ。キツイいい方をしてしまえば、この傾向、まさしく退行に他ならない。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

イキナリ人情的でお涙頂戴的な楽曲が飛び出し、「退行」などと過激な言葉も...(´Д`;)

ただですね、 YMO と違って、 Perfume は人情に通じる人間味の要素が強いものがあるのも確かなんですよね。もちろんそんなもの必要ないという意見も理解できるし、近田さんだけではないと思います。

私自身、「STAR TRAIN」を最初に聴いたときはメロディー色が強く、演歌っぽい珍しい感じの曲だなとは思い、一瞬戸惑いを憶えました。

でも、これって何年かに一度、音楽プロデューサーである中田ヤスタカ氏から Perfume へのメッセージだと、ファンとしては直感できるし、受け入れられるんですよね。こういう時のヤスタカさんは割と直球ストレートなものをぶつけてきますんで(^_^)

これまでの楽曲を振り返ると「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」や「Dream Fighter」に相当する Perfume への思いやりや叱咤激励なんですよ。

Perfume メンバー、チーム、そしてファンへの贈り物と解釈できるのです、素直にね(^_^)

でもですね、こういうことを引き摺らないのも知っているんですよ。そこのメリハリと、この間の「アメトーーク!」でもクローズアップされた”緩急”があるとファンは判っているから、常に新鮮を保ち、刺激も与え続けてくれるんだと確信できるんです(*^o^*)

因みにコラムの冒頭と締め括りで引用している「ダメなんです」発言は、のっちのこれですよね(^_^)

「ダメ」の意味や解釈は...するだけ野暮ってもんですね(^_^;

まぁ近田さんは本気で路線変更だの退行だの思ってるワケじゃなくて、叱咤激励なのだと思います。テクノを追求し続けてほしいというメッセージを込めたね。

私も来年こそはニューアルバム引っ提げて、LEVEL4突入の年になると思うし、どういうイメージならファンは喜ぶかを知ってると思うので、非常に楽しみにしているところなんです\(^o^)/



空母いぶき

2015年10月20日 16時10分00秒 | 
いや~ノーチェックで、こんなの描いてるなんて知らなかった(^_^;

1巻2巻を同時購入。

潜水艦・イージス艦ときて、ついに空母ですか(^_^;

近年話題になったヘリコプター搭載護衛艦「いずも型」を見てるとねぇ、空母と紙一重だよねと。

そんなら、一歩進めて、本当の空母を日本が所有し、配備したら世界情勢はどう動くか?...作者かわぐちかいじさんの真骨頂ですな(^_^)

中国との緊張状態をリアルに描き、政治と現場たる海自の熱い戦いに期待です。



Perfume、インタビュー掲載二誌!

2015年10月19日 20時35分00秒 | 
先週から本日にかけて発売(^_^)


ワッツイン 11月号

見出しは「前だけを見て。それは、今もこれからも」56~67ページ

主に今月末リリースされるシングル「STAR TRAIN」について三人が語っております。

Cut 11月号

見出しは「Perfume 変わらないように維持し続けていること自体も、少しずつ変わってるんです。それを楽しんでます(あ~ちゃん)」62~69ページ

衣装が微妙にバージョン違いで登場ってのも嬉しいですね(^_^)

こちらは今月末に公開される映画「WE ARE Perfume」について。

二誌の内容は被っておりませんので、併せて読むと三人の Perfume への深~い愛が垣間見えて、読んでるこちらも笑えたり泣けたりしちゃいます(*´艸`*)

笑えるところとしては、映画でピックアップされているという、ステージ上でののっちのミス。

あ~ちゃん「でも、のっちはああいうことしょっちゅうあるんですよ。なのに堂々としてるから、他のふたりが間違ってるみたいにいつもなるんですね」

恨み言を言うあ~ちゃんですが(^_^)、このコメントでパッと思い出すのは、この映像です。

まさにメジャーデビューしたころの高校二年生の初々しい Perfume なんですが、そのプロモーションで披露した「コンピュータードライビング」で堂々と間違えるのっちが確認できます(*^o^*)>2分32秒あたり

本来三人揃ってハンドル操作している振り付けなのに、上手右端にいるのっちが、一人ボタン操作をしております\(^o^)/

それを空かさず見抜くあ~ちゃん「ま~たやってるわ...( ̄0 ̄)」という心の声が聞こえてきそう(^_^;

かしゆかは見て見ぬ振りっぽく、あははは~って感じ( ̄∇ ̄)


でも Perfume のダンスは複雑だし、これもこういうアレンジなのかな?って感じに見えちゃうんですよね。

さてもっともジ~ンときて泣けるのは、かしゆかの言葉...。

かしゆか「もう、どんだけ一緒にいるの?ってぐらい一緒にいるのにもっと楽しくなっていくんですよ」

嬉しいよなぁ...(;_;)

ファンとしてこれ以上の言葉はないですね。

三人が変わらず、仲良くしてくれて、これからも笑顔を見せてくれる。

あ~早く映画観たいわ!CDも聴きた~い!!

今は純粋に、そんな思いでいっぱいです(*^m^*)



宮崎駿著「風立ちぬ」購入

2015年10月11日 15時30分00秒 | 
二年前のイベント「風立ちぬ」原画展にて入手したModel Graphicx バックナンバーに掲載されていた構想ノートが一冊に!(*^o^*)

掲載されていたバックナンバーを全部揃えることが出来ていなかったので、これでようやっとまとめて拝むことができます(^_^)

掲載されていた漫画だけでなく、インタビューやコラムも!



アニメ作品とは違って、得意の擬人化されたブタの世界で、コミカルに描かれているのが特徴です。

こういう軽妙洒脱な雰囲気で映画化した方が別の意味で味わい深いものになったんじゃないかと思うんですけどねぇ...のらくろみたいで好きなんですけどね、どうもクソ真面目というかへそ曲がりになっちゃうですな(^_^;



西崎義展さん、死後5年経ち...

2015年09月11日 20時05分00秒 | 
月日が経つのは本当に早いですね。

あの人の訃報を聞いて、一文書いたのもついこの間のような気がしています(^_^;

その後、ヤマト2199がイイ感じの作品となり、シリーズ久々のヒットとなり、失地回復(まぁ不在の成果と思ってますが...)、それを経て、ようやく彼自身のことについて語られる時期になってきたのかなと思います。

そんな一冊『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』を購入。

もう表紙からして、ワルの雰囲気ビンビンですな(^_^ゞ

帯も「俺を誰だと思ってるんだ。俺は天下の西崎だ。」ですよ!庵野さんのメッセージが小者のそれにしか見えませんな(^_^;

カバーを外して本体表紙もまたスゴイ!

業界ゴロ臭プンプンをも匂わせる(単なる勝手なイメージです(^_^;)、あざとさ満点な装丁に惹きつけられますねぇ。

西崎さんの武勇伝や、超人、狂人ぶりは、知人やその他の風評で端的に耳にしてきましたが、総括としてまとめた形で触れるのは初めてじゃないですかね。

目次もスゴイですよ~(*^o^*)
序 章>いつ消されてもおかしくない男
第一章>アニメ村の一匹狼
第二章>芝居とジャズを歌謡ショー
第三章>ヤマトは一日にして成らず
第四章>栄光は我にあり
第五章>勝利者のジレンマ
第六章>砂上のビッグ・カンパニー
第七章>破滅へのカウントダウン
第八章>獄中戦記
第九章>復活する魂
終 章>さらば、ニシザキ


なんかもうこれだけでお腹イッパイな気になっちゃいそうですけどね(笑)

アニメネタ以外の興味としては、第二章のショービジネスに関わった時代です。

昭和30年代前半、大学を中退し、ブラブラと水商売でその日暮らしをし、ジャズ関連の人達と関わるようなったという経緯。

ちょうど私の亡父も同時代に同じような状態にあったため、見知っていたようなんですね。このあたりの詳細を生前に聞いておけば良かったなぁと後悔してますが...。

ともあれ、その性格と素行ゆえに敵だらけで、謎も多い人なんですけどね。

ともあれ、読み応えありそうで、楽しみな一冊です。