今日ひさしぶりにアマプラで「2001年宇宙の旅」を日本語吹き替え版で観た(字幕版が観たいカミサンはブーブーしてたがw)のだが、いや〜いつみても古びず素晴らしい作品だなぁ...と。
鑑賞に満足しつつ、読みさしの本「小津安二郎」に目を落として、思いも寄らぬ一文に驚いてしまった(^_^;
京都での二度目の夜、父と娘は帰りの仕度をしながら会話する。その中で、笠智衆がカバンにしまう本のタイトルを写すためかのように、本を手に取って眺める場面がある。大学教授らしく洋書であり、それはニーチェの『ツァラトゥストラ』ではないか。
ツァラトゥストラと言えば、「2001年宇宙の旅」のイメージ濃厚なワードでもあり、以前同作に小津監督作「晩春」の匂いというか影みたいなものを感じ、当ブログにアレコレ書いてみたことがあったのだが...。
確かに父・周吉はこの本と手に取り、明確に表紙を見せている。
「THUS SPAKE ZARATHUSTRA」...紛れもなくドイツ語で「ツァラトゥストラはかく語りき」とあるではないか。
これは初めて気づかされた...著者は「2001年〜」との関連づけをしているワケではなく、別の考察をしている。
またキューブリックさんが小津作品に影響を受けていたという話しも聞いたこともない...。
だがあまりのタイミングに自分としては「2001年〜」との繋がりをますます深く感じ入ってしまった次第。
鑑賞に満足しつつ、読みさしの本「小津安二郎」に目を落として、思いも寄らぬ一文に驚いてしまった(^_^;
京都での二度目の夜、父と娘は帰りの仕度をしながら会話する。その中で、笠智衆がカバンにしまう本のタイトルを写すためかのように、本を手に取って眺める場面がある。大学教授らしく洋書であり、それはニーチェの『ツァラトゥストラ』ではないか。
ツァラトゥストラと言えば、「2001年宇宙の旅」のイメージ濃厚なワードでもあり、以前同作に小津監督作「晩春」の匂いというか影みたいなものを感じ、当ブログにアレコレ書いてみたことがあったのだが...。
確かに父・周吉はこの本と手に取り、明確に表紙を見せている。
「THUS SPAKE ZARATHUSTRA」...紛れもなくドイツ語で「ツァラトゥストラはかく語りき」とあるではないか。
これは初めて気づかされた...著者は「2001年〜」との関連づけをしているワケではなく、別の考察をしている。
またキューブリックさんが小津作品に影響を受けていたという話しも聞いたこともない...。
だがあまりのタイミングに自分としては「2001年〜」との繋がりをますます深く感じ入ってしまった次第。