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どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

ゴジラ-1.0、驚きのキャスティング(^_^;

2023年09月05日 16時11分00秒 | 映画
いや〜まさか朝ドラ主演のペアをそのままぶつけてくるとは...。

朝ドラ「らんまん」良いドラマなんすよ(*^o^*)

その万太郎とすえちゃんの物語が終わり、ロスに陥ったところで11月公開なんて...。

NHKから駆けつけました〜って感じの二人ですな(*^o^*)

朝ドラファンも参戦で、映画館は大変なことになるのも...\(^o^)/



君たちはどう生きるか、最高な感想

2023年08月20日 17時15分00秒 | 映画
「この世界の片隅に」で著名な漫画家・こうの史代さんも鑑賞し、ブログにコメントされていた。

短いながらも3つの要点、もうこれが最高(*^o^*)

特に3つ目がこうのさんらしくて秀逸!

自分も作品観ながら、「このインコ表現、こうのさんはどう思うだろう...」と心の片隅でボンヤリ考えていた気がするので。



物凄い数のインコが出てきて、表現の善し悪しは別として「おほ〜♡たまらん!」の連続だったのではないかと推察...(^_^;



君たちはどう生きるか、パンフ購入

2023年08月12日 16時35分00秒 | 映画
公開後、約一ヶ月経って異例なリリース。

写真はその裏表紙...まぁ表は見飽きた感のあるサギ男どアップなので(^_^;

なんとなくそんなタイミングで出すんだろうなと思ってはいたが、勿体つけた割には薄い内容で。

キャラの紹介や制作関連者などのインタビューなど一切なし。

簡単なシノプシスと、宮﨑駿さんによる初期企画案、イメージボード数点、そして本編シーンから抜いたカット数点。

非常に素っ気なく、読み物として期待すればガッカリ...(´д`)

まぁ...そういうの欲しけりゃ「文藝春秋」とか「SWITCH」買ってね〜と鈴木敏夫さんの声が聞こえてくるようだ(^_^;

宮﨑さんの初期企画案って、7年ほど前にNHKで放映された「終わらない人 宮﨑駿」でバッチリ語られてる。

もっとも嫌うコンピューター生成の映像にウンザリした宮﨑さんは「手描き」の大切さを再認識。

なんとなく困ったような顔の鈴木さんに誘導されているような気もしないではないけどね...(^_^;

で、ジャカジャカっと勢いで書いた企画メモを提示する。


同じ書面がパンフにも掲載されている。


東映動画時代からの盟友・保田道世さんの死もバネになったようだ...。

この時点では存命だった高畑勲さんの死も影響したことだろう。

この番組を見た時、正直いって自分も無理だろうと思っていたものだ。

しかし、宮﨑さんは当初の倍以上の期間と80代の大台を越え、見事やり遂げた。

映画作品としての内容はともかく、本当にスゴイ人だなと思わされている。

噂され始めているけど、もしかしたらもう一作くらいはイケちゃうかもしれない(^_^;



夏が来れば思い出す...。

2023年08月07日 17時50分00秒 | 映画
それは黒澤明監督作品「野良犬」のワンシーン。

ベテラン刑事役の志村喬さんがピストル屋のヒモ役千石規子さんを取り調べているのだが、これがまた実に秀逸で。

志村さんの分厚い口でアイスキャンディーをベロベロと舐り、

一服つける...。

アイスクリームではない、あくまで棒にくっついたアイスキャンディーでなくてはならない!

バタバタと扇子を扇ぎ、汗臭いであろう室内の空気感まで伝わってくる。

この組み合わせが絶妙で本当に美味そうで、夏の暑い盛りのこの時期、自分も同じようにしてしまう(*^o^*)

奥の方で新米刑事役の初々しい三船敏郎さんが困惑の表情で二人の様子を見ているのも良い味だしているんだよなぁ...。



君たちはどう生きるか、反応さまざま

2023年08月05日 21時20分00秒 | 映画
80代に達して、ここまで世間をザワザワさせる作品を見せてくれるってだけでも、ある意味スゴイのかも。

新聞には三人の評者が意見を寄せているけど、哲学者・谷川さんが結局のところ的を射ているのかも。

箱だけをドンとだし、中身は見せない。

見せてくれないから欲求が高まる。

結果、面白い・つまらない、わかる・チンプンカンプン...様々な感想と、このキャラはアノ人コノ人とネットをざわつかせている。

プロデューザー・鈴木敏夫さんのニヤリ顔が目に浮かぶばかりだ(^_^;



君たちはどう生きるか...宮﨑版「夢」なのか

2023年07月17日 16時00分00秒 | 映画
鑑賞してから数日...あぁ...やっぱりコレなんだろうなと。

黒澤明監督作「夢」、80歳の時のもの。

宮﨑駿さんも今年82歳...同じ境地に立ち「こんな夢をみた」と語りかけてくるような作風だったし。

巨匠も長寿に達すれば、自伝的というか...人生を振り返る作品を作りたくなるものなのだろう。

非常に観ていて同じ感触があった。

誰しも年を重ねると過去を振り返ることが多くなるし、ましてや黒澤さんや宮﨑さんレベルともなれば幼少期に感じ取った夢か現かの曖昧な境界域を増幅させて、ファンタジーとして作り上げたくなるものなんだなと。

これはもう...作品として良し悪し云々するもんじゃないんだろう。

作画は日本のアニメ界を牽引するスーパーアニメーター勢揃いな布陣で、どのシーンどのカットも素晴らしい。

だが...活き活きとしているかと言えば、そうは感じられなかった。

走馬燈のように巡る想いを老人が語り、「それってこんな感じ?」と他者が描いてみせ「まぁ...そんな感じかな」と確認しあっているだけで。

その絵は100%上手く描かれていて文句はつけられないが、想像以上の120%な期待はできない。

「これはアートだ」と褒め言葉を添えている人もいるが、それって既にアニメーションの語源である生命感が失われていることを上手く回避している言い方に思えてくる。

かつて宮﨑さん自身に感涙させられた躍動するダイナミックな動きも表現も、もうそこにはない。

先輩・同輩...そして歯ごたえのあった後輩はすでに金門の向こうに逝ってしまい、1人残された宮﨑さんは「ワレヲ學ブ者は死ス」と書きそえてその門を固く閉ざし、番人となって生きながら籠もろうとしている...。

そんなイメージばかりが去来して切なさばかりがこみ上げてくる作品だった。



君たちはどう生きるか、鑑賞

2023年07月14日 17時30分00秒 | 映画
ネットとかでネタバレっぽい事は見聞きしたくなかったので、ほぼ最速上映でサッサと観てきた。

TOHOシネマズららぽーと冨士見、DOLBY ATMOS だ。

初日だし、平日朝だし、内容もわからずなので、年齢高めで往年のファンって感じの人が多い感じ。

郊外にしては客入りは良い感じだったんじゃないかな?

で...内容については...触れないでおこう。

2時間タップリ、飽きずに楽しめることはできた。

なにしろどんな作品なのか全くわからないままだったので、冒頭からエンディングまで新鮮な気持ちで観ることはできた。

こんな感覚で観るのは久しぶりなのかもしれない。

相変わらずアニメーションとしてのクオリティは凄まじいし、動きの精緻さ、描き込みの多さも、10年のギャップは感じさせない。

まぁでも...自分の好みな方向では無かったかなぁ...。

あ、そうそう...食いものとそれを食べる描写は改めて上手いなぁと思えた。

シチュウとか、バター・ジャムがタップリのパンを齧りつく...誰もが想像しやすくツボを抑えた描写力!

朝イチなにも食べないで鑑賞していたので、余計に響いたのかもしれないけどね(^_^;

現時点での鑑賞後感としてはお腹いっぱいな感じで、2回3回と繰り返し観たいという気持ちはないかな。

難解みたいな感想もチラホラ見かけたが、特にそうは思わなかった。

わかりやすい方じゃないかな。

でもちょっと不満なのは、あの時代を描いているのに核心部分は避けて、綺麗に納めちゃってること。

高畑勲さんみたいに正面から逃げることなく清濁を描ききれず、逃げているようにみえてしまう。

「風立ちぬ」も同じように感じていて、10年を経て、引退撤回までして作り上げたにしては...とどうしても思わずにはいられなかった。

因みにグッズはこの程度。

ポスター・ポストカード・クリアファイルの3種。どれもサギの度アップだ。

購入はせず。

パンフくらいは買いたいと思ったが...なんと後日になるという...(´д`)



ゴジラ-1.0、特報

2023年07月12日 19時00分00秒 | 映画
これはとても期待できそう(*^o^*)

「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズで情緒もタップリな昭和の東京を見せてくれた山崎貴さんだからねぇ...期待せずにはいられない。

この時ちょこっとだけ見せてくれたシーンに心躍り、いつしか山崎版昭和ゴジラをやってくれと夢想すること15年超...ようやく...やっと目にすることができるとね...(´д`)

11月3日、楽しみ〜♪



宮崎アニメ新作公開まで...。

2023年07月06日 20時30分00秒 | 映画
あと一週間か。

NHK夕方のニュースでインタビューを。

目が二重に描かれているのがポイント...鳥の扮装をしている人物っぽいけど。

今回は製作委員会形式を採らず、ジブリ1社による自主制作映画だという。

それだけに好きなことができるのだ...勝算タップリな博打だけどね(こうやってメディアが気にして寄ってくるワケだし)。


まぁ...確かにそれはそう。

ネットによる情報合戦で、我々はいつの間にか公開前に見てしまったくらいの気持ちにまでなってしまっているしね。

コロナとか近年勃発した戦争をイメージしての事なんだろうが...この辺りは誘導されてるっぽいけどね(^_^;

期待が膨らむのはここの部分。

本田雄さんというちょっと違和感のある組み合わせ...いい意味での窯変となるのか...宮崎さんにどんな影響を与えているのかが楽しみなところ。

したり顔で締めくくり(笑)

鈴木さん背後のカオナシが何かを物語っているようで、気になってしかたなかった5分ほどのインタビューだったなと(^_^;



やはりヴィム・ヴェンダースは...。

2023年06月05日 20時50分00秒 | 映画
自分には敷居が高すぎて...(´д`)

今回カンヌで「パーフェクトデイズ」が注目されたし、あらためて彼の作品を抑えておこうと、代表作でもある「ベルリン天使の詩」とその続編をアマプラ配信にて鑑賞。

恐らく今回が初鑑賞ではなく、作品を観ていくとチョイチョイ覚えのあるシーンやカットがあるのだが、途中で挫折したり寝落ちしたりしているんだよね(^_^;

正直、今回も途中睡魔との戦いになったのだが、なんとか最後まで見通せた。

カラー部分の色合いはアグファっぽく、シーン所々に赤いものを挿したりして、小津っぽい(*^o^*)と唸らされたり、ナチスドイツの重く暗い影を引きずる辛さ...そして2作通して壁の崩壊前後の変化など、いろいろ印象的なのだが...。

如何せん、文化・宗教・哲学思想などなど、あまりに知識不足なので、囁くようなセリフのほとんどが難解で理解が追いつかない辛さが...(´д`)

そのため筋の展開も所々繋ぎがわからず難渋するばかりだった。

でもまぁ...こういう作風なのだなと改めて見ておいて良かったのだと思う。

ピーター・フォークさんも味があるし、あの天使の描写も後々の作品に多大な影響を与えたのがよく分かったしね。

エヴァなんかもその系譜となるのだろう。

決して面白いとは言えないが、良い作品だなと思った次第。

勉強になりました〜。