【木の葉と枝に擬態した昆虫】
撮影場所は Carara か Monte Verde のどちらかだが、たぶん Monte Verde だと思う。
生物の進化は現在では、突然変異体の中で環境に適応したものが生き残るというような説明だったかと思うが、突然変異のほとんどは、そう都合のいいものではないらしい。写真の昆虫のように、色も模様も形も、周りの木に似せてしまう進化が突然変異だけで説明できるとは思えない。神の意志ではないとすれば、当該生物の意志か何かが働いているような気がしてならない。当該生物の意志云々は現代の生物学では否定されているようだが。
さて、Carara へは、道路も整備されていて、簡単に行ける。一方、Monte Verde(緑の山)の自然保護区域 は名前の示す如く、山にある。平地の間は道路も整備されているのだが、山道になると、わざと舗装していない。舗装すると、観光客が簡単に行けて、自然環境が悪化することを懸念しているのである。そういうわけで、地図を見る限りでは、すぐ着くかと思ったのだが、岩だらけで、カーブだらけの山道を行くのは一仕事であった。
その日は、ホテルでゆっくりしたが、翌日昼食に近くのレストランに出かけた。カルボナーラ・スパゲッティを頼んだのだが、これが、絶品で、首都サンホセに店を出してもおかしくないぐらの味だった。村のレストランだったので、全然期待していなかったのだが、見事に裏切られた。
【リモン州グアピレスで撮影した、透明な羽のチョウ】
上の写真と同じようなチョウも、この自然保護区で見ることができる。筆者が見たチョウの羽の透明でない部分は黒ではなく、茶色っぽかったと思う。トンボの羽が透明なのは珍しくないが、チョウの羽が透明なのは珍しい。
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