スパニッシュ・オデッセイ

スペイン語のトリビア
コスタリカ、メキシコ、ペルーのエピソード
パプア・ニューギニア、シンガポールのエピソード等

コスタリカの州-リモン グアピレス(1)

2013-12-02 12:30:02 | コスタリカ

【ウィキペディアより:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%AB リモン州は地図の5】
 リモン州は女房殿が生まれた州である。ただし、リモン市ではなく、内陸部の Guápiles(グアピレス)という町である。町の名前「グアピレス」というのは土地のインディオの言葉で「双子」という意味の言葉(guape)に由来するそうである。
 というわけで、グアピレスには何度も訪れている。標高は低いものの、そう暑さは感じない。昼間でも室内にいれば、エアコンは不要である。ただ、銀行等のオフィスにはあるようだが。とはいっても、やはり中央高原のサンホセよりは暑い。カリブ海側なので、中央高原と太平洋側が乾季の時でも、よく雨が降る。しかし、そこはやはり熱帯で、朝からしとしと降るようなことはなく、スコールである。スコールのあとは気持ちがいい。
 グアピレスは中国人も多い。今では、2世、3世の時代で、また混血もしているので、純粋の中国人は少ない。ただ、外交関係を台湾から中国に2010年ごろ乗り換えたことから、最近では中国本土からもグアピレスに来るようになっているとか。

 さて、地図で見ると、グアピレスはリモン市よりサンホセ市に近い。今では、バスで1時間で行けてしまうが、サンホセから北に延び、ゴルゴ13の狙撃場所の一つであるブラウリオ・カリージョ国立公園(ジャングルである)を抜ける道路は1980年当時はまだつながっていなかった。そこで、カルタゴ(Cartago)、トゥリアルバ (Turrialba)、シキーレス(Siquirres)を経由していかなければならなかった。カルタゴ~トゥリアルバ間はくねくねした山道で、遅い車がいると、なかなか追い越せない。サンホセからグアピレスまでバスで8時間ぐらいかかったかと思う。

【グアピレスにて、1983年撮影。pulpería は「食料雑貨店」。ラテンアメリカの用語である。スペインではこうは言わないらしい。soda は「ソーダ水」のことだが、ソーダ水以外にもコーラなどのソフトドリンクもある。estudiante は「学生」の意。この店の名前のようだが、近くに学校があったと思う。】
読まれた記念にポチッとクリック、お願いします。

↓↓↓
スペイン語 ブログランキングへ

スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)
好評発売中!!こちらは、このブログとは別物です。もちろん、トリビア満載です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コスタリカの州-リモン(2) | トップ | コスタリカの州-リモン グ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コスタリカ」カテゴリの最新記事