スパニッシュ・オデッセイ

スペイン語のトリビア
コスタリカ、メキシコ、ペルーのエピソード
パプア・ニューギニア、シンガポールのエピソード等

コスタリカの州-リモン グアピレス(6) カカオと顔

2013-12-07 11:25:02 | コスタリカ

【グアピレス郊外に住む、女房殿の妹の家の庭のカカオの木】
 コスタリカではカカオ(cacao)も採れる。カカオの実のなり方も日本人は間違いやすい。木の枝にぶら下がっているものと思いがちだが、実際は、写真のように、木の幹に生る。写真のカカオはまだ熟していないが、熟してくると、焦げ茶色になる。
 
 チョコレートを作るには、写真のように、まずカカオの実から種を取り出す。この種がカカオ豆である。
 
 きれいにして、よく乾燥させてから、写真のように、フライパンで炒る。
 
 それから、豆を挽く(スペイン語では、moler という)のである。
 アラフエラ州アラフエラ市郊外に住む、別の妹の家にはパパイヤ(papaya)の木があって、実がたくさんなっていた。あまりたくさんあるので、腐らせてしまうこともしばしばで、ついに、邪魔になったとかで、切ってしまった。何とももったいないことである。
 田園生活が好きな人はコスタリカの田舎は人生の楽園だろう。ただし、finca と呼ばれる農園または牧場は維持管理(治安対策も含む)が大変なので、いくら安くても購入はお勧めしない。グアピレス郊外の妹の家の庭程度が理想的であろう。

【グアピレスの女房殿の実家の庭から出土したインディオの石の顔。1983年撮影】
 グアピレスと、隣町のグアシモからも、このようなインディオの石の顔がよく出土する。

読まれた記念にポチッとクリック、お願いします。
↓↓↓
スペイン語 ブログランキングへ

スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)

日本スペイン協会の会報に紹介されました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。