明日から3月。先走ったお話。

　明日から3月。過ぎてしまえば早いのは通り相場だが、今年は特に早く感じる。　世の中も競馬もこの時期にしては色々あったしね。
　チューリップ賞を見てからでも遅くはないが、とりあえず桜花賞への見通し。　ソウルスターリング、リスグラシューの実績上位馬に、アドマイヤミヤビ、フローレスマジック、アエロリツト、レーヌミノル、ハナレイムーン、サロニカ、そしてチューリップ次第のミリッサとぶっつけのミスエルテ。　たしかにレベルはそれなりに高いとは思うが、2頭の底力タイプがまだいる。フラワーC予定のファンディーナと、休養しているホウオウパフュームだ。　ファンディーナは桜花賞出走の可能性もあるが、ホウオウはオークスへ目標を絞った。特徴的なのは桜花賞よりオークスへ可能性を託している馬が多いということ。　リスグラシュー、アドマイヤミヤビ、フローレスマジック、ミリッサ、ハナレイムーン、そしてファンデイーナとホウオウパフューム。　何か今からソウルスターリングに桜花賞勝たれた場合の逃げ道のようにも感じるが(笑)。　ただソウルスターリング自身、別に桜花賞向きと決まったもんでもない。　母のレースぶりとこれまでのソウルの走りからすれば、むしろオークスの舞台は向いているという感じすらある。　まあ例年よりはオークス向きの馬が多いことは事実なので、ファンディーナ、ホウオウパフュームを含め、大変なオークスになる予感だね。
　牡馬陣は牝馬勢に押されているムードだけど、だいぶ駒は揃ってきた。　スワーヴリチャード、レイデオロ、ブレスジャーニー、サトノアレス、サトノアーサー、アメリカズカップ、ムーヴザワールド、エトルディーニュ、アウトライアーズ。　それに今週出走するカデナ、コマノインパルス、ダンビュライト、グローブシアター、ダイワキャグニーと、まあそんなに悲観するメンバーでもないと思うが。　あとアルアインがどうなるか。とりあえず毎日杯使うのかな。トレーナーは最初からマイルまで、みたいに云ってた気がするけど、走りを見ると二千ぐらいは問題ないような気がするけどね。
　明日から3月と思うだけで、先走ったことを云いたくなってしまう。　たしかに今週のレースを見てからで問題ない話だね(笑)。　

さあ弥生賞・チューリップ賞。見えて来るよ。

　中山記念はなんか微妙なレースになっちゃったね。バランスというか、すべての馬が意図したレースと違い、とっちらかった感はあった。まあネオリアリズムは称えねば。ほんと徐々に力を付けて、そのスピリットと共に一級品の馬になった。ミルコの笑顔の向うに、父ネオユニヴァースが見えた気がしたよ。　サクラとロゴは共に鞍上のプレーも光った。アンビシャスは間の悪いレースだった。普通の馬なら着外かなと思う。大阪杯はきっといいレースするよ。むしろこの4着で配当が増えるなら買いたい感じ。ツクバは切れ負けという形だけど、レース自体うまく運べなかった。ただ馬自体は成長しているので、レース選択次第では、もうひと伸びありそう。ヌーヴォは中1週で金鯱賞へ行くみたい。プロディガルサンが出る予定なので、厄介はやめてくれ(笑)。その兄になるリアルスティール。見せ場もなかったし、これは凡走だね。ドバイ行くのかな。
　弥生賞。ブレスジャーニー登録したね。まあ一応という感じなのかな。これだけの馬だから、少しでも納得できなければ出ないだろう。　実績からはカデナとコマノインパルスか。カデナは4戦2勝2着2回。初戦は写真の負けで、百日草はAミヤビに負けたもの。勝った2戦はそれなりに強かったし、血統構成からも精度の高い馬と思う。　コマノインパルスは3戦2勝。負けたのはレイデオロ1頭で、こちらも実績上位。　グローブシアターはご存知の血統馬。馬体はすぐ上のリオンディーズと違い、迫力は劣るものの品では勝っているか(笑)。今回乗る川田の騎乗がハマれば一気の浮上もある。　2連勝のダイワキャグニー。共に5番人気、6番人気での勝利とやや地味感はあるけど、逆にいえば結構なメンツ相手に勝っているということ。元々筋の通った血統だし、北村宏も晩年になってきてもうひと花咲かせたいところか。　どうも歯がゆいダンビュライトだが、能力そのものは重賞勝ってもおかしくないと思う。少なくともこれまでの対戦系譜では劣らない。　まあ優勝候補としてはこの5頭だろうね。
　さてチューリップ賞。ソウルスターリングは順調のひと言。むしろやや加減しながら使ってきたので、馬自体はようやくこなれてきている。競馬だからやってみなければだが、少なくともこの馬自身は上がってきていると思う。　リスグラシューも相当な能力。フローレスを突き離したアルテミスに、大外枠から直線しっかり伸びたJF。例年のレベルなら勝って当然の存在。体重増やしたいところかな。　体重といえばミリッサ。前走が410k。持って生まれたものは仕方ないし、姉も小さいわけで、さほど心配はないけど、シンハライトのような質実があるかだね。騎乗が物議を呼んだ前走は、たしかに仕掛け遅れと見えなくもない。ならば福永に委ねるファンも多いだろう。　大勢はこの3頭の争い。他の馬は良くて3着までという感じ。　10何年間も云い続けているが、チューリップ賞の賞金安すぎるやろ。来週の千四フィリーズの方が4割以上も高い。　ヴゼットジョリー中1週で出たら(笑)。　
　

東京マラソンに負けるな! 中山・阪神疾駆せよ!!

東京マラソンやってる。体を動かすのはいいことだ。　アーリントンCをペルシアンナイトが圧勝した。　どうやら皐月賞へ向う模様。　これに府中で完勝したソウルスターリングには追い風となる。　先週見た某サイトのチューリップ賞オッズでは、リスグラシューの方を1番人気にしていたが、まあそれはないな(笑)。結果は別に1番人気はソウルスターリングだ。
　さて中山記念。今年は大阪杯がG1となり、JRAとしても豪華なメンバーにしたいところ。ここも楽しみな顔ぶれではある。無難に行くならアンビシャスだろう。昨年は、この中山記念をドゥラメンテのクビ2着。しかも出遅れてだ。そして大阪杯ではキタサンブラックを撃破しての優勝と、限りなくG1に近い馬。陣営は展開だけ、みたいなことを云ってるが、この馬に5回乗って連対百%のルメールなら心配もないか。　それでも配当を狙うならツクバアズマオー。OP特別→G3→G2という期待は虫が良すぎる感じだけど、確実に馬は上昇している。若いころは気性面にやや不安定さがあったけど、5才の昨年から着実に是正されてきた。吉田豊の手綱では12戦して10回馬券圏内と、手に入れているね。まずは7-8からの3連複かな。当然リアルにネオ、あとはヴィブロス、ヌーヴォ。4点になるが、一番つかない4-7-8でも9倍だったから、充分行けるね。　あとはツクバから馬連を少し遊ぶかな。。
　ブラッドストーン。ハナ切りたい馬が何頭かいるね。基本差し馬を狙いたい。そういえば昨日の総武S。珍しく逃げ馬に本命打ったが、見事モンドクラッセ逃げ切ってくれた。ここは柴田大のゲマインシャフト。そんなに切れるという馬ではないけど、流れに乗って行ければパワー差しで馬券圏内突入だ。　ナリタ、ドラゴン、リュクサン、ステインライク、アトランタに、ヒカリ、スズカ、クワドと流しになっちゃうな。
　冨里特別。井上、嘉藤、柴山あたりの先行に、ミルコのキンショーが続く感じかな。千八で展開不問とはいえ、やや差し有利とみた。フォーワードカフェ、サトノスティングにチャンスという感じだが、思い切って狙えばサーストンコラルド。ゲッ、吉田豊だ(笑)。寸足らずのレースが続いているけど、どちらかといえば中山向きで、久しぶりの千八で健闘できないかな。当然3連・ワイドが主体だろうな。先の2頭にショウナン、キンショー、パワーまで。
　最終。ここは行けば行ける馬が多いね。シンプルに直線一変を期待して大穴デジタルフラッシュ。札幌でも追いこんでこれる脚はあるし、今年3走目で石川もそろそろ手に入れた筈。問題は集中力を切らす時がある点。ただ能力的には人気なさ過ぎと思う。　同じくデジタル産駒のダンディーレイ。思ったほどは印重くないね。これならデジタル産駒の2本軸でも行けるかな。　アルカサル、エネスク、ディアグリにアポロ。さらにトウカイ、マイネル、ワイルドまで。
　阪急杯。シュウジ一辺倒だね。逆らうこともなさそうだが、攻めればブラヴィッシモ。去年の3着を思い出すなァ。一瞬の脚で勝負するタイプだけど、初騎乗の武豊。名人芸でも見せてもらいますか。同様に去年4着のミッキーラブソング。秋から良化がスローだったけど、今回は動けそうな気配。四位がどう乗るかのロサ、ムーンにヒルノまで。3と8からダブル流しにするかな。当然3-7,7-8を厚くしないとね。
　伊丹。連続2着のテイエムが人気。私はナムラアラシから入りたい。なんといっても幸が乗ってからはすべて人気以上の走り。気性難で大成できない馬だったが、阪神で幸ならいい勝負できそうだ。テイエムとサージェント、マインが有力で、ワンダーとタガノを加える程度かな。
　小倉の関門橋はアカネイロ。明確な理由…好きだから(笑)。北村友は今日ハードワークだが、どうせならメインも行っちゃおう。
　来週は弥生賞・チューリップ賞。また云うよ、チューリップの賞金安すぎるやろ(笑)。
　

春の予感…、開催初日でも行っとく?

チューリップ賞の1週前追い切り。ソウルスターリングは藤沢だから字面は地味だけど、この厩舎にしてはしっかり乗ってる印象。リスグラシューは速い時計でデモった感じかな。
　今日は開催変り。中山の5Rにはディーマジェスティ、6Rにはエリティエールと「応援馬」が出走する。7Rに出るレッドジェノヴァも個人的に応援している馬。母のコロンバスサークルが好きだったんでね。　あとデビュー戦でファンディーナの2着だったブルークランズが、阪神の4Rで2戦目。まあ2着といっても大差だったからね(笑)。そして私がハービンジャーに賭けた思いを断念する「戦犯」的な存在であったクローディオが小倉の9R、サンマルティンが阪神の尼崎に出る。　なんか騒がしい1日になりそうだ。
　アーリントンC。ペルシアンナイトが人気。ここで重賞を勝てば、来週のソウルスターリングには追い風になるね。おっと、父ハービンジャー(笑)。間違いなくいいレースになりそうだが、馬券的に狙うなら牝馬のヴゼットジョリー。休み明けで追い切り遅れは?だけど、基本的に振り向きざまのタイプとは思う。新馬以来の川田も面白い。ここは紅一点なので、負けたら中1週でフィリーズレビュー行っちゃえ。　ミラアイ、レッド、ナンヨー、ディバインが争覇圏。キョウヘイは二番あるかどうか。57kだしね。
　最終は大穴でテイエムテツジン。ひと頃の勢いがないけど、ここは何気に流れが向きそう。正直掲示板までという気はするけど、なんとか確定版へ。ロイヤル、オウケン、サウスが有力で、エンクエン、マイネル、ビスカリアまでかな。
　総武S。先行馬を本命にすることが少ない私だが、ここはモンドクラッセから。近走の字面と58kを考えると全幅の信頼は?だけど、デジタル産駒で大型馬だし先手の取り方だけだな。ここ3走は正直レベルの高いレースだったし、着順は別に健闘はしていると思う。ここならだね。　バスター、リーゼント、ディアデルが有力で、ピオネロ、スミトモ、センチュリまで。
　アクアマリン。苦手なカテゴリーだが、叩いて遠征の蛯名と、なんとなく匂うプレイズエターナルから。前走は久々もあったが、馬場もね。開幕週の中山を意識してね速目に流れてくれれば、ここは見せ場以上の期待。　人気も割れてるし、印付いてる馬に流す感じかな。
　水仙賞。二二であまり行く馬もいない。積極的な騎乗を期待してフォーリーのサトノクロニクル◎。とりあえず底を見せていないし、デビュー戦で僅差先着のプラチナムバレットは500万でもいいとこ見せた。ムーンザ、ワンダー、スパークルの3頭が相手。イブキにやられたら諦める。
　最終。ひと息後を叩いて中1週で遠征してきたアレット。ややカンフル的な感じだが、状態自体はアップしている。石橋はラジオ福島以来だが、悪いレースではなかった。決め手は一息の馬だけど、パワーは上位。外から流れに乗っての流れ込み。　マイネル、ビービー、タケル、セクシーが相手で、ノホリと穴はウィズエモーション。
　開催初日にしてはヤル気マンマンになってしまったが、春の予感を感じるせいか。　ん、気取ってる場合じゃない、ごもっとも。

ファンディーナがもたらす流れ。

まずはお約束のファンディーナ。早くもフラワーC出走が決まった模様。中3週で千八だから、これはGOし易いだろうね。つばきも実質真剣に走ったのは1ハロンだけだしな。
　これでフラワーCも手頃な頭数になりそうだね(笑)。問題はその後だ。桜花賞へ行くなら、輸送した後の中2週と、やや強行軍。多分レースが終ってから改めて次走が決まるものと思う。普通に楽勝なら、桜へ行くんじゃないかな。もしスルーなら、フローラS→オークスということになりそう。まあ皐月賞、ダービーでも勝負になりそうな気はするが。
　しかし、ファンディーナがすべてを引っくり返す可能性があるだけに、チューリップ賞も真剣味が違ってくるよ。ソウルスターリングといえどもキッチリ勝ちに行くだろうし、リベンジに燃えるリスグラシューや、権利が確定してない良血馬もより必死になるな。　更にそれより賞金の高いフィリーズレビューなんて、もうほとんど「本番」だろう。千四だから大物感のある牝馬は少ないし、賞金は桜花賞の2着より大幅に高い。
　今週は中山記念。アンビシャス、リアルスティール、ツクバアズマオー、ヌーヴォレコルト、ネオリアリズム、ロゴタイプとまずまずのメンバーか。　ヌーヴォの岩田は、フラワーで再びファンディーナの騎乗が約束され、これは張り切る材料だね。
　アーリントンはシンザンを走ったキョウヘイ、ペルシアンナイトに、ディバインコード、ミラアイトーン、牝馬のヴゼットジョリー。　ペルシアンが勝てばソウルスターリングの評価が上がるし、ヴゼットジョリーはこの後中1週でフィリーズレビューも使った方がいいんじゃない。阪神JFのメンバーより遥かに強力な桜舞台になるから。
　サトノダイヤモンドが栗東へ戻ってきた。阪神大賞典は確勝だろうな。ついでに凱旋門だけど、質量豊富といわれる3才牝馬陣。やはり秋の凱旋門挑戦を見たいね。現時点で候補となると、ソウルスターリング、リスグラシュー、アドマイヤミヤビ、ファンディーナ、ホウオウパフュームの5頭かな。それぞれ牝馬としては圧力のあるレースをしているし、可能性として楽しみにしたいね。