さてさて大晦日というわけで、今年もいろんなレースを見たなァ。 そこであくまで私が選んだベストレースを。 全部を対象にしたらキリがないので、重賞レースということで。
1 有馬記念 2 ジャパンC 3 天皇賞・秋 4 オークス 5 安田記念 6 神戸新聞杯 7 桜花賞 8 フェブラリーS 9 チューリップ賞 10 ローズS
ま、個人的な事情も加わってはいるけど、どれもいいレースだった。 1位はJCでもいいのだろうけど、有馬でのブエナの切なすぎる走りを見たら、私としては仕方ない。
ブエナビスタが類稀なる能力と、勝負根性を持っていることは疑いないが、こうなってくると、来年果たして勝てるのか、という気もしている。 レースの数自体もそんなには使わないだろうし、とにかく1着のシーンが見たい。 ほんとに健気な馬である。
秋天はカンパニー自信の本命で、私としては大勝だった。 もうひとつスリーロールス本命でヒットだった菊花賞は、どうもレースのレベル自体は、ね。 まあ11位ってことにしておくか。 それと番外では青葉賞。 アプレザンレーヴは菊花賞組より強いよ、多分。 それにしても悔恨のダービーだった。 あんな突然の大豪雨さえなければ…。 フットワークが誰より大きくて、開き気味のアプちゃんにとっては最悪だった。 おまけに内田が田んぼの中を、外へ大きく回して来ちゃうし、それでも18頭中、掲示板に載ったのは凄い能力。 まさかリタイアしてしまうとは…。 そういえば妹のレーヴドリアンが勝ったね。 正直アプレザンほどの大物感は? だけど、頑張ってほしい。スペシャルウィークだったかな。
ま、最後にグチを聞いてもらったところで、今年の締めとしたい。 皆さん、どうかお変わりなく、新年を迎えて下さい。
私はソリタリーキングの2戦目(1/11予定)を楽しみにして、年を跨ぎます。 ではでは。
東京大賞典は一応丸く収まったというところか。 ペースがね。ちょっと遅かったよなァ。 内田はよく我慢したね。 普通ならもう少し早めに仕掛けてもいいのだが、結構自信あったのかな。
ヴァーミリアンも正攻法というか、強い馬のレースはした。 あれで負けたのは、正直やや衰えはあるのだろう。
私が期待したセレン。 JRA勢を相手に全国的に無名に近い馬が、一応勝負になっただけ健闘なんだけど、流れがなァ。 もう少し前が激しくなってくれたら、アッと云わせたかもよ。 あんな緩いペースでの追い込みは、本命付けた私としても仕方ない。 でも能力あるでしょ。
ではこれから競輪グランプリに突撃であります。
どうやらディープデザイアが骨折したらしいね。 これはちょっと問題じゃないかな。 阪神JFを結局は見送って、2月のエルフィンまで使わない、と云いつつずっと栗東で坂路とか調教を続けていたわけだよね。 普通なら阪神JF回避を決めた時点(多分11月下旬ぐらいか)で、短期放牧に出すだろう。 年明けに戻ってきてもエルフィンには充分間に合う。
競馬ファンの間でも、この調教を続けている状況に、違和感を語っていた人は結構いた。 まあ馬主さんや調教師の考えもあるのだろうけど、結果がこれでは「人災」的な印象は拭えないね。 もちろん放牧してたって骨折した可能性はあるけれど、ちょっとやりきれないよ。 牡馬はルーラーシップを始め、クラシックへ乗ってきそうな馬が続々出てきているのに、牝馬はどうもツボミのまま、という馬が目に付く。 アパパネは強いけど、ブエナやウオッカほどではないし、距離も万全とは云えない。 ディープデザイアには本当に期待していたので、結構ショックだよ。
有馬のブエナと、全日本フィギュアの鈴木と、魂を削るような2つの生き様を見て、ちょっと虚脱感。
皆さんも書いているだろうミエミエの東京大賞典。 今回は少し前から決めていた。 セレンである。 多分勝てないだろうとは思うけど、ブエナのように魂を感じさせる馬なんだよね。 鞍上は大ベテランの石崎隆之だが、今日はこれのみの騎乗か。 ちょっと寒い日のようなので、馬よりジョッキーの方が心配? せいぜい体をうまくウォームアップしといてもらおう。
相手はヴァーミリアン。 JCDはいかにも負けすぎ。 今回は好位からキッチリとした競馬を仕掛けてくると思われる。 ゴールデンチケットはそのJCDで株を上げた。何しろ差してきての3着。 今回は本来の先行力を活かすだろうが、キャパの広がりは心強いところか。
サクセスは大外だけに、ゲート次第で2通りのレースが考えられる。 まあ大井だし、そんなにゆったりとは構えられないけどね。 独特の質実剛健なアピールなるかな。 あとは逃げると思われるフリオーソが押さえになるね。
まあ有馬のような織り成した感動は難しいけど、好レースであってほしい。
有馬記念は激闘であった。 ただでさえ速目の流れを、一歩前に仕掛ける馬もいて、結果的には後方待機組に利があったね。 レース前から私が云っていたことだけど。
ブエナビスタは枠もあったし、ノリもやや踏み加減のレース。 ただ厳しい中では、うまく乗ったと思うよ。 全体の流れが味方しなかっただけだ。 結局上位4頭の内、エア、ドリジャニ、フォゲと、前半ケツからの3頭が来ている。 そういう意味では典型的な追い込み競馬。 ブエナはエリ女では前の2頭に別のレースをされて負け、今度は結果的に前目がアダになった。 どうにも運がない。 でもドリジャニに一気に交わされてから、離されずにゴールまで喰らい付いていった。 3才牝馬というのを考えても、凄い勝負根性だね。
ドリジャニは池添が馬を信頼して、安定した騎乗だった。 トールポピーのオークスとは大違いだな。 これで上下半期ともグランプリ制覇。 小柄な馬体だけに、その切れ味は尚更鮮烈な印象を残す馬だ。
私エアシェイディ3着のおかげで、なんとかプラスにはなったけど、配当おかしくない? エアとドリジャニの6-9のワイドが、たったの830円なんだよね。 馬連では多分50倍ぐらい付いてたと思うので、普通ならワイドで16~17倍は付くところ。 ブエナとの2-6も1400円だし、なんか当てて損した気分。 エアシェイディが来て、いくらワイドとはいえ 8倍はないっしょ。
イコピコは、それこそエアシェイディのようなレースをしてほしかった。 まあその内に神戸新聞の再現をするとは思うけどね。
JRA最後の週。 なんだか土日ともに予想は好調で、中山の最終も、阪神の正真正銘のラストも、見事に的中。 この勢いで競輪グランプリへ突入か!?
ホープフルSを勝ったアリゼオ強いね。 ルメールが下手乗ったのに、押し切っちまった。 これは大物っぽいよ。 アリゼオ、ヒルノダムール、ミカエルビスティーと、この新馬戦も語り継がれるか。
そういゃあ、競輪グランプリの前に東京大賞典でした。 久しぶりに大井に人が溢れるか。
今年のレースシーンを思い返すと、やはりウオッカとブエナビスタの、なんというか生き様みたいなものが、強く印象に残る。 どっちも牝馬だね。 特にブエナビスタを見ていると、サラブレッドの持つ 「走る宿命」 みたいなものを感じる。 健気過ぎるよなァ。 とにかくご苦労様と云ってあげたい。