大晦日、反省と、反省と、何かある。

　大晦日、何とか走りたどり着いた感じか。今日も高知、水沢、園田、そしてTCKなど馬は走っておる。昨日の東京シンデレラマイルはふれなかったが、この程度のメンバーならメモリーコウで通用するだろうと思って、複は堅いのではと信じたが、なんと170円の配当。新聞だけ見たら、前走福島11着、その前阪神15着。今は誰でも容易に色んな情報を得ることができるもんな。仕方ないのか。
　ラストは東京2歳優駿牝馬。こちらも比較換算が難しいが、2歳だけに尚更の部分もある。私はレディーアーサーを本命に。パイロXクロフネ。500kの馬体でスピード勝負ではない。まあ底力タイプだろう。ホッカイドウでは服部茂が乗ってたよう。トップJだよね。今年は2位かな。この一番で笹川翼を乗せてきた。南関リーディング2位。大井のジヨッキーでは1位の腕達者だ。それなりの成算あっての起用は間違いない。今回は北の所属でだが、いずれは南関へ移籍してくるんじゃないかな。いい走りをしたい。プラチナプライド、ヒストリックノヴァ、スピーディキックの3頭が相手。クールフォルテとコーミズアムールに一応△はつけたが。
　競輪GPは残念ながらやや凡戦となった。各レーサーが緊張なのか普段の走りが出来ていない。機関車の吉田拓も番手で平原を導く宿口も、清水に至っては発進しても車が前に出て行かない。単騎の古性にとってアッけないほどの楽勝。期待した郡司は勝負どころで最悪の形。古性に清水が追いつく前に古性が出て行けば、すんなりその後ろを追走出来て、直線はおそらく二人の世界だったろう。被ったため郡司も松浦をどかす手間で後れをとった。でもね。あれで郡司3着だよ。中野浩一も云っていたが「郡司くんはさすがですね」あの形で3着。もう一回やれば…郡司は必ず…ウッ、虚しい(笑)。でも郡司を本命にしたのは正解だったと思っている。
　来年の話だが、養成所を早期卒業で1月にデビューする中野慎詞と太田海也。楽しみだ。中野はすでにナショナルチームに所属。太田はボート部で鍛えてから自転車へ。パリを目指す中野と、記録会のデータでは中野を凌駕する太田。怪物かもしれない。期待したい。
　不破聖衣来も凄かったね。タイムも去ることながら、走法が全く違う。息遣いが聞こえてこない。大変な逸材だろう。パリは1万mで、その次にマラソンというアウトラインのようだが、もうマラソンやっちゃえばいいのに(笑)。まあ外野は色々云うわな。
　今年は例年にも増して悪い年だったけど、来年の目算も立ちませぬ。とはいえ皆さんとりあえず良いお年を。ありがとうございました。

オメガV4の尊さ。

 東京大賞典はオメガパフュームが前馬未踏の4連覇。4角から直線向いて接触から大きく外へ振られたけど、勢いついての脚は怯むところもなかった。義を見てせざるは勇無きなり。ミルコの仕掛けも躊躇がなかった。信頼関係という無形の財産を見た気がする。何にしてもオメガの野性味ある闘争本能は忘れられないね。私が期待したウェスタールンドは3着。7番人気なら健闘に違いない。これもまた悔いなし。
　さて競輪GP。昨日のヤングGPは私が期待した小原佑太の優勝。まんまと展開が向いたけど、脚はある男。競技と競輪の二刀流だが、束の間喜びに浸ってほしい。
　競輪GPはもう利己的で構わない。私は郡司に期待する。来年のGPは神奈川・平塚開催だが、ひと足先に神奈川のエースに踏ん張ってもらおう。当然佐藤とのラインに、平原・松浦・古性と絡ませたい。平原-佐藤も押さえたいね。
　それでは、いざ行かん。

ホープフル・ヨコタケが乗れば…。

 ホープフルSは世の中の術を見せつける形でゴールインした。GPでクロノジェネシスとの対決を制して優勝したエフフォーリアとヨコタケ。そして中1日でヨコタケはクロノと同厩馬のキラーアビリティに騎乗。見事に乗りこなしてのV。こういう流れは取りも直さずヨコタケがJRAの顔になりつつあるシーンだ。来年はルメとはいわないが、川田、松山との「2位」争いになりそうな雰囲気。
　キラーアビリティは2戦目の圧勝で一躍注目されたが、前走勝ちはぐったことで2番人気。まあ諸々の兼ね合いをスルーすれば、やはり本命はこの馬で正解の筈。DI産駒で動き易い馬体。来年の活躍も当然だが、気性面は一抹の不安もある。その辺りは調教やローテなどを含めて陣営の腕の見せ所となりそう。　ジャスティンパレスも素質の高さを表現した。同じくDI産駒で更にコンパクトな馬体だが、底力は充分にある。来年はルメに戻るかわからないが、レースの幅を広げただけに、戴冠のチャンスもなしとは。　コマンドラインはスタート悪かったが、やはり推進力に物足りなさがある。春のPOG本などでもコレ1の評価だったが、コンドコマンドの幻想は戒めたい。それにしてもキラーアビリティのレースぶりは、まるでエフフォーリアという感じだった。
今日は東京大賞典。オメガパフュームが4連覇に挑む。前走を叩いて確率は高そうだが、私はウェスタールンドを応援する。元々割と好きな馬だけど、ノンコ共々9才馬。昔なら10才(出たー）。前走浦和はないこととして、まだまだ末脚は健在。ロングスパートも見え隠れする馬だけど、流れてくれれば三分三厘からでも勝負になるか。単複・オメガとの馬複・ワイドかな。
　昨日の競輪ガールズGP。さすがの児玉もやや慢心のレースだった。打鐘で小林優香が行ったとこで、ある程度追い上げるべきだった。あそこで見たことで「運」を逃した。真備渾身の捲り追い込みは見事だった。　今日はヤングGP。脚は上の山口拳矢。落車後の体調が憂慮される。本人の弱気発言の信憑性如何に。町田が逃げるだろうが、単騎の山口、寺崎、伊藤は思い切り次第。穴は小原佑太の瞬発力。
　

ホープフルS・JRAお疲れさん。恨みは云うまい。

 JRA最終日だが、TCKもやっている。競輪もGPシリーズが今日から。栄華を極めるボートは、クイーンズクライマックスという美味しそうなものを(笑)。どうも年末というと、レースギャンブルと格闘技という色合いがすり込まれている感じだね。
　さて終わり良ければ…、ホープフルS。このままでは終われないルメ様。もう庇い切れん(笑)。コマンドラインの母コンドコマンドは、女子大生になったぐらいで来日。アルジャンナを産んで母になった。私も大きな期待を賭けていて、「仲間内」では1位でサラッと獲られたが、次のトレデマンドは獲得できた。しかし、期待が大きかった分、落胆もハンパないという現状。コマンドラインは今のところ汚してないけど、まだ2戦。しかも前走サウジは物足りない内容。今回勝たれたら、私はトコトン勘違い男という誹りを甘んじよう。　で、本命はサトノヘリオス、そしてフィデル。つまり友道の2頭。サトノはGⅠ戦にしては調教軽すぎるが、まあ中1週に毛が生えた程度の間隔だからね。岩田望はキラーアビリティもいるが、こっちに乗る以上それなりの気合いは入っている筈。エピファ産駒と勢い上々だ。　フィデルは京都2才が3着。差はなかったけど、一応ややトーンダウン。当時は1人気のトゥデイイズザデイに少し不利。3人気のキャンデセントは全くまともに走れず、福永が到頭一度も追わずに回ってきただけ。そういう中での3着は正直物足りない。ただハーツ産駒で、母方も素晴らしい血統馬。やや力んだ前走を川田が修正できれば。追い切りはサトノと併せての軽めだが、1週前に時計出してる。　キラーアビリティも充分勝機はある。斉藤崇厩舎(笑)。ヨコタケが乗ってきた。世の中は回っているのだね。騎乗停止を重く受け止めたヨコタケが、日々これ精進と清く正しく持ってくるか。ジャスティンパレスも連勝でクリス。数字的なインパクトはなくても、勝負強いというか完成度は感じる。そしてコマンドライン。ルメは強気だが(いつもか)二千がいい方に向けばという期待はあるのだろうが。　　あとはラーグルフ、マテンロウレオが小さい△。
　ペテルギウス。一発狙ってメイショウダジン、と思ったら朝の時点では結構売れてる。ホワイ? 太秦の大敗で盲点と思ったのだが…。まあ本命で行く。有馬は哀しい追い上げに終わった幸ちゃんを応援する気持ちも。　ショウナンナデシコ、スウィープザボード、ホウオウトゥルースへ。押さえはサンダーブリッツ、ゲンパチルシファー、ブラックアーメット。
　さあ毎度の今年度JRA最終レース。ファイナルSだ。当てたいが、結構ムズイ感じだね。内からスーパーが逃げたいところ。外からジュビリーあたりが勢いつけて…。エエイ、もう団野にするか。悩んだ今年も最後のVジョッキーになれば、来年はイイことあるだろ。グレイトゲイナーはある程度行く脚もあるし、追い切りは超絶だな。好位をマークできれば見せ場はある筈。　ショウナンバニラ、コスモカルナック、キャッチミーアップに、カワキタアジンへ。押さえは前の残りでスーパーウーパーとジュビリーヘッド。
　私は競輪GPシリーズへ。ほんとは本場の静岡行きたいけどな。まあだいぶ手前のレース場でシコシコ買うか。それでもネットよりは臨場感ある。どうやったって、私はステラヴェローチェのような運命なのだろう。突き抜けてェー!!

喜びより頭を下げたヨコタケ。明日への若き炎(ほむら)。

 ヨコタケの胸中は我々が思う以上に複雑だった。昨日の今日、ましてや騎乗停止の馬と、有馬快勝の馬が兄弟という因果のインパクト。GPを締めくくった喜びより、未熟な自分を戒めた。それは明日を見つめている人間のスタンスだ。
　本来なら積極策も有り得たエフフォーリアだが、序盤から世を忍ぶような静かなレース。むしろクロノジェネシスの方が前。ヨコタケは細心の注意を払ったような騎乗。ルメも面食らったか。人気の2頭はこの世の生き様を凝縮したような戦い。それにしてもエフフォーリアの剛健な強さは立派だ。ダービーは正直云って完璧なレースではなく、勝ち運がなかったことは明白。誤解を恐れず云うなら、もう一度あの条件でやれば、エフフォーリアが勝った可能性は高い。むしろあれでシャフリヤールにハナ差というのは凄い。実質負け知らずという評価も無理ではない筈。エピファネイアXハーツクライ。剛健な強さは説得力を持ってくるね。　クロノジェネシスは無念の一言だが、ルメの騎乗によって、緻密なレースはできたが、持ち味の奔放さは発揮できなかった。GPのラストランというのをルメも意識しすぎたかな。小さなサイド話として、最後を飾れなかった斉藤崇師。阪神の最終、この日の最後のレースをエルカスティージョで勝つ。厩舎所属で凱旋門にも行った団野大成でだ。急にレベルダウンの話で失礼。　ディープボンドは頑張ったな。内を走っていたが、直線向いて少し持ち出してからの脚は凄みあった。そしてステラヴェローチェ。ゲート開いて少し遅れた。ウッ、ミルコはスタート下手だった、と思い出した(笑)。それでもあとは大きな不利もなく、現状の力は出し切ったか。決して弱かない。阪神大賞典→天皇賞でGⅠ制覇の報を待ちたい。
　明日も競馬がある。大井にとっては邪魔だよなァ(笑)。まして今日前売をする。ホープフル…ルメ様到頭最後になっちゃったよ。コマンドライン、どうだろうね。サウジは決して高い点はつけられないレースだった。キラーアビリティはヨコタケ。返す刀で…あるかな。サトノの意地も不気味だし、ジャスティンもこれだけ持ち馬が増えてくれば、大仕事やる馬が出てもね。武ちゃんで話題になりそうなアスクワイルドモア。ま、明日からは競輪もあるしね(笑)。