アンカツの騎乗停止問題は、もうすぐ結論が出そうだね。 私も昨日の昼ごろ知った時は、エッて感じだったけど、まあ不可避のレベルのことではないし、多分「普通」の判断になるものと思う。
中には高田を乗せて「ハンデ戦」にした方が面白い、という声もあったが、クラシックだしね。 特にこの馬の場合は、仮に桜花賞を勝ったとしても、さらにその上を求められる存在になっている。
華やかな舞台というのは、観戦するにもひとつの筋道はほしい。 上位拮抗もいいし、大乱戦も楽しみはあるが、そういった仕組みがないのなら、徹底して強い馬を見たい、という本質的な欲求が満たされれば、それはそれひとつの舞台として成立する。
チューリップで一見苦戦したブエナにとって、本番は条件が良くなるばかり。 サクラの逃げが再び要注意かと思ったら、東からは、逃げ切りで権利を取った馬が出現。 これが本番でも徹底してハナを主張しそうな気配。 サクラは競り合うのか、番手に下げるのか、どっちにしろブエナにとっては悪い材料ではない。 ダノンもツーデイズもレッドも、当然勝つための努力はしてくるが、ある程度前半のペースが上がってくれれば、普通に外を回してもブエナの脚なら突き抜けてくる。 早くも単勝1.1倍などという声も出ているが、それはそれ特別なレースになりそうである。
前走後の調整がちょっと緩いような気がしていたが、今回のアンカツの一件で、陣営の士気が改めて強まるような気もする。 あと１２日だ。
桜花賞の登録馬見たけど、正直楽なメンバーになったね。 ブエナの対抗馬は、ダノン、レッド、サクラ、ワンカラ、ツーデイズ、ジェルあたりだろうけど、胸を張って桜花賞を獲る、というほどの雰囲気はない。 むしろ９００万組に光る馬が何頭かいる。 ま、勝ち上がりの失敗などは仕方ない。
私は今から相手をツーデイズノーチスと決めている。 レッドディザイアもチャンスはあると思うが、道中を考えると不安もあるよね。 ツーデイズの前走はほんと強かった。 どんなレースでも出来そうな感じで、今回はブエナを意識して、一歩早目に抜け出すイメージだ。 ブエナとの馬連、ワイドを中心に、３連複と３連単も行く。
おっと、まだ２週間先のレースだっちゅうのにね。 でも、こういうレースはほんと３連単があって良いよねェ。 あとはなんとしても良馬場で行われることを祈るのみかな。
アイアンルックはＮＨＫマイルだそうで、ブレイクランと共に盛り上げてくれそう。 それにしても今世代は皐月賞に拘らない向きが多い。 ロジユニヴァースに白旗という気もするけどね。
皐月賞はいよいよ荒れそうもない流れになってきた。 ロジが勝って、リーチとアンライの再戦２着決戦という感じか。
アプレザンはどうするかなァ。 府中はもう経験しているから、京都新聞杯という手もあるしね。 まあローテからすれば、やっぱり青葉がベストだとは思うけど。 仮に単純に順番を重視すれば、ヤマニンウイスカーやイネオレオを青葉にして、アプレザンは翌週のプリンシパルか京新杯という図式になる。 調教師としては贔屓目なしに、アプレザンに大望を描いているだろうから、今後の決定が注目される。
さて、高松宮とマーチは書いたけど、今日になって狙って見たいと思っているのは、千葉日報杯のオリエンタルヨーク。 そんなに穴ではないけど、結構割れているので、ちょっと行ってみたい。 相手はキョウエイストームとダブルヒーロー。 勿論ショウナンも買う。 あとはユキノハリケーンで一応４点に絞りたい。 正直まだ完調ではないかな、という気もするんだけど、この馬は将来性充分で、行く行くはオープンまで出世できるのでは、と思っている。 今回はブリンカー外すらしい。
まだアプレザンショックが残っているけど、明日の高松宮杯。 決断はファリダットにする。 この馬、 四位がソローっと乗って、直線だけみたいな競馬をしているが、中京の千二なればそれなり、なんというか本質的なスピードの絶対値で、なんとか結論を出してほしいと思う。 四位が先週アサクサキングスで勝っているので、そううまく行くか、との不安はあるけど、ドバイのウオッカを思って燃えると考えてしまおう。
スリープレスナイトをちょっと置いておけば、そんなに高いレベルとも云えないだろうしね。 相手はキンシャサ、ローレル、スリープレスとか思うけど、荒れそうな気もするし、ここは単３複７で行きたい。
もし当たったら（たとえ複でも） 中山マーチＳのボランタスにブチ込みたい。 単複とサトノコクオーとの馬連・ワイドで。 こっちはソコソコ付くと思うよ。
とりあえず頑張れカジノドライヴと云っておこう。 ここんとこワールドワイドな世の中だしね。
まあ勝負ごとにアヤは付き物だ。 ＷＢＣだって、ダルビッシュがあとひとりで点を入れられなければ、イチローの 「持っている」 もなかったわけで、今日のアプレザンレーヴはツキがなかったってことなんだろう。
私情を捨てて本命にしたアイアンルックは、一応期待に応えた形。 もう少し早めに動くかと思ったけど、小牧は相当自信あったのかな。 もっと派手に勝つような気もしたけど、スローで途中動く馬もいなくて、上がりだけの競馬。 しかも内の馬が残り易い馬場だし、勝っただけでも評価か。 今後は皐月賞へ行くのだろうね。 今日のような競馬では厳しいけどな。
ゴールデンチケットはうまく乗ったという感じ。 ハナから途中３番手に控えて、直線半ば抜け出す形だった。 今の阪神の馬場からしても最良のレースと思う。 元々ＰＯＧでは人気してた馬だし、前走の船橋もウォークオーバーって感じで、圧勝だった。 ん、船橋じゃ買い材料にはならないって？ おっしゃる通り。 だから必要以上の大穴になったわけ。 本来の素質からは付け過ぎかもよ。 やや恵まれたレースはたしかだけどね。
そしてアプレザン。 ゲート開いて、つんのめるような感じで、リバウンドの間に大きく遅れた。 内田としてもあんな後方からとは意図してなかったわけで、私見としては５～６番手に付けたのでは、と思う。 当然まったく違ったレースになった筈で、この馬が勝っていた可能性はかなり高かった。 前回府中戦のような感じで抜け出せば、アイアンルックの追い込みを押し切ってのゴールだったろう。 アイアンルックに本命付けたけど、ちょっと反省している。 やっぱりアプレザンの能力はハンパじゃないね。 今日は負荷の高いレースになってしまったので、反動も心配だけど、次は青葉なのかな。 同厩舎に手駒が豊富で、すでに青葉を使いそうな馬もいる。 ヤマニンウイスカーとかイネオレオとかね。 ま、プリンシパルや京都新聞杯もあるし、今後協議されるのだろう。 ただアプレザンとしては青葉がいいと思うよね。 皐月賞が終った後も、青葉、ＮＨＫマイル、プリンシパル、京都新聞と、各陣営のエントリーが注目される展開になりそうだ。
