札幌でオルフェーヴル火を噴くか。

新潟記念は好調馬に休み明けの実績馬がどう絡むか。楽しみなレースには違いないが、お気楽野郎たちにとっては札幌2才Sが注目となる。ここに新種牡馬オルフェーヴル産駒が2頭参戦予定。近年は例えばジャスタウェイ、モーリスのように、マイルから二千あたりで圧倒的なレースを披露したスーパーホースもいるが、なんといっても凱旋門賞2年連続銀メダルのオルフェーヴル。ディープインパクト以降の最高傑作というレッテルも当然か。クリノクーニングは母がソコソコ活躍した馬だし、ロックディスタウンは上にOP級が複数いて精度は高い。共に初戦の内容も良く、ここで勝ち名乗りを受ければ、一躍オルフェーヴルに対する期待値はグンと上がる。考えてみればオルフェの初年度産駒は、結構肌馬にも恵まれている。実績を重ねれば相当な期待感があって当然。だが正直そこまでの熱い高まりはなかったよね。やはり暗黙の内に彼のオテンテンさをマイナス要素として考慮していたわけだ。初年度の産駒を血統だけで見ても、メートルダール、ハートレー、リルダヴァル、サトノアレス、シンハライト、ブエナビスタ、ブライトエンブレム、サトノダイヤモンド、ラルク、ヒットザターゲット、レーヴディソールの下などがいる。今後も走る馬は出てきそうだね。私も仲間内のPOGで、そういった可能性のある1頭母ゴールデンドックエーのシエラを持った。すでに山元トレセンまで来ているらしいので、何事もなければ京都デビューは間違いなさそうだ。上のアルバートドックとはタイプは違うだろうが、この母なら一発あっておかしくない。　とにかく土曜の札幌２才Sは注目だな。

WASJの悲喜こもごも。影の王者は…。

競馬は難しいね。反省と後悔の日々だ。　WASJは大逆転の結末。正直戸崎が優勝すると思っていたので、チョイと肩すかし。ダシルヴァはどちらかというと晩成ととれる。すでに42才だが、近年のカナダでの実績は素晴らしく、文句なしにトップジョッキーの存在。それなりに納得しとこう。　ただ本当はモレイラの優勝も充分あった。第1戦のクラウンアイリスで、ゴールから逆算する騎乗でこれは来るぞ、と思っていたら、直線半ば大きな不利で、一瞬馬を止めるほど。結果7着だったが、それで3着馬とは0.1差。どうみたって最悪3着、勝ち目まであった。仮に最悪の3着としても15点、7着の6点とは9点差。モレイラは合計53点となり楽々優勝だった。勿論レースだからタラレバはきりがないけど、あのクラウンアイリスが一番大きなアンラッキーだった。勝機もあっただけにね。でも昨日も4勝したモレイラ。その存在感は相変わらずで、ミルコ・ルメールと比べても独特の持ってきかたで、正にマジックマン。モレイラがいると競馬が楽しい。繰り言になるけど、まだモレイラが日本でそれほど大きくは認知されてなかった頃から、私は才能を買っていた。その後日本でも世界でも大活躍でほんと嬉しい。　ほんとは君が優勝だったことを、少なくても私は知ってるぞ。
　キーンランドはエポワスだったが、痛恨はフミノムーン。勝浦も立ち回りが…。と語ったらしいが、仕掛けるタイミングと、4角から戸崎のモンドキャンノが外にモタレ加減。その後ろにいたフミノムーンは必要以上に外々を回らされた。それでも直線半ばから鋭い脚を使ったが、結果4着。上位3頭とは差も少なかっただけに痛恨。11番人気という低評価で、本命にした私はシメシメと皮算用していたのだが…。
　新潟2才Sはフロンティア。ただスローの前残り。これだけで序列とは。テンクウは結構いい根性してるね。ヨハネスブルグ産駒が健闘しているが、プレトリアも今回は6月10日以来でプラス14k。テンションも高かったし、今後の変わり身に期待か。
　今週は夏競馬のゴール。今年のサマーシーズンはあまり良くなかった。秋恋しい(笑)。
　
　

新潟・札幌盛り沢山。WASJは熾烈…。

　昨日は裏目に行って、予想だにしない大敗となってしまった。とにかく昨日は疲れた。もう今日は気力が…。
　新潟2才S。トップジョッキー不在で行われる。ならばむしろ重賞勝ってアレッという存在もありか。中谷シンデレラメイクの一発に期待しよう。デビュー戦は圧勝。ラップ的にも初戦としては特に柔いレースでもなく、それなりには評価したい。距離が延びるけどブリランテの仔は結構マイルがいい印象。それなりのラップを追って後続を引き離したレースは、かなりの持続力。新潟でも通用すると思いたい。　相手はフロンティア、ムスコローソ、プレトリアかな。続くのがテンクウ、コーディエライト、オーデットエールまでにする。
　朱鷺S。岩田と石橋が行きたいが、最内吉田隼に江田が強引に叩くシーンもなくはない。ということで津村サザナミの追い込みを軸にした。休養明けでも仕上がりは良さそうで、春雷の着外は不利だらけで気にしないでいい。　トウショウドラフタ、ワンスインナムーン、タガノブルクへ。押さえればムーンの2頭ぐらい。
　五頭連峰。先行馬もいるが、前へ詰めてレースをするタイプも結構いる。小兵ナンヨーアミーゴの追い込みが炸裂するか。善臣先生も気に入ってる馬だよ。　ショウナンアンセム、ベストアクターが強敵。穴っぽいのはペルソナリテ、ウイングチップ、メイショウオワラ。あとサトノグランも少し。
　WASJ第3戦。昨日の中野は惜しかったね。素晴らしい騎乗だった。ここはもうティーラウレアを応援しよう。二四で勝っての昇級千七は不利だが、元々500万を勝つのが遅かった馬で、能力自体はこのクラスでもやれそう。叩いて普通に上昇しているし、中野の仕掛けどころ次第ではチャンスも。ディープオーパス、ディアコンチェルト、メイショウバッハが有力で、ロックキャンディ、アナザーバージョン、ベストセラーアスクが続く。大穴はマカヴォイのハヤブサプリプリ。
　間になるがキーンランドC。結構迷ったが、叩いて良化気配のフミノムーンで好配当狙い。勝浦は4回乗って2勝している。展開も向いてくれそうだし、差はない筈。朝の時点では12番人気だったが、関係なく行きたい。　モンドキャンノ、ナックビーナス、ヒルノデイパローも仕掛けひとつでチャンスはある。ブランボヌール、ネロ、ソルヴェイグは仕掛けひとつでチャンスある。あとはシュウジ、エポワス。
　そしてWASJの最終戦。名ジョッキーの祭典なら、最後は日本国リーディングに飾ってもらおう。戸崎のエニグマバリエートだ。善戦マンの現況だが、叩き3走目でこの枠ならうまく脚をためられそう。戸崎頼むぞ。　ラディウス、オウケンブラック、ワイルドダンサーに、シャララ、ルグランフリソン、アドマイヤメテオまで。
　小倉日経。展開上も結構モツれそう。眼をつむってケントオー軸。掴みどころのない馬なんだけど、叩いて今回は状態アップ。千八は結果が出てないが、大敗した大阪城だって、大きな着順ほど着差はない。小牧の一発。　ベルーフ、サトノラーゼンは当然勝つチャンスあるし、パドルウィールも1枠をうまく活かせば。ダノンメジャーとサンライズタイセイまでかな。
　別府。上位拮抗か。オフクヒメにした。今回の追い切りは快走。夏馬の雰囲気もあるし、幸に戻ったのもいいね。　ディアエナ、ブラッククローバー、アイファープリティが強敵で、外ではキーナンバーとワンアフターが押さえになる。
　気力がない割には頑張ったぞ(笑)。　WASJは戸崎が有力かな。ルメール、モレイラの巻き返しも注目。中野の一発もあるかな。

WASJ決戦! タイトなせめぎ合い。

今日は24時間TVとやらもあるらしいし、なんとなく落ち着かない雰囲気。札幌のWASJは楽しみだね。　いきなり行っちゃうか。順番通りに10Rの第1戦から。千二だけど本来の脚質と乗り手の理解がどうかね。内からミルコ、真ん中からマカヴォイ、外からクラストゥスに田辺も。やはりモレイラのクラウンアイリスから入りたい。間に合わなかった前走も上がり最速。もうひと押しはモレイラマジックというお気楽予想だ。相手はパラダイスガーデン、マイネルパラディ、サルドナ。あとは6枠のキャンディバローズ、ラホヤビーチ。大穴はクウィリーのドゥモワゼル。
　11R第2戦。ここは2本軸で行きたい。クウィリー・サトノステイングと、ミルコのデルマサリーチャン。朝の前売では意外に売れてるけど、オッズ的にはなんとかなりそう。メイクアップ、エトルディーニュ、ケッカコウと内枠勢。人気のクロコスミアも押さえるが、ハマれば大穴はダイヤモンドダンスとベルニーニ。
　新潟BSN。ここも調子こいて2本軸。3枠のトラキチシャチョウとアルタイル。赤い帽子だけ見てりゃいい。行くのがマスクゾロとスズカリバーぐらい。こういう時は何かが早目に捲るケースも。センチュリオンあたりかなァ。とにかく単調なまま直線は勘弁だな。そのセンチュリオンにタガノゴールド、先手のマスクゾロへ。押さえはモズライジンとスリータイタン。
　稲妻。これはアースエンジェルで堅軸か。叩いて動きもいいし枠もいい。相手だけどイオラニとアペルトゥーラは仕方ない。配当的にはブライトチェリー、スペチアーレが面白い。あとはプレシャスエースだが。
　最終。再び2本軸。シゲルタイガーとブラディーリッパー。共に前走未勝利勝ち。それも連闘での勝利。普通は買いにくいが、末脚勝負が板についてきたシゲルに、ブラディーは勝つのが遅かったくらいの能力がある。札幌にトップジョッキー集結なら、吉田隼と岩田は強気になれる。相手はシャインサンデー、マイネルアニムス、プレイヤード。内枠だがショウナンアエラとネバーリグレットも押さえて、コリーナまでかな。
　小倉の釜山。ここは行く馬が多いな。もうナムラアラシの末脚を信じよう。小倉のコースは有利ではないが、実績上位だし展開的にも直線一気だ。　メイプルブラザー、アドマイヤランディを相手に、あとは先行残りを押さえる感じ。コパノアラジン、キングストーン、ヨシオ、ウエスタンパレード。
　西海。9頭しか出ないのにハービンジャー産駒が4頭。でも本命は最内のアルメリアブルームにした。久々で昇級戦と厳しいが、それ以上にまだ伸びる素材の良さに賭けたい。相手はハービンジャーの4頭へ。手抜きか(笑)。あとナリタピクシーも少し。
　ひまわり賞。今日一番堅そうなレグルドール。◎は仕方ない。中1週でも完成度は他馬と一線を画す存在だ。相手はキリシマアスカとショウナンタクト。押さえはニコルハイウェイにプリンセスブーケ。4点うまく配分だな。コウエイユキチャンにやられたら諦める。
　中野省吾はWASJ以外でも結構乗せてもらっている。こんなに彼を応援する人が多いとは。嬉しいけどね。
　

フランケルの色々…。

今週は番組も盛り沢山だ。それとWASJがこの時期に行われると、新潟2才Sのレベルが下がるような気もする。本来なら戸崎、内田、田辺などは参戦できるし、場合によってはミルコとルメールにオファーしたい馬も、なら他のレースを選択というケースもね。
　フランケル産駒のクラックスマンが凱旋門の有力馬に浮上したという。今週は土曜の新潟でフランケル産駒のシグナライズがデビューする。ここへきて評判も上がっているが、母のワイルドココはShirocco産駒で重賞3勝したトップ牝馬。ヴェルメイユ賞ではトレヴの2着とあれば、これはひょっとするかも。正直いうと私は見逃していた馬なんだが、もし気づいていれば少なくとも最終リストの中位ぐらいには入れてたと思う。その土曜のマイル戦はかなり面白そうなメンバー。注目しよう。そしてタニノフランケルは阪神開幕週の出陣もありそう。とにかくひとつ勝っとかないとね。ヘンリーバローズは余裕こいてるようだが(笑)。
　WASJの騎乗馬抽選。どうだろうね。中野省吾は微妙な顔ぶれ。ちょいと表彰台はきついか。今のところ優勝候補はルメールとしておくかな。そうそうフランケル関連の話が多いが、主戦ジョッキーだったトム・クウィリーも出場する。ソウルスターリングを始め、産駒の日本での活躍は嬉しいことだろう。