東京大賞典はローマンレジェンドが汚名挽回の一戦となった。 直線はいかにも岩田らしいレースだったね。 ワンダーアキュートは1番人気でチョイ心配もあったが、やはり勝ち運のない結果となってしまった。 ハタノの2着は内田の分かなァ。
今日は競輪グランプリだ。 しかし、あいにくの雨…。 発走の4:30頃は結構強く降っているかもしれない。 雨走路は先行有利というのはあるけど、これだけのメンバーなら逆に早目の巻き返し合戦もあるか。 武田の番手・長塚、深谷の番手・浅井が有利のような気はするが、モツれた際には、3番手の岡田の食い込みが穴かな。 さらに北の3番手を回る成田、とにかく踏み合いが長引けば、最後に切れ味のある成田が差し切るシーンもありそうだ。
それにしても一日雨というのは残念だよね。 京王閣には1万~1万3千人の入場が見込まれていたが、この天候で下方修正か。
さて競馬に戻って、来年のクラシック。 牡馬はエピファネイア、コディーノを中心にそれなりの布陣となりそうだが、牝馬はまだ混戦ムード。 阪神JFはやや凡戦だったし、万両ではオツウも負けた。 逆に云えばチャンスは大いにあるということで、これからデビューの馬にも注目かな。 期待していたアルテミスハート。 どうもスパッと仕上がってこないが、まあ徐々に時計は詰まってきた感じ。 年明け13日の千八でデビューの予定だが、実戦ではやっぱり凄かった! とならないものか。 福永が乗るのかと思っていたら、岩田になりそうな雰囲気。 仮に初戦ダメだったとしても、叩けば変わると信じたいね。 なにしろ彼女の場合、最初から目標はオークスなのだから。 牡馬は賞金権利争いが熾烈だけど、牝馬はとりあえずひとつ勝っていれば、フローラからの…でも間に合う。 まだまだ時間は充分にあるよ。
競馬が終了してから、来年5日までなんとなく手持無沙汰感はある。 でも、それは普段いかにレーススケジュールの波に乗らされているか、という証明でもあるよね。
豪華メンバーの500万下・万両賞は、人気上位馬が揃って敗退という結末だった。 馬券も荒れたけど、ただAオウジャは人気がなさ過ぎた感じ。 久々で盲点になったということか。 ノーブルコロネットは終始内の悪い馬場を走らされたのも響いたかな。 でも構築された内容と、一戦ごとに馬は良化している感じなので、桜への期待は持ち続けたいね。 フェアリーとか使わないかな。 そういえばNスポーツ紙の2才馬番付。 一応合議制で付けたらしいが、かなり主観が入っているよね。 相撲の番付は基本成績によって組まれるが、これは期待値や予測が加わっている。 だってオツウは牝馬の前頭5枚目にランクしているが、ノーブルコロネットは番付外だ。 新馬勝ち一戦で万両に出たのは同じで、ノーブル３着、オツウ4着だからね。 相撲ならオツウがノーブルの上へ組まれることはない。 まあ実質的にはなんの意味もない番付だから、どうでもいいんだけど、ちょっとイラッと(笑)
牡馬の方でも、未勝利を接戦で勝ったリヤンドファミユが前頭に入っている。 ホープフルSを勝ったサトノネプチューンより上だからなァ。 そこに出たカミノタサハラ(番付外)だって新馬勝ちの後、ホープフル3着だ。 実績としてはリヤンドよりはるかに上だろう。 ま、どうでもいいんだけど、ちょっとだけイラッと(笑)
蛇足だが、オツウもリヤンドも来年活躍するだろうことは、私も認識している。
有馬で痛恨の発馬不良となったルーラーシップ。 引退して種牡馬入りとのこと。 これは楽しみだね。 血統は勿論だが、あの馬体は大きな期待を抱かせる。 私は馬を見るとき、一番ポイントにしているのは、他と違う独自性だ。 その点、ルーラーシップほど際立っている馬はいない。 アスリート性も芸術性も一段抜けている感じ。 あの出遅れ癖は遺伝しないよう願いたいが、相当なサイアーになるのでは。 繋養先は社台SSらしい。
有馬記念。 派手なレースだったね。 スタートでルーラーシップが大出遅れ、ゴールドシップも相変わらずのユックリズム。 それにしてもウイリアムズがスタートには秘策があるとか云って、本命にする肩押しにした人もいたんじゃないかな。 私は多少の遅れは覚悟して本命付けたんだけど、出ないほどひどいとは…。
しかしゴールドシップは強いね。 皐月賞の時、通ったコース利のせいで優勝した、みたいに云った人が結構多かったよ。 私はあれだけ早くから仕掛けての圧勝は、能力の違いというスタンスで、そういう表現をしたが、ダービーだって普通に走らせてもらえれば勝ってた筈。 つまり限りなく三冠馬に近い馬というわけだ。 今日は改めて満天下に証明した一戦といえる。
ルーラーもあれで3着は、敢えてどうこう云う必要もないだろう。 穴なら唯一ルメールマジックと付け加えたオーシャンブルーも大健闘。 それにしても豪快なグランプリであった。
ホープフルSのカミノタサハラは惜しかった。 スタートは出遅れというより、ダッシュつかずだね。 かなり早目に蛯名の手が動いていたし、追い上げてから直線半ばで一旦止まりかけたので、掲示板もないか、と諦めかけたけど、あそこから再びの豪脚。 とにかくゴール前でのフットワークの大きさはどうだ。 思わず笑っちゃうほどだ。 先週のタブレットのフットワークも凄かったけど、ウンそれ以上だな。 能力があるのは充分わかったけど、今後のスケジュールが難しいね。 とにかくクラシックへ乗せたい素材だから、どういうローテを踏むか。 完歩が大きくて不器用な感じだから、必ずしも皐月賞は…という考えもあるか。 青葉賞1・2着からダービーというのが浮かぶけど、それより前に権利が取れるに越したことはない。 スケールはマウントシャスタ以上だろう。
祝日で今年最後は万両賞が大注目。 新潟2才S1番人気のメイショウオオゼキ。札幌2才S2番人気で、萩S1番人気のトーセンパワフル。白菊賞1番人気のサトノネネ。ベゴニア賞1番人気のレッドジャイヴ。野路菊S1番人気のタガノエンブレム。 そして評判で新馬を勝ったオツウ、アドマイヤオウジャ、ノーブルコロネット…。ただの500万下のレースとしてはギザMAXだ。
当然ノーブルコロネットを応援するが、新馬一戦での牡馬との混合は楽じゃない。 ま、オツウも同じだけどね。 ルメールにスーパーマジックを期待したいが…。
昨日のラジニケ。 エピファネイアの完勝だったね。 着差は少なくても前半かかりながら、早目に脚を使って押し切ったのだから、エンジンが違った感じ。 キズナも頑張ったけど、素材としてエピファの方が一枚上だった。
リヤンドファミユもなんとか勝ち切った。 すぐに若駒Sと次走が出るあたり、陣営としては是が非でもクラシック出走を。ということなんだろう。 ただそういうケースで実際にクラシックを勝つのはあまりない。 そしてダイワレーヌは反応が鈍くて敗退。 初仔のマイナス面が窺えるが、まあ、ひとつ勝つのは大丈夫だろう。 そういえば四位の騎乗停止。 この人、大義というか偉そうなことを云うタイプで、前々から云ってることと、やってることが違う面のあった人だけど、目に余るケースなら処分も当然。 我々はお金を賭けているのだ。 猛省してほしい。
さて有馬。 寂しいメンバーでも勝ち馬は出る。 ゴールドシップ本命でいいかな、と思っていたけど、ここはルーラーシップに期待した。 なんか頭は外人ジョッキーのような気がしてね。 だからダークシャドウにも気はある。 ゴールドシップを加えた3頭で勝負だね。 まあ人気サイドだし、大儲けは出来ないが、今日は当てたい。 秋天で私の期待に応えてくれたエイシンフラッシュもいいが、この馬は人気を見るところがあるからね。 3番人気では妙味は薄いか。 でもナカヤマナイト、ルルーシュと共に押さえたい。 穴はやっぱりルメールマジックでオーシャンブルーか。
ホープフルS。 なんとかカミノタサハラに頑張ってほしいが、実績からはケンブリッジサンが人気だろう。 ミヤジタイガ、セキショウも好勝負だが、ちょっと不気味なのがブレイクラッシュだ。 ダートとはいえ初戦は強かった。 タキオン産駒だし須貝厩舎。 なんか匂うね。
明日も競馬があるので、有馬の後はどういう雰囲気になるのかな。 万両賞は楽しみだ。
さあ3日間競馬のスタートである。 今日は中山大障害もあるけど、衆目の一致するところ、阪神の2才戦に耳目が集まるだろう。
ラジオNIKKEI杯はなんと7頭立て。 週頭から10頭以内になりそうという見通しではあったが、これは少数精鋭という評価でいいのか。 当然2勝馬3頭に人気は集中する。 それぞれ買い材料満載という感じで、予想というのもね。 一応マイルで逃げたAドバイの先導かな。 ラウンドも1枠だから出して行くだろうし、ルメールのアクションスターも先の利を狙いたい。 ま、結局は直線の差し比べ。 位置取りと折り合いが命運を分けるか。
そしてデビュー戦を勝ちはぐったリヤンドファミユが中1週で出てくる。 やはり年内に勝っておきたいのだろう。 負けたとはいえ底力は感じさせた初戦。 今日はどうなるか。 さらに新馬戦にはスカーレットの初仔ダイワレーヌが登場。 春先の低評価を気にせずPOで獲った人は、どうだ!という感じかな。 ま、まだ結果は出てないけど、調教の動きからは血統分の走りはしている。
そういえば先週の新馬で実に強いレースをしたタブレットが骨折だという。 大きなフットワークで母方の血を具現化していただけに、残念なリタイアだ。 復帰は早くても来夏とのこと。
この3日間、それぞれ注目レースがあって、無事に見届けたいものだ。
