凱旋門と堀トリオ。

　凱旋門はまだ出否未定がいたり、ジョッキーも確定してない馬もいるようだ。　やはり目指す意気込みに於いては、マカヒキに勝るものはない。　
　ポストポンド陣営は、ラクレソニエールの回避が決まってから、俄然本気度が出てきた感じ。　今年はトレーナーやジョッキーの口ぶりから、ラクレソニエールが勝つと思っていた人が、我々の想像以上に多かった。　ポストポンドの成績をわかった上でのことだから、相当強い超一流牝馬なのだろう。　マカヒキにとっても彼女の不在は大チャンス。　まだファウンド、レフトハンドといった一流牝馬はいるけど、マカヒキが位負けすることはなさそう。　ファウンドと同じオブライエンのオーダーオブセントジョージ(13文字だ)、昨年3着のニューベイも一応争覇圏だろうが、やっぱり最大の黒馬は、前走不可解な大敗を喫したハーザンドかもしれない。
　孤高を行く堀厩舎。　今、一気に注目の2才馬がデビューへ向けて滑走ポジションに入ってきた。　ヘリファルテ、フォギーナイト、サトノヴィクトリーだ。　まさか同時期デビューになるとは思わなかったが、それぞれ血統的にも垂涎の宝石たちである。　フォギーに関しては、最初からダートへ行くのでは、という噂もあるが、折しもケンタッキーダービーへの道筋が整備され、ひとつの核として心を決め易くはなっている。　ヘリとサトノは当然クラシックを目指すわけで、それなりのレースを考えるだろう。　現実的なプランとしては、10月22日の二千、30日の千八というのが浮かぶ。仮に乗り込む段階で多少手間取れば、11月6日の千八、12日の二千がある。　10月30日は秋天の日だからね。　どちらかはそこで初陣というのが、常識的な見方だろう。
　スプリンターズは一応狙い馬は決めた。まだ云わない(笑)。

凱旋門・千載一遇のチャンス!?

凱旋門賞は有りがちとはいえ急展開。　ラクレソニエール、アルマンゾル、マインディングといった出れば中心勢力が次々に消えて行った。　特に現地で評価の高かったラクレソニエールの回避は大きい。　ポストポンド(英)という本命馬はいるものの、地元フランス勢のメンツは例年より間違いなく手薄。これはマカヒキ千載一遇のチャンスか。　この程度のメンバーなら、サトノダイヤモンド、ディーマジェスティでも充分有力馬だったろう。
　勿論彼の地での競馬は単純には計れない。　ディープインパクト。日本は当然、地元フランス人も勝つだろうと思っていたのに、らしくない競馬で潰えた。　ただマカヒキの鞍上はルメール。これは掴み辛いレースを、少しでも掴みやすくしていると云ってよさそうだ。　何よりプライドの高いフランス人に対して、鞍上はクリストフだよ、というエクスキューズができる。　現実味を帯びてきたかな。　私の1週前の予想は、◎ラクレソニエール、〇ポストポンド、単穴マカヒキだったが、もうこういう流れならマカヒキに期待、という括りでいいのかな。
　今週の新馬はサトノアーサーが注目となっている。　早くからサトノの看板的な扱いだったが、果たして額面通りの脚か、とくと拝見したい。　池江厩舎はペルシアンナイト、ミスエルテと期待馬を出しているが、サトノアーサーも続くかだね。　来週はヴィニーが出てくる。　池江厩舎は宝石箱やー。
　なんかG1スプリンタースSの影が薄い。　結構面白いレースになりそうだけどね。　

G1開戦と凱旋門!

サトノダイヤモンド。ルメールの話だと、レースの半ば過ぎまではチョイとヤバイ感覚があったらしい。　まあ全体としては及第点の内容だと思うが、一気に大本命確定とまではどうだろう。　ミッキーロケットは見た目以上に伸びたね。サトノ相手に上がりで上回るのは簡単なことではない。　レッドエルディストもだいぶ完成に近づいてきた印象。　いいバイプレーヤーとして貴重な存在か。　期待したカフジプリンスは直線向いてちょっとポケットという感じ。それでもゴール前の脚は凄かった。　本番でもチャンスがなしとは。
　サトノVSディーという図式は仕方ないが、ソコソコ楽しみな菊になりそうだ。
　注目の新馬戦は、ムーヴザワールドが差し切った。　春の時点では「デカイ」という評判が大きくアナウンスされ、マイナス要素の嫌いもあったが、9月デビューで初戦勝ちなら、むしろ儲けた感が満載か。　エアウィンザーもあの形で一応勝ち態勢に入ったのだから、レベルの能力は充分にある。　土曜の未勝利ガウディウムの勝ちタイムが1.48.9、古馬1000万の夕月特別が1.48.0だからね。　土日で多少の馬場差はあったとしても、初レースでの1.47.8は優秀だ。　新聞の扱いは土曜のミスエルテの方が大きい感じだが、この2頭も前途洋洋だろう。　
　さてスプリンターズS。　攻め手の豊富さを見せつけたビッグアーサー。ここは逃げることはないだろうが、初の中山でどういうレースをするか興味深い。　ハナ候補はシュウジ、ベルカント、ミッキーアイルか。行けば行けるネロとレッツゴーは、前哨戦で末脚を活かしたからね。　もし前が止まるレースになれば、レッドファルクス、ブランボヌール、ウリウリ、ダンスディレクターあたりの突っ込みか。　ブランボヌールに頑張ってほしいけど、さすがにここでは良くて3着付けまでかな。
　凱旋門賞。　ポストポンド、ラクレソニエールが人気のよう。オブライエン勢のエントリーはまだ確定しないのかな。　マカヒキは一応どんな流れでも脚は使えるので、とりあえず惨敗は考えにくい。　5着か、4着か、3着か、2着か…、それとも。

神戸新聞杯・秋への期待はどの馬にも…。

昨日は九十九里の3連複(148倍)のおかげで、久しぶりのプラ計だった。　止まない雨はない!?
　まずはミスエルテ。評判通りという内容だね。バネと異質な筋肉の凄さは勿論のこと、生物が本来持っている、生きることへのバイタリティーを感じてしまった。　軽くG1勝てるレベルの馬かもしれない。　すぐに次はファンタジーというコメントは、要するに用意してあったという揺るぎない勝利への自信。あえて云えば距離なんだろうけど、母方プルピットとはいえ、ダメという根拠もね。　同厩舎に素質豊かなヴィニーという牝馬がいる。2週後にデビューだが、精度の確かさは疑いない筈。　桜・ミスエルテ、樫・ヴィニーという図式は容易に思いつくが、果たして。
　神戸新聞杯。　マカヒキ、ディーマジェスティと、今年のクラシックダンディーズのレベルを見せつけている。　サトノダイヤモンドがコケるというイメージはないか。　今日は多少余裕残しでも、連軸は仕方なさそうだ。　相手はカフジプリンス、ナムラシングン、レッドエルディスト、ミッキーロケットと4点行っても大丈夫かな。　カフジは前走ミソをつけたが、まあレースのアヤもあった。これから本格化の期待はある。　ナムラも同様に本格化の気配。　レッドは勝負が遅いという要素はあるが、権利が掛かった一戦は柔いレースにはならない筈。　ミッキーは出遅れのマイナスイメージあっても、大外枠で腹括ってレースできるかも。　ナムラとミッキーはブルメアが同じピウォタルという偶然。　14から、5,8,12,15へ。　7-14なら諦める。
　ムーンライトH。思ったより印が重いシホウだが、叩き3戦目で阪神の二千なら本命にしたい。ここは先行脚質も多く、普通に回って来るだけで、充分抜け出せる流れだろう。　10から、3,2,9,11へ。
　オールカマー。グランプリ馬2頭にダービー馬といるが、何せオールカマー。格違いは承知でツクバアズマオー。徐々にだが確実に力をつけている。行きたいタイプも4頭いるし、3-4角スムーズに回れれば、ゴール前でアッといわせるシーンも。　もっと大穴はショウナンだろうけどね。　5から、7,3,6,1へ。
　外房。　マイルとはいえ、ハナっ速い馬が揃った。うまく前半脚をためられればチョコレートバインで勝負になるか。血統的にもこのクラスが天井ではない筈。　13から、10,2,7,14,8,11へ。ここは馬連・ワイド・3連複と行っちまおう。
　今日はエアウィンザー、ムーヴザワールドなどがデビューするし、ほんと息をつくヒマがないね。
　　
　　

モチベないけど、レースがあれば行くしかない(笑)

レースがあるなら行くしかない(笑)。正直モチベはないけどね。
　セプテンバーS。ハンデ戦で一応7k差ある。馬場も微妙な感じだな。　もう簡単に考えよう。逃げるラズールリッキー。私は基本、差し追い込みを買うタイプなので、まあ珍しいというか、思考が成り立たない状況というか(笑)。　9戦2勝のラスールだが、2勝は黛で挙げたもの。米櫃だな。ファルコンでトウショウドラフタの5着。葵でナックビーナスに僅差の2着。一応の成績はある。紅梅ではシンハライトに3馬身だな。　14から、12,15,16,7,2,6へ。ワイドにしとこう。
　茨城新聞。ここも大穴でメイスンウォー。どうせ外れるならギャンブル指向だ。　1枠2頭も行きたいが、外の3頭がグングンピッチを上げそう。　馬場にもよるが、追い込める流れにはなりそうだ。メイスンは地味だけれど、力差はそんなにない。長岡でも勝ってるし、中山も悪くはない。　乱ペース希望の一発だ。　戸崎のエバーキュートも人気薄いなら面白いか。　11から、3,10,8,15,2,4,9へ。3から、10,8,15,2あたりも。
　九十九里。　二五戦にしては先行馬に乗り入れ馬もいそうで、ノリのメゾンリーを買いたい。　まだ底の割れてない馬で、前走は少し不利もあった。　ノリは相性も良さそうだ。　9から、5,2,10,8,12へ。馬連と3連複。
　最終。多頭数の二千で激戦だな。　初の二千になるレッドシルヴィ。前走はほんと惜しかった。まあ運がなかっただけ。小柄な牝馬だから、あまり距離損はしたくないが、今回も直線勝負になる。　16から、13,12,14,17,5,10へ。馬連と3連複。
　阪神の大阪スポーツ。叩いて良化のゴールドスーク。阪神で一変の可能性はありそう。骨折前の一連の内容はここでも上位扱いできる。　9から、7,8,5,14,4へ。馬連と3連複。
　夕月。　ここも叩いて一変ぽいギモーヴ本命。　前走はケイバしてない感じだったし、ハービンでちょっと不器感ある。阪神なら存分に能力発揮だろう。　ルメと戸崎で勝ってる馬、ミルコも腕の見せ所だね。　3から,2,11,5,12,6,4へ。馬連と3連複。
　ききょう。ここはキャリアも浅くあまり自信はない(他はあるのか?)。小倉2才Sで3人気だったオールポッシブル。母方を考えるとむしろ距離伸びて新味が出そうな気も。出遅れるとキツイが、うまく立ち回れれば。6から、8,9,7へ。
　最終。素質馬が結構いるけど、今日はレントラーにする。この馬を本命にするのは相当ぶりな気がする。　思い切ったレースをする馬が多く、流れはキツめだろう。ならば気性面の不安も軽減されて武豊がきれいに差すか。　問題は仕上がりだろうね。　10から、12,2,15,7,3へ。馬連と3連複。
　新馬のミスエルテ。朝は1.5倍だったけど、果たしてどんなレースをするか。　フランケルはフランケルなんだろう。