さて大阪杯。 オルフェーヴルのレースは楽しいよね。 絶対能力の高さもさることながら、後ろに見え隠れする危うさが、我々の脳を刺激する。
オルフェの圧倒的な強さを見たい気は勿論だが、馬券としてはダークシャドウ本命で行きたい。 有力5頭の内、ショウナンマイティ以外は今年初戦。 当然仕上がりもポイントにはなるが、背景としてはダークシャドウで勝負になりそう。 阪神の二千、斤量差、戸崎。 そして展開もダークにとってレースし易い感じだ。 オルフェ以外には負けてほしくないね。
ショウナンも緩い流れとなれば、持ち前の捲り脚を出すか。 今回はオルフェの動きも意識しながらのレースとなりそうだ。 ヴィルシーナは展開のアドバンテージで食い込み狙う。 とにかく差し返すレースが多いように、底力は牡馬相手でも注目される。 あとはエイシンフラッシュ。 香港戦がほぼ決まりのようだが、阪神二千は悪くない条件か。
ダービー卿CT。 中山マイルで今週からBコース。 1番枠のガルボでどうか。 昨年の覇者だけど、巡りあわせというのもあるし、中間の調子は良さそうだよね。 ファイアーフロートかなんかを行かせて、先行抜け出しのレースを期待したい。 ダイワの2頭は当然好勝負。 マッジョーレの方が枠的にもチャンスは大きいかな。 ファルコンも以前よりレースがしっかりしてきて、ほぼ完成期のようだ。 あとは枠のいいドナウブルー、ムクドクが食い込み狙う。 前走私としては珍しく期待して、やっぱりコケたリアルインパクト。 △は付けておこう。
ノーブルコロネットが出走するマーガレットS。 フィリーズは痛恨のハナ差4着。 桜花賞出走手前まで行ったので、今回は人気になると思っていたが、専門誌の印は意外に低いね。 エールブリーズ、ローガン、アットウィルの方が付いている。 まあ馬体減は少し気になるけど、能力からは勝負になる筈。 とはいえ単に馬券として考えれば、ここはアットウィルに気がある。 千四では京王杯で大敗しているが、あれは間の悪いレースになってしまったもので、本来はこの距離は合っていると思う。 ここは先行馬も結構いるし、直線激しいレースになる筈。 アッとウインでお願いしたい。 同じAムーン産駒のブレイズエターナルも追い込みは強烈。 人気になっているエールブリーズ。 実はファルコンで本命に期待した(5番人気)僅差の3着と惜しかったね。 当然ここもチャンスはある。 あとはローガンとタイセイドリームが迫る。 勿論コロちゃんにも頑張ってはもらいたい。 ただここを勝ってもNHKマイルには賞金が足りないだろうし、なんとなくテンションが今ひとつ上がらない。 とにかく無事で。
大阪杯はオルフェーヴルが登場する上、頭数メンバーとも揃った感じ。 まあG1に近いG2という雰囲気かな。 ペースが緩くなりそうな顔ぶれなので、マクリ脚のあるオルフェとショウナンマイティの仕掛け処も注目だろう。 ヴィルシーナ、エイシンフラッシュ、ダークシャドウらは安定したレース運びで、この5頭の争いという図式だね。
桜花賞の1週前追い切りは、各馬とも結構強めに負荷をかけた感じ。 どの馬にもチャンスがあるという流れから、一発を狙う気持ちはわかる。 でもクロフネサプライズはいいね。 やっぱり1番人気になるのかなァ。 個人的にはノーブルコロネットの夢を打ち砕いたティズトレメンダス。 出る以上は頑張ってほしい。 それにしてもフィリーズレビュー。 ゴールインした時はコロネットが3着に見えたけど、直後のスロー再生では微妙で、ひょっとしたら…、結局4着だった。 かなり際どい写真だったが、もし同着だったら、両方とも桜花賞に出れたらしい。 不運なコロネットは今週のマーガレットSに出走する予定。
皐月賞はラウンドワールドが回避の方向で、前走惨敗でエントリーが注目されていたメイケイペガスターは、予定通り出走する模様。
ジェンティルドンナのドバイシーマクラシックもあるし、ほんと花盛りの季節である。
昨日のキズナ、派手なレースになったね。 時計もいいし、まあ文句なしだろう。 しかし皐月賞回避してダービーに備えるという。 あくまでダービーから逆算して毎日杯を使ったという。 でも弥生賞目標で、打倒エピファ、コディーノを目指した筈。 やっぱりあの負けが相当悔しくて毎日杯使ったんじゃないかな。 京都新聞杯からダービーらしいが、果たして英断なのかどうか。 神のみぞ…。
さて高松宮記念。 ロードカナロア断トツ人気だ。 やっぱりサンカルロを応援しよう。 4番人気ぐらいかな。 話は変わるけど、競輪ダービーが行われている。 昨日準決勝の深谷は凄かった。 4角では到底届かないところにいたが、あれで差し切るとは…。 決勝は変則的なライン構成で、さすがの深谷も楽ではないだろうが、昨日までの3戦で充分堪能させてもらった感じ。 そしてサンカルロにも昨日の深谷のように、届かない位置からのゴール前強襲を期待したい。
当然カナロアが相手だが、ドリームバレンチノもいいね。 枠連の5-6でもいい? エピセアロームはもう少し外を引いてほしかったが、差はない。 福永が結構強気なマジン、大外ダッシャーが押さえ。 穴ならスギノエンデバーを少しだけ。
皐月賞のメンバーがほぼ固まってきた。 カミノタサハラは4~5番人気だろう。 着順もそのぐらいでいいが、ダービーはダービーでどういう流れになるかわからないしね。 ま、とにかく無事に、というのが本音だ。
高松宮記念はやっぱりいい馬場でやってほしいね。 ま、明日として、今日の日経賞。 G2だからソコソコいいメンバーという感じか。 当然何頭かは春天へ行くのだろう。 ネコパンチの先導でも、あとは流動的な顔ぶれだ。 結構難しいかな。 AJCで期待に応えてくれたトランスワープでもう一丁行こうか。 皆さんご承知のように、前走は直線で大きなアクシデント。 もう蒸し返したくはないけど。 ファルブラヴXリアルシャダイ。 中山の二五がマイナスになるとも思えない。 大野には前走の鬱憤を晴らしてほしい。 相手は人気のフェノーメノ、オーシャンブルーだろう。 共にステイゴールドで今年は大望もある筈。 ムスカテール、アドマイヤフライト、タッチミーノットと脇役も豊富。 因縁のダノンバラードも食い込んで不思議ない。
毎日杯。 皐月賞へ執念のキズナ。 使う以上は勝たなくてはならないね。 佐々木師も「背水の陣」という本音が出た模様。 対するコメットシーカー。 新馬一戦では半信半疑だが、血統的なバックボーンと動きは、文句なく一級品。 センスがいいよね。 果たして新星誕生となるか。 配当面からはサトノキングリーが面白いかな。初戦リヤンドファミユを差したレースは強かった。 今さらファンジカ?という気もするが、それならキャットクイルだってねェ。 今日はハナを切れそうなバッドボーイも圏内だし、ラブリーデイ、アドマイヤツヨシも差は少ない。 オメガキングティーはどうかな。 浜中を配して陣営の期待は大きいようだが。
毎日杯はキズナが勝って当然というメンバー構成。 どうしても皐月賞に出したいということだね。 勝てば勿論、2着でも出れるのかな。 賞金上位馬の中には皐月賞使わない馬もいるだろうし、どうなるか。 もし仮にだが、2着で皐月賞へ出た場合、そこで4着までに入らないと、ダービーの出走は危うい。 弥生賞→毎日杯→皐月賞→京都新聞杯→ダービー、てなことになるのだろうか。 エピファ、コディーノ、タサハラなどは、弥生賞→皐月賞→ダービーである。 どうみても厳しい感じ。 毎日杯を勝てば、ダービーも出れる確率が高そうだけどね。 あと、コディーノに関しては、NHKマイル参戦という手もなくはないかな。
それにしてもキズナはファンが多いようである。 ひょっとしてネーミングもあるのか。 母のキャットクイルが20才の時に産んだ仔である。 馬の20才は人間でいうと…、考えるのもおぞましい。 勿論生物学的構造や根本が違うので、何とも云えないけどね。 しかしキャットクイルの仔ファレノプシスがもう何頭も産駒を出していて、そろそろ母として後半期なのも事実。 バックボーン上は恥かきっ子というのは否めない。
今回の強敵はコメットシーカー。 追い切りは平凡だったみたいだが、1週前にエイシンフラッシュに先着して派手なパフォーマンスをしているしね。 デビュー戦も精度の高い大人びたレースだった。 岩田は日曜にG1大本命という舞台がある。 果たして土曜も主役になれるか、という問題はあるが、総じて地方出身ジョッキーは行ける時はドンドン行く傾向はあるよね。 チャンスはあるだろう。 この馬の場合は、勝てば皐月賞出走という検討も出てくるが、やはりダービーが狙いと思う。 そういう流れなら青葉賞か京都新聞杯が勝負になりそうだ。
高松宮記念は、心情としてはサンカルロを応援したい。 そういえば弟のヘルデンテノール。スプリングSは間が悪かった。 随分と真っ正直なレースをしてしまい、あれで勝つのはオルフェとかDIとかになってしまう。 一応上がりは最速だし、底が割れたわけではないと思うが。