私は「お父さんが頑張る映画」にめっぽう弱い。
そんでもって、愛くるしい動物が出ていたりしたら、なお弱い。
この映画は何度見ても、冒頭から涙腺が決壊してしまう映画である。
主人公はエイミー(アンナ・パキン)という女の子なのだが、私は「お父さんが主人公」と勝手に決め付けている。
トーマス(ジェフ・ダニエルズ)は、大自然豊かなカナダ・オンタリオ州で彫刻を作る仕事をしていたが、10年前に別れた妻が交通事故で亡くなったため、娘を引き取ることになる。
娘は、変わり者のトーマスになじめないことと、母を亡くした心の傷が癒えないせいで、なかなか心を開こうとしなかった。
それに父親に「彼女」がいることも、なんとなく気にくわないらしい。
トーマスは優しくしたり、厳しくしたり、なだめすかしたりしてみたが、娘は「学校には行きたくない。こんなところはもうイヤ」とトーマスに背を向けるのであった。
しかしエイミーーが、土地開発のため伐採した樹木の間からグースの卵を見つけ、孵化させたことから、少しずつトーマスとエイミーの関係に変化が見えはじめる。
インプリンティング(刷り込み)現象によって、エイミーを母親だと思ったグースたちは、彼女のあとをどこまでもついていく。鳥なのに自ら飛ぼうともしない。
トーマスは「渡り鳥は、寒くなる前に暖かいところへ移らないといけない」とエイミーに諭す。そしてグースたちが越冬地まで飛べるように飛行を教えこもうとする。
このグース達の訓練を通じて、父と娘が心を通わせ、少しずつ絆を深めていくのだけれど、娘以上にひたむき(?)なトーマスの姿に涙を禁じえない。
トーマス役のジェフ・ダニエルズ、この映画ではダメパパみたいに描かれているが、あったかくて娘よりずっとらぶりーなのだ←私が妻だったら絶対離婚しないぞ。
アメリカ南部までの500マイルの距離を、エイミーを信じて必死で飛び続けるグースたちの姿がけなげで、そして雄大な景色があまりに美しくてまたまた涙。
というよりグースがまだ卵であった段階から、もう私は「うるうる」してしまうのである。
孵化して、可愛らしいくちばしが出てきた時には、いつも「どばーっ」と涙腺が決壊する。
グースたちの可愛らしさに、私はずーっと涙目で映画を見る羽目になるのだ。
この愛くるしいグースたちは、ほとんどが特撮なしの実物らしい。
それが映画にリアルさをもたらし、さわやかな感動を与えてくれる。
これ、公開当時に観た記憶はあるのですが、細かいところはすっかり忘れてます。。。確か、実話に基づいた話だったですよね?
ほおお、あの女の子、アンナ・パキンだったのですね~~。
ヒコーキが出てくるあたり、さすが広いアメリカですよね~
私も無条件に、「がんばるパパ」には弱いです~(笑)
プラス愛くるしい動物が好きとなれば、最近だと、なんとかドリーマーという映画、ご覧になったでしょうか、ダコタちゃんが出ているやつ。私は劇場予告編だけで感動してお腹いっぱいご馳走様ですが(爆)
グース・・・なんだか、アニメの「ニルスの不思議な旅」を思い出します。。。
このジェフ・ダニエルズはいいです。
というより、ジェフもともと好きなんですけどね(笑)。
とっても優しい役が多いですが、実際も優しいんだろ~な~と思って、私の中では「旦那さんにしたい俳優NO.1」なんです。
でもこのパパ役、ショーン豆でも面白いかもなあと思いました。
娘役のアンナ・パキンは、子供独特のあどけなさはないけれど、不思議な魅力のあるコですね。今はあんなババ臭くなっちゃったけど(笑)。
「夢かける馬 ドリーマー」でしたっけ?
あれ、予告で泣きました。でもラストがわかっちゃったから観ませんでした。
「ニルスの不思議な旅」は見たことないです~~。どんな話やねん?後で調べてみようっと。
妄想しただけで、ぱたり。
豆パパなら、鳥だろうが馬だろうが亀だろうが何でも飼ってくれいって感じです!
でも、怖いのは飼わないでほしい~~さいれんと・ひる・・・どおしよ~~~
ジェフ・ダニエルズ・・・あまり作品を観ていないのですが(爆)、スピードの役は好きでした♪あと、カイロの紫のバラ(ふ古すぎ?汗)とか作品は好きでしたけど~~dimさんのおススメ、教えてくださいね♪
ニルスはむか~し、NHKでやってました。
可愛いかも♪
カメが友達だから~~♪←友達作れや
ジェフ・ダニエルズは「スピード」であまりにあっけなく死んでしまったので悲しかったッス。そうか~じゃあいつかジェフ・ダニエルズ祭りでもやるか~!って誰も興味ないって(笑)。
ジェフくん、意外と主役やってんですよ(彼の作品を全部見たわけではござらんが)。
「101」とか「レム」とか「アラクノフォビア」とか。でも彼は脇役の方がいいですね。
「カラー・オブ・ハート」なんかいい味出していると思うなあ~。