先日、DISCASの申し込みを済ませた。
人名、製作年、製作国別に借りたい作品をチョイスできるようになっていて、とっても便利。
で、スパニッシュホラーにはまっているdim子は、早速面白そうなのをチョイスしてみた。
スパニッシュ・ホラー・プロジェクトというのは「スペイン映画界の鬼才たちが競作する一大ホラー・プロジェクト」なのだそうだ。
昨年WOWOWで放映されたようなので、ご覧になった方も多かろう。
「ベビー・ルーム」の他に、「リアル・フレンド」「クリスマス・テイル」「産婦人科」「悪魔の管理人」「エル・タロット」と五作品あるのだけど、トレーラーを見る限り今ひとつ・・・といった感じかなあ・・・。
まあ変な先入観は持たずに、機会があったら他のも観てみようと思う。
2006年作品、スペイン映画
監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア
出演:ハビエル・グティエレス、レオノール・ワトリング、サンチョ・グラシア 他
子供が生まれたばかりの若夫婦フアンとソニアが、リフォームされた古い一軒屋に越してきたことから、おこる悲劇。
フアンは夫婦の寝室からでもベビー・ルームの様子がわかるように、受信機を取り付ける。
その夜、子供の笑い声と男の声を聞いたフアンは慌ててベビールームに駆けつけるが、そこには子供しかいない。
泥棒に入られたと思いこんだフアンはビデオカメラ付きのモニター装置を取り付けるが、今度はベビー・ベッドの横に男が座って、子供を見下ろしている姿が映し出される・・・。
家中の鍵を換えたり、子供を自分の寝室に移したり、警報機を設置したりするが、不安をぬぐい切れないフアン。
やがてフアンは肉眼では見えないが、モニターを通せば見える別世界があることを知る。
だが何かにとりつかれたようになったフアンに恐怖心を抱いた妻は、子供を連れて実家に帰ってしまう。
別世界の男が何を望み、子供の部屋にやってくるのか。
それを探りださねば、この家に妻子を呼び戻すことはできないと悟ったフアンは、別世界に通じる扉を探し出す。
恐る恐る扉を開けた世界で見たものは、妻を惨殺する自分の姿。
これは自分自身の中に作り上げた妄想の世界なのか?死後の世界なのか?未来の世界なのか?それとも平行異世界なのか?
じわじわと追いつめられていく主人公役のハビエル・グティエレスの巧さに思わずうなってしまう。
ラストは鮮やかな手腕を感じさせる締めくくり。
だが最後まで、その世界が一体何なのか解明されない。
これはいかようにも解釈できる作品なのだ。
ただ冒頭の全身ずぶ濡れの少年はどうなったのか、白髪のばーさんが何者なのかがわからないのがちょっと残念な気がする。
ラストもじわりと怖いのだが、ワタシが一番怖かったのは・・・実はモニターに映った子供の白く光る眼!
映画の「光る眼」よりずっーーーと怖かった。
臆病で小心者なんだから、変なところで怖がらさないで欲しい(汗)。
人名、製作年、製作国別に借りたい作品をチョイスできるようになっていて、とっても便利。
で、スパニッシュホラーにはまっているdim子は、早速面白そうなのをチョイスしてみた。
スパニッシュ・ホラー・プロジェクトというのは「スペイン映画界の鬼才たちが競作する一大ホラー・プロジェクト」なのだそうだ。
昨年WOWOWで放映されたようなので、ご覧になった方も多かろう。
「ベビー・ルーム」の他に、「リアル・フレンド」「クリスマス・テイル」「産婦人科」「悪魔の管理人」「エル・タロット」と五作品あるのだけど、トレーラーを見る限り今ひとつ・・・といった感じかなあ・・・。
まあ変な先入観は持たずに、機会があったら他のも観てみようと思う。
2006年作品、スペイン映画
監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア
出演:ハビエル・グティエレス、レオノール・ワトリング、サンチョ・グラシア 他
子供が生まれたばかりの若夫婦フアンとソニアが、リフォームされた古い一軒屋に越してきたことから、おこる悲劇。
フアンは夫婦の寝室からでもベビー・ルームの様子がわかるように、受信機を取り付ける。
その夜、子供の笑い声と男の声を聞いたフアンは慌ててベビールームに駆けつけるが、そこには子供しかいない。
泥棒に入られたと思いこんだフアンはビデオカメラ付きのモニター装置を取り付けるが、今度はベビー・ベッドの横に男が座って、子供を見下ろしている姿が映し出される・・・。
家中の鍵を換えたり、子供を自分の寝室に移したり、警報機を設置したりするが、不安をぬぐい切れないフアン。
やがてフアンは肉眼では見えないが、モニターを通せば見える別世界があることを知る。
だが何かにとりつかれたようになったフアンに恐怖心を抱いた妻は、子供を連れて実家に帰ってしまう。
別世界の男が何を望み、子供の部屋にやってくるのか。
それを探りださねば、この家に妻子を呼び戻すことはできないと悟ったフアンは、別世界に通じる扉を探し出す。
恐る恐る扉を開けた世界で見たものは、妻を惨殺する自分の姿。
これは自分自身の中に作り上げた妄想の世界なのか?死後の世界なのか?未来の世界なのか?それとも平行異世界なのか?
じわじわと追いつめられていく主人公役のハビエル・グティエレスの巧さに思わずうなってしまう。
ラストは鮮やかな手腕を感じさせる締めくくり。
だが最後まで、その世界が一体何なのか解明されない。
これはいかようにも解釈できる作品なのだ。
ただ冒頭の全身ずぶ濡れの少年はどうなったのか、白髪のばーさんが何者なのかがわからないのがちょっと残念な気がする。
ラストもじわりと怖いのだが、ワタシが一番怖かったのは・・・実はモニターに映った子供の白く光る眼!
映画の「光る眼」よりずっーーーと怖かった。
臆病で小心者なんだから、変なところで怖がらさないで欲しい(汗)。