2007年、アメリカ映画
監督:フィリップ・G・アトウェル
出演:ジェット・リー、ジェイスン・ステイサム、ジョン・ローン、デヴォン青木、石橋凌 他
いや・・・おったまげた。
これは高倉健さんもびっくりでしょう。
何がおったまげたかって・・・だってこれは
モロ、ヤクザ映画なんですものーーっ!!
つーか激しくバイオレンス。
え?みなさんご存知でしたの?
三年前に相棒トムを殺されたFBI捜査官のクロフォード(ジェイスン・ステイサム)。
復讐を誓ったクロフォードの前に、突然トムを殺した暗殺者「ローグ(ジェット・リー)」が姿を見せる。
この「ローグ」というのが、ヤクザの側についたかと思えば、今日はチャイニーズ・マフィアに歩み寄り・・・引っ掻き回した挙句、最終的には殺し合いをさせてしまう。
一体、ローグの最終目的は何なのか?
そして一体何者なのか?
ヤクザもチャイニーズ・マフィアも刺される撃たれる爆破される。
300もびっくりのくびちょんぱに串刺しの応酬。
へんてこりんな日本語と英語と中国語がとびかい、血みどろの世界が繰り広げられるのであります。
おまけにヤクザが敵の屋敷に忍び込むのに・・・
忍者の姿で刀持ってって・・・
一体いつの時代の話なんだ~~!?
サンフランシスコのヤクザ街ではそれが当たり前なのか?
石橋凌、日本人だったらなんとか言ったれよ~~(涙)!
しかし!
「これはカン違いヤクザ映画なのかしらん?」と思っていたら、最後に大どんでん返しが待ち受けておりました。
単なるカン違いヤクザ映画ではございませんでした。
ちょっと「カオス」を彷彿させるような、意外な結末であります。
乞うご期待!
一見、チンピラなのか捜査官なのか、よーわからんクロフォード
それからJスンが日本語をしゃべるシーンがあるのですけどね、会場は爆笑の渦!!!
まあ本人は一生懸命しゃべっているのでしょうけどね・・・ぷぷぷ(注:日本語には聞こえない)。
なかなか可愛いJスンでございました。
誰かさんが出ていた「ヤクザVSマフィア」の
「ニホンゴ、クライ、ハナセルクサァー!!」
(話せてないじゃないか~~!)
を思い出したのは言うまでもありません・・・。
そう言えば、あれにも石橋凌さんが出ていましたね。
ジェット・リーは靴や背広にこだわるシーンがあって、なんとなく「トラポ」を思い出してしまいました。
でもJスンほど決まってないのが悲しいところ(涙)。
それにアクションシーンがないわけではないけれど、本来のジェット・リーの美しいアクションが拝めるわけでもないし・・・。
どうしてジェット・リーをローグ役に選んだのかよくわかりません(謎)。
ローグが、アンディ・ラウとかチョン・ウソンだったらよかったのに~~(あくまで私情希望願望)!!
と、やっぱりイケメン導入を望んでしまうdimなのでありました。