『札幌では、中古住宅が傾いて、かなりの被害が出ている!!』
私は、『天下の別荘地、軽井沢』に広大な山林を所持していた時期がありました。
春になって、地面にスコップで穴を掘ろうとしますが、なかなか、スコップの先端が、
地面の中に入って行きません…
おかしいと思って、良く観察すると、地表面から50センチ下に、分厚い氷の層が…
4月になっても、地中は、カチカチに凍っているんです!
『実は、軽井沢の気候と、札幌の気候は、ほとんど同じなのです!』
つまり、北国の地面も、春先迄凍結している!
…と言う事です。
もしも、この『氷の層』の上に『建物の基礎』があったら、どうなるでしょうか?
『温かくなったら、基礎が沈みます!』
実際に、こう言うトラブルが、札幌では多いのです!
『不凍深度』まで、地面を掘り下げて基礎を作らないから、『建物が沈みます!』
この様な欠陥が生じる理由は、次の二つです!
『業者が、地面が凍るのを知らなかった!』
『地面を深く掘り下げる工事は、お金が掛かるから!』
…『地面が凍るのを知らない…』事を、皆さんは、信じられないでしょう!
地元の大工なら、そんなの常識じゃない??
…そう、思われるはずです!
しかし、札幌の家を東京の会社が建築する事もあるのです!
東京どころか、私が目撃した現場は、オーストラリア人の大工が家を建築していました。
『これが、札幌の家が傾く、ほとんどの原因なのです!』