遠方より友来る、また楽しからずや
孔子の『論語』の中に次のように出ています。
朋有り 遠方より来る
亦(また)楽しからずや
別に孔子が言わなくても、あなただって同じような事を経験しているはずですよね。
もちろん、僕も経験しています。
おそらく、孔子よりも何万年前に生まれた北京原人だって
同じように遠方からやって来た友を迎えて楽しい時を過ごしたと思いますよ。
レンゲさんが8月2日にバンクーバーにやって来て2週間過ごして
8月16日に日本へ戻りましたが、僕は大変な思いをしたものの、
やはり久しぶりにレンゲさんに会って楽しい思い出をたくさん作る事ができました。
こうしてレークサイドのレストランでロマンチックな夕食を共にする事もできました。
楽しかったです。
話が弾(はず)みました。
レンゲさんが日本へ戻る前日の15日に実はトロントから父親と息子が尋ねてきたのですよ。
僕の父親と息子ではありません!
僕の友達のマサと、彼の息子のマサオ君です。
バンクーバーのエアポートでレンタカーを借りてダウンタウンの僕のマンションまで迎えに来たのです。
レンゲさんも一緒に行く?と尋ねたら
「帰り支度がありますので遠慮しておきます」と言うのですよね。
そう言う訳でノース・バンクーバーへ3人でドライブにゆきました。
マサの家族は2009年にトロントからバンクーバーに引っ越す予定なので
マサオ君と夏休みを兼ねて下見に来たと言うのです。
家はバンクーバー市の北にあるノース・バンクーバー市に見つけたい、と言う訳です。
僕と会ってから、リッチモンドのホテルで一泊して、
カナディアン・ローキーまでドライブすると言うのですよ。
レンゲさんと同じく2週間の夏休みだと言ってました。
マサは僕がトロントで学生生活を送っていた頃からの友達です。
それにしてもマサオ君が大きくなっていたので僕は驚きました。
僕が記憶しているマサとマサオ君は次のようだったんですよ。
マサオ君は9月から高校2年生になると言うのです。
僕が最後にマサオ君に会ったのはリッチモンド市のチャイニーズ・レストランでした。
昼食は“飲茶(ヤムチャ)”にしようと言うので、
どういう経緯(いきさつ)だったかは忘れてしまったものの、
バンクーバー空港の隣にあるリッチモンド市まで行ったのです。
上の地図で見ると一番下がリッチモンド(Richmond)です。
僕のマンションはスタンレー公園(Stanley Park)のすぐそばです。
車で40分程かかりました。
うまくて安いと定評のあるレストランだったので40分ぐらい待たなければなりませんでした。
番号札をもらって待つのですよ。
その間にお母さんの膝の上に座っていたマサオ君が退屈のあまり眠ってしまったのです。
車の中の方があったかいからと、お母さんがマサオ君を抱っこして車へ戻った事を記憶しています。
冬だったのですよね。
マサオ君は5つか6つだったと思います。
。。。と言う訳で、マサオ君とは12年ぶりに会ったことになります。
ところで、この飲茶(ヤムチャ)です。
僕が日本に住んでいる時には一度も目にした事のない言葉でした。
もちろん、飲茶がどういうモノなのかも知らなかった。
僕が初めて飲茶に行ったのはカナダのトロントです。
同じ下宿に居た友達が“ヤムチャ”に行こう、と言うので出かけたのですよ。
ヤムチャを漢字で“飲茶”と書くのも、しばらく経ってから教えてもらったほどです。
僕はヤムチャとは“中国式昼食”の意味だと思っていたのです。
でも、文字を見ると“お茶を飲む”と言う意味ですよね。
だから中国では、もともとティータイムを意味したのでしょう。
飲茶(ヤムチャ)
飲茶〈ヤムチャ〉とは、広東語で「蒸篭に入った様々な点心をつまみながら、中国茶を愉しむ」ことです。
これは、1930年代から、中国の広東省辺りで普及した食習慣で、今でも広く親しまれています。
湯気立つ蒸籠をワゴンいっぱいに積み、駅弁スタイルでテーブルの合間を縫って売り歩く売り子達。
客は、そこから好みの点心〈ディムサム〉を選び、会話とお茶を愉しみながら、くつろぎの時間を過ごします。
香港では、飲茶はファーストフードのように、いつでも気軽に楽しめる軽食なのです。
飲茶の主役は、なんといってもお茶です。
勘違いされがちですが、点心はお茶の引き立て役に過ぎません。
さっぱりとした中国茶は、消化を促す作用があり、脂っぽい料理との相性も抜群です。
そのため、お茶と点心は、切っても切り離せない仲なのです。
一口で中国茶と言っても、その種類は膨大で、味と香りも千差万別です。
基本的にお茶は、その発酵度合いによって、六種類に分類されています。
発酵が軽い順に「緑茶」「白茶」「黄茶」「青茶」「紅茶」そして「黒茶」があります。
日本人が最も慣れ親しんでいる「烏龍茶」は、半発酵茶の「青茶」に入ります。
点心との相性がよく、飲茶でとりわけ人気が高いのは、後発酵茶の「黒茶」である「プーアール茶」です。
その他に、お茶はリラクゼーション、健康、そして美容などにも効果的と知られ、人々に愛されています。
点心〈ディムサム〉とは「心に点をつける」という意味の如く、人々の心を、その食のアートで魅了します。
点心は主に、団子、菓子、杏仁豆腐〈ハンヤンダゥフー〉やプリンなどの甘い軽食類の「甜点心〈ティムディムサム=甘い点心〉」と、焼売〈シゥウマイ〉、 餃子〈ガゥジー〉、包子〈バォジー〉、餅〈ベーン〉、麺〈ミーン〉、飯〈ファーン〉などの甘くない軽食類の「鹹点心〈ハムディムサム=塩辛い点心〉」の二つに分かれています。
素材が豊富で、調理法も、蒸す、焼く、揚げる、炒める、などといったように多種多様です。
冷たいもの、温かいもの、あっさりしたもの、こってりしたもの、辛いもの、甘いものなど、どれも食べ尽くしたいと思うほどうまいものが豊富です。
一品一品、味と香りはもちろん、人々の目をも楽しませてくれるものばかりです。
その店でしか味わえない、点心師の工夫とアイデアが詰まった、オリジナル点心を食べまわるのも、飲茶する楽しみの一つかもしれません。
飲茶の楽しみ方には、マナーもルールもありません。
ですが、できれば一品ではなく、様々な種類の点心と、お好みの中国茶を選び、それを時間かけて、ゆっくりと味わってもらいたいものです。
食べる順序は、あっさりしたものから、こってりしたものへ、最後にデザートといったように味わうのが基本です。
また中国では、日本のように、冷たいお茶をあまり飲みません。
それは胃の温度を下げることによって、免疫力をも下げてしまうからです。
ですから飲茶の時も、お茶はなるべく温かくしてお飲み下さい。その方が香りも味も、一層増します。
『飲茶 - 関心空間』より
この友達が面白いものがあるから食べてごらんよ、と言って女の子が押してきた点心がたくさん入ったワゴンから次の蒸籠を選んだんですよ。
あまり見た目は良くないんですよ。
うまそうにも見えないんですよね。(笑い)
これ、いったい何だと思いますか?
こらはなんと、鶏の足ですよ。
「鳳爪」と書いて中国語では“フンチャオ”とか“ホンツァー”と読むようです。
僕は初め全くなんだか分かりませんでした。
食べてごらんよ、と言うから食べましたが、うまいとは思わなかった。
友達は、これが好物だと言うんですよね。
それで、鶏の足だと分かった時、“オエ~”と言うほど気分が悪くはなりませんでしたが、
充分に味わう気分にはなれなかった。
僕は子供の頃、ニワトリをヒヨコから育てて大きくした事があったのですよ。
あの鶏の糞がたくさん付いた足を想像してしまって、どうも“うまい”と思うことはできませんでした。
日本人は、普通鶏の足を食べないですよね。
でも、中国人はこの「鳳爪」が好きな人が多いのですよ。
消費に追いつかないので、ニワトリの足を日本からも輸入しているそうです。
僕の好物はえびの餃子です。
蒸餃子は「水餃」、焼き餃子は「煎餃」と書きます。
僕の好物のエビの入った上の写真の餃子は「蝦餃」と書きます。
でもね、飲茶でお腹一杯食べようとすると、なかなか一杯にならないのですよ。
餃子を一皿食べたって腹いっぱいにならないでしょう?
たくさん食べると、当然料金も高くなる。
そう言う訳で、友達は腹が減っている時には「糯米包」を注文したものです。
もち米に、いろいろな具を混ぜて蓮の葉に包んで蒸したものです。
もち米を使っているので、腹持ちがいいのですよね。
これを一つ食べただけでも、結構お腹が膨れた感じがします。
つまり、「食べたなあァ~」と言う満足感が味合えるのですよ。
友達は「糯米包」を“ろうまいかい”と読んでいました。
栗子排骨糯米包(栗と豚リブのもち米包み蒸し)
ワゴンの上にはこのように蓮の葉で包んで現れます。
紐を取って蓮の葉を取り除くと次のようにもち米の“オムスビ”のようなものが現れます。
この中に排骨(豚のリブ)、栗、生姜、葱、香(椎茸)、黒木耳、娃娃菜(ミニ白菜)、猪肉(豚肉)などの具が入っています。
とびっきり旨い物ではないですが、確かに満腹感を味合えます。
今日はマサオ君のことで思い出した飲茶のことを書いてみました。
あさってもマサオ君のバンクーバー紀行を続けたいと思います。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
ついでだから、他の記事も読んでくださいね。
では。。。
ィ~ハァ~♪~!
メチャ面白い、
ためになる関連記事
■ 『デンマンのブログを削除した管理人に対する公開抗議文とその面白い顛末』
■ 『あなたが思う存分楽しめるデンマンのポータルサイト ビーバーランド XOOPS 3世』
分かりますよね。
有名な大統領が三人集まっています。
でも、3人ともウソを言っているのですよ。
うしししし。。。
分かりますか?
実は、このマンガを見て、いろいろと面白いことを書いた人たちが居ます。
あなたはどんな事を言いたいですか?
他の人が書いたコメントを読みたいと思いませんか?
次のリンクをクリックしてくださいね。
■ 『こういうのって、どう?面白いでしょう?何か一言いってよ』
■ 『日本は軍国主義への道を歩んでいるのでしょうか?』
■ 『2ちゃんねるは世界のネットのために貢献できるか?』
■ 『日本のネットではありませんよ! 世界のネットです!』
■ 『日本の皇室はどうあるべきでしょうか?』
■ 『一体、日本は良くなるの?』
■ 『どうして、こうも犯罪が増えている?警察はホントに駄目になったの?』
■ 『ウンコマン と DEMPA55』
■ 『日本のネットで迷惑を振りまいているウツケ者たち』
■ 『国際化・グローバル化とはあなたにとってどのようなものですか?』
■ 『日本 ☆ 日本人 ☆ 日本社会 ☆ 比較文化論』
■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』
おほほほほ。。。。
また現れて、くどいようで
ござ~♪~ますけれど。。。
ネットにも愚かな人がたくさん居ますわよね。
パンツにコカイン君は、相変わらず
下らないコメントを書いていますわ。
えっけん君と太田将宏老人は
ムカついたままコメントを書いてしまいます。
みっともないコメントになるだけです。
ええっ?そんなことより、
もっと面白い話がないのかって。。。?
デンマンさんが書いた上のお話だけでは
物足りないのでござ~♪~ますかぁ
だったらね、メチャ面白いお話を
あなたにおせ~♪~てあげますわよ。
ちょっとこれ見てよ。
なんか、デレデレしているでしょう?
この漫画を見てね、いろいろな人が
面白いことを書いているのよ。
あなたも覗いてみない?
次のリンクをクリックして読んでみて頂戴ね。
■ 『どうよ、これ? 可笑しいでしょう?
あなたも何か一言書いてね』
あなたもきっと笑ってしまいますわよ。
これだったら、絶対に読みたくなるでしょう?
読んでね?
ダメよ!生返事してこの場を誤魔化そうとしちゃああ、
絶対に読んでねぇ~~?
お願い。頼むわよねぇ~。
うふふふふ。。。
上のリンクをクリックして読んでね。
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。
ああああ~~~
初恋の人と会いたいわああああ~~!