ビートルズに女性ファン失神
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/beatle01.jpg)
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/beatle02.jpg)
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/beatle01.jpg)
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/beatle02.jpg)
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/faint02.jpg)
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/foolw.gif)
こんにちは。 デンマンですよ。
すごいですよね。うへへへへ。。。
ビートルズに熱狂する余り女性が失神して
コンサート会場で倒れてしまうのですよね。
それを警察官が運び出すシーンが
テレビに映し出されました。
僕はまだ子供でしたが、それを見ながら、
一体どういうことなのか?
理解に苦しんだものです。
小学生の頃、夏休みが始まる前の日
校庭で朝礼をやりました。
校長先生の話が長くなると、
よく女の子が貧血を起こして倒れたものです。
だから、僕は初め貧血を起こして
倒れたのかと思ったのですよ。
うしししし。。。
でもね、コンサートというのは室内でしょう。
校庭のように暑い日差しがギラギラ照りつけて
貧血を起こすような状態ではないですよね。
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/bmania22.jpg)
ビートルズ女性ファンの熱狂の仕方が尋常ではない。
もう異常です!
怪我人が出るというので舞台の周りに金網まで張り巡らしてしまった。
その金網にへばりついて熱狂しているのです。
僕もビートルズのファンです。
僕が最も好きな曲は“イエスタデー”です。
でも、こういう熱狂した女性ファンと一緒に“イエスタデー”を聴くと、きっと幻滅するでしょうね。
“イエスタデー”を聴くような雰囲気ではないですよ。
むしろ、ビートルズを聴くよりは熱狂している女性ファンを見ている方が面白そうですよね。
まるで動物園のオリの中に入れられた過激な動物のようです。
うへへへへ。。。
とにかく大観衆が押し寄せるので普通のコンサート会場では収容しきれない。
それでサッカーができるような大競技場で世界で初めてコンサートを開いたというのがビートルズなんですよ。
とにかく世界で初めてだから、すっご~♪~いですよね。
だから、当時のイギリスの警察官は大変だった。
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/bmania03.jpg)
もう、もみくちゃにされてしまっていますよね。
警察官の言うことなど全く耳に入らない。
観衆はマス・ヒステリアを起こしている。
つまり、集団で熱狂している訳ですよ。
冷静なのは警察官だけです。
ビートルズが出現するまで、これほど熱狂する女性ファンは居なかったのではないか?
熱狂の余り失神する!
これは一体どういうことなのか?
僕はさっそくネットで調べてみました。次のような説明がありました。
運動量に対して呼吸する量が多すぎる。
ロックコンサートでは身動き取れないほどぎゅうぎゅう詰の中で極度の興奮状態になり、
呼吸と運動量のバランスが崩れてしまうために過呼吸という状態に陥ります。
過呼吸とは血中酸素が多すぎる状態です。
そこで許容限度を超えると興奮を冷まして呼吸を抑えるために身体が自ら失神という状態になるのです。
つまり、体の防衛反応だと言うのです。
しかし、ビートルズのコンサートで身動き取れないほどぎゅうぎゅう詰の中で極度の興奮状態に達していたのは、失神した女性ファンだけではなく、かなりの数の女性が居たはずです。
運動量に対して呼吸する量が多すぎる、と言うだけの説明では、イマイチ納得できないものがあります。
次のような説明もありました。
神経は、シナプスを通して、電気パルスを脳に送り色々の感覚器官により、
くすぐったい・痒い・熱い・冷たい・痛い。。。などを感じていますが、
痛さも、激痛の度を越すと、肉体的にも耐えられなくなり脳が、これ以上の信号(パルス)を受け取らなくなり(麻痺して)、結果として脳の活動の限界を超すと、活動停止になるのです。
そういうわけで、気絶したり、失神したり、最悪の場合には死に至ります。
つまり、この説明だと脳が興奮状態を維持できなくなって、限界を越えてしまうので失神すると言うことになります。
でも、もともと体の防衛機能であるはずの失神が、時には死に至ると言うのが不可解です。
ビートルズに熱狂して失神した女性は居ましたが死んだ女性は居ません。
すぐ上の説明もイマイチなんですよね。
なぜ女性ファンだけが失神するのか?
やはり、この辺が重要だと思うのですよね。
少なくともビートルズのコンサートで男性ファンが失神して警察官によって運び出されたと言う話を聞いたことがありません。
当然の事ですが、ビートルズのコンサートにはたくさんの男性ファンも見に行ったはずですよね。
つまり、男が熱狂するとどうなるのか?
この辺の事を考えてゆけば回答が見出せるのではないか?
僕はそう思ったわけです。
男を夢中にさせる芸人とは?
すぐに思いついたのは、あの有名なマリリン・モンローです。
実は僕もファンです。
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/monroe99.jpg)
36歳で睡眠薬を多量に服用して亡くなってしまったのですよね。
自殺と言われています。
しかし、他殺説が後を絶ちません。僕もモンローは殺されたと思っています。
惜しい人でした。
でも、36才で亡くなったから、モンローは未だに惜しまれながらファンが多いのではないか?
彼女が全盛の頃、僕はまだほんの子供でした。
彼女の映画を見始めた頃には、すでにモンローは亡くなっていました。
とにかく20世紀のセックスシンボルになった女性です。
確かに男を熱狂させるだけの魅力がありました。
マリリンモンローは朝鮮戦争の時に慰問に韓国に行きました。
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/monroe33.jpg)
この時も、すごい熱狂で迎えられたそうです。
しかし、兵隊の中に失神したものが出たとは伝えられていません。
その後、マリリンモンローの跡を継ぐほどのセックスシンボルが現れていません。
ベトナム戦争の時には誰が慰問に出かけたのか?
あのプレーボーイ・プレーメイトです。
僕は実際のプレーメイトの名前までは覚えていませんが、
『地獄の黙示録』に出てくる慰問コンサートは、実際の出来事を元に撮影されたのだと思います。
あのシーンは印象的でした。
戦争の悲惨さと滑稽さ・愚劣さを描いた映画
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/apocalypse.jpg)
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/vietnum2.jpg)
僕自身は『地獄の黙示録』をこのように見ています。
あの戦争で死んだとしたら、一体何のために死ぬのか?意味がないじゃないか!
僕は見終わった後で、しみじみとそう感じたものです。
悲惨さも印象に強く残っていますが、戦争の滑稽さ、愚劣さがこの映画ほど印象的に描かれているのを他で見たことがありません。
内容はともかく、僕は映画として『地獄の黙示録』は素晴しい映画だと思いましたね。
とにかく観客を飽きさせない!
僕は初めから最後まで全く吸い込まれるようにして観ていたものです。
つまらない、と思う暇がありませんでした。
僕が印象深く覚えているシーンはいくつかありますが、
その中で呆れたと言うか、ベトナム戦争の愚劣さを端的に見せられたのは
プレーボーイのプレーメイトがベトナム戦争をやっている兵士を慰問するためにやってくるシーンです。
何と、ヘリコプターに乗って舞台に登場するのですよ。
![](http://members.aol.com/barclay1720/myhomepage/images/apocalyps2.jpg)
サイケデリックな明かりが舞台を照らしている所に、
ヘビーメタリック・サウンドと共にヘリコプターが飛んでくるのですよ。
裸とさして変わりないプレーメイトが二人、ヘリから降り立ちます。
もう、熱狂的な歓声が渦を巻きます。
やがて、盛んに腰を振りながらプレーメイトが歌い始めるのですよ。
兵隊たちは、このセクシーな二人の女に熱狂します。
ところが、そのうちに我先にと舞台に上がり始める兵隊が出てくる。
そうなると、誰もが争うように舞台に上がり始めます。
ボディーガードの兵隊も居ますが、
何十人、何百人と押し寄せてきたら全く手のつけようがありません。
それで、コンサートは途中で中止です。
熱狂した兵隊たちからプレーメイトの身を守るために、
ボディーガードは二人をすぐにヘリコプターに乗せます。
パイロットは緊急離陸するのですが、
ヘリコプターの足に取り付いて離れようとしない熱狂した兵隊が出てくる。
しかし、ヘリコプターは離陸します。
止せばいいのに、ヘリコプターに取り付いた兵隊の足に取り付く愚か者まで出てきます。
まるで鈴なりにヘリコプターから人間の紐がぶる下がっている状態になるんですよ。
もちろん、人間の腕の力には限界があるから、
一人二人と落ちてゆきます。
落ちてゆく兵隊がズボンを掴むので、
ズボンがすっぽりと抜けてしまう兵隊も出て来る。
当然観客は爆笑ですよね。うへへへへ。。。
ヘリコプターが高度を上げるにつれて、
あれよあれよと人が落ちてゆきます。
でも、中にはそれでもヘリにしがみついているものが居る。
最後に落ちた兵隊は、おそらく大怪我をしたでしょうね。
とにかく20メートルから30メートルの距離から落下したのですから。。。
スタントマンなんでしょうが、下には網でも張ってあったのでしょうね。
そうでもなければ、打ち所が悪くて死ぬ人もでてきますよ。
とにかく、大変なシーンでした。
面白かったけれど、僕は呆れましたね。
戦争で死なないで、ヘリコプターから落ちて死んでど~すんだよォ~!
僕は、そう思いましたよ。
『愚かな戦争の愚かな死』より
つまり、男が熱狂したら失神などしないものですよ。
上の兵隊たちのように闘争本能が出てきて、我先に“エロスの女神”に近づいて、
できるものならば我が物にしようと言う気持の方が強くなる。
だから、競って舞台に上げって女性と握手しようとする。
できれば、抱きしめたい。
うまく行けば後でデイトにありつきたい。。。
それからベットで。。。と言うように兵隊たちの妄想が膨らみます。
女性は熱狂の余り失神してしまう。
男性は熱狂の余り命も顧(かえり)みずに闘争本能をむき出しにする。
この違いはどうしてなのか?
なぜ、このような違いが生まれてきたのか?
それは原始時代の人間の事を考えてみれば実に良く分かります。