かまくらdeたんか   鹿取 未放

「かりん」鎌倉支部による渡辺松男の歌・馬場あき子の外国詠などの鑑賞

 

夕焼けに染まる海の帯(誕生日)

2014年01月07日 | 日記



 1月4日の誕生日は、子供の頃からつくづく損な日だと思っていた。そもそももう少し遅く産まれる予定だったのが、お正月に叔父の友人達がたくさん押しかけ、母が蔵の2階から布団を上げ下ろしして早く産まれてしまったとか。

 お誕生日といっても、ご馳走を食べ飽きているので、好きなものを作ってあげると言われても食べたいお料理が無い。甘いおぜんざいやお菓子を食べているのでケーキもいらない。お小遣いもお年玉貰っているのでいらない。(もっと貰って貯めておく、という智恵は働かなかった。)

 そして今年の誕生日、前日の3日未明からダウン、ウイルス性の胃腸炎ということで6日までの4日間臥せってしまった。4日の誕生日は、経口補水液を一日がかりでやっと100㏄飲めただけという情けない状態だった。ようやく今日からおかゆを食べられるようになって人心地がついた。

 そんなわけで、新年になってまだ一度も着物を着ていない。外出できるようになったら、暮れに友人からもらった帯を締めようかな。4本もらったんだけど、小笠原の新島誕生にちなんで、夕焼けに染まる海に島が浮かんでいる帯にしようかな。友禅作家である友人が自身で染めた品です。

 病気の間、ブログはストックしている分を一日ずつかろうじて更新しました。拙いブログですが、これからも読者でいてくださると幸せです。
 では、皆さまによい1年でありますように。