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カネボウの美白化粧品の白斑被害 治療に効果あるのは紫外線照射

2015年05月11日 | 化粧品

2015年5月9日
カネボウの美白化粧品の白斑被害 治療に効果あるのは紫外線照射

カネボウ化粧品による白斑被害者は1万9千人にのぼっているが、日本皮膚科学会の特別調査委員会(委員長・松永佳世子・藤田保健衛生大学教授)が、患部に紫外線を当てる方法が、治療法としてはもっとも有効だとする調査結果をまとめ、31日の横浜市での市民公開講座で発表することになっている。

同特別委員会は、2013年7月に設置され、昨年12月から今年3月に、白斑患者の治療にあたった医師を通じて全国調査を行い、千例の経過や治療法を調査。途中集計では、医師が効果があると報告した割合が多かったのは、紫外線療法、外用剤の「タクロリムス」、「ステロイド」、「ビタミンD3」の順番だった。

紫外線療法は、リンパ球を弱めることで炎症を抑え、色素細胞を作り出すことを助ける。紫外線療法を実施した例の半分以上が効果ありとの回答だった。

全体の1割は症状が不変との回答で、特別委は、色素細胞が減る「尋常性白斑」を合併している可能性があるとしている。

カネボウ化粧品によると、今年3月現在、白斑被害者1万9461人中、完治または、ほぼ回復が、1万656人。

しかし、美白化粧品による皮膚障害のいちばんの治療法が、「お肌の敵」UV照射だとは。

 


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