ドイツ兼業主婦の台所

在独12年目突入!
なんでも楽しいドイツ生活♪

日本政府の危機管理

2011年03月17日 | つぶやき
日本のニュース、政府発表の原発の状況について、
昨日、今日のドイツのニュースでも放送されていましたが、
日本政府の発表が海外マスコミ・データの数値とかなり違いがあるということ。
ドイツ国内のニュースはどれも冷静かつ客観的。
ドイツの新聞、ニュースで報道される日本の被曝の現状は深刻。
それなのに…
日本政府に危機感はあるのか?

さきほど、ツィッターで中部大学 武田邦彦先生のブログを拝見。
ニュースで何を言おうが専門家の意見は大切。
個人的に情報を集めて、どうするかを考えなくてはいけません。

日本は震災に対して万全の体制ではなかったのか?と思いました。
原発の管理問題だけではなく、石油燃料の備蓄、食料の確保。
『予期せぬ大災害のため』というのは言い訳にならない。
この国は世界唯一の被爆国であり、関東大震災、阪神大震災を経験しているんです。
にもかかわらず、穴だらけの政府の体制。

日本人は自分の頭で考えなくちゃいけない。
何か起きても国はどこまで責任をもってくれるのか?

私は心配で親類に連絡しましたが、大丈夫との答えしかありませんでした。
放射能の影響はないという判断のようです。
私は何も言えなくなりました。

ドイツへ来ませんか?

2011年03月17日 | つぶやき
新聞へ掲載されたのが影響したのか、地元の一婦人からメールが届きました。
日本のことを心から心配し、何かできればとのこと。

安全のために日本をしばらく離れて生活したいという方のために、
空いている部屋を格安で提供して下さるという申し出です。

場所はゲッティンゲン市郊外。

3部屋、バス、トイレ、キッチン別 総平米数87㎡
家賃は格安で…という以外、まだ分かりませんが、交渉可能。

ご興味おありの方、いらっしゃいますでしょうか?

ちょっと考えたいという方がいらっしゃったら、
こちらで部屋を確認し、写真をお送りすることも可能です。

お問い合わせはこのサイトの右ルールバーの『メッセージを送る』からお願いします。

断水、そして…電話がっ!?

2011年03月17日 | これぞドイツ
我が家のアパートの入り口に『お知らせ』が。
『15日 午前8時~午後3時まで 断水します』
断水する理由は古くなった配管の取替え工事のため。



アパートの各入り口前、こんな風になっております。

断水に備えて早朝から浴槽に水を溜めたり、
朝食を早めに終わらせ、食器を洗ったり。
私は自分用にそばをゆでたりしてました。

水が出ないってやっぱり大変…被災地の人たちのことが頭に浮かびます。
断水はいつからいつまでか分かるから大丈夫ですが、
災害の場合は備えも何も手立てがない。
不便…っていう一言では片付けられません。

水の準備は万端、それから私は市場へ買い物に。
ところが…博士から緊急災害?連絡。
『家の電話もインターネットも突然、使えなくなりましたっ!!』
『えぇ~っ!?なんで?』

その原因は、配管工事のおっちゃんが間違えて電話ケーブルを切断したと。
ドイツに5年も住むと、そんなことで今更驚きゃしません。
なんとな~く、何かやらかされる予感がありました。
まあ、切ったものは繋げりゃいいわけで。
でも、問題はこの切ったものへの対処でございます。
日本なら即!
『なにぃ~っ!間違えただとぉ!今すぐつなげぇ~!!』で、いち早く対応。
ここで忘れちゃいけない、日本は特別。
ドイツじゃ即日に復旧ってことは地球が逆さになっても望めない。

15日から16日夕方まで電話なし、インターネットなし。
情報網がないというのは痛い。
またここで、被災地の方たちのことが頭をよぎります。
いつもなら激しく怒る博士
『日本のことを考えたら…これくらい大丈夫です』
でも、さすがに16日の朝、博士は工事会社へ直談判!
『うちの妻は日本人です。今回の災害の件で日本と連絡をとらなければならい!』
これは効き目、かなりありました。
普通、こういうアクシデントがあると1週間くらい放っておかれる場合もあり。
でも、当日夕方までに復旧しましたから、これは奇跡に近い。
びっくりです。