ドイツ兼業主婦の台所

在独12年目突入!
なんでも楽しいドイツ生活♪

再び…日本のために

2011年03月26日 | これぞドイツ
気温が下がった土曜の午後。
ゲッティンゲンで学ぶ日本人留学生が中心となり、街頭募金が行われました。
募金をして下さった方のために手作りの鶴を手渡し。
みんな寒い中、がんばってました。



募金活動に協力してくださっているドイツ人学生の姿も。



有難いです。

ドイツ国内の各地域で、そしてもちろんドイツ以外で…
いろんな人が日本を応援しています。

博士の故郷ハンガリーでは、
『日本人をハンガリーへ受け入れよう!』と声を上げている人も。

昨日、インターネットでハンガリーのアイスホッケー・ナショナルチームの映像を拝見。
チーム有志の日本へのメッセージが込められています。

ブタペストで開かれる国際大会へ是非とも日本の参加を!と、
『ブタペストで心よりお待ちしています』と書かれた垂れ幕にサインを入れる選手たち。
ハンガリー人の日本に対する想いは特別です。

2008年の札幌大会で日本に好印象を抱いた彼等。
一人一人が心を込めてメッセージを送ってくれています。


イランとリビア

2011年03月26日 | つぶやき
毎週木曜日の夕方、市が主催する無料のドイツ語コースがございます。
市役所の方から勧められて行くことに致しました。
市立図書館の狭い一室で行われるコース。
今回は10人ほどが集まりました。

参加者の国籍は実に多彩。
ロシア、ポーランド、イタリア、メキシコ、アルゼンチン、リビア、イラン。
滞在暦数ヶ月から数年までで、年齢層も幅広い。
コースが始まったばかりなので、毎回自己紹介メインで終わってしまいますが、
話すにはなかなか勉強になります。

実は、今回のレッスンで大変に感動したことが。
3月はイランの新年という話をしてくれたイラン人が、

『日本で地震と津波で多くの人が亡くなりました。
 ここで一分間の黙祷をささげたいのですが…いいですか?』


私、これには目頭が熱くなりました。

それから、ちょっと遅れて、リビア人が参加。
彼は話の途中で私を見るなり…

『あなたの家族や親戚、友達は大丈夫だった?』

リビアは今現在、激しい紛争の真っ只中。
イランは対米関係で非常に緊迫した状態。

私はメディアからのイメージで中東にはあまり好い印象がなかった。
でも、ドイツで一番の親友となったのはイラン人のシリン。
中級のドイツ語コースでもイラン人が一番フレンドリーだった。
今回のコースで一番最初に声をかけてくれたのは2人のリビア人。

メディアだけでイスラム世界を勝手に創造してはいけない。
どこの国にもいい人も居ればそうじゃない人間も居る。

メディアに振り回されるのではなく、自分の経験と頭で判断すること。
ドイツで生活するからこそ、新たに経験できたことである。