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シクル・マーモット(Cycles Marmotte)

千葉県松戸市のロードバイク専門ショップ~江戸川左岸サイクリングロード20kmポストのすぐ横!松戸駅西口からも600m

カンパ・フルクラムのホイールをブルベなどに使う時の留意点!

2018年04月05日 | 6.自転車メカニック情報

以前、シマノパーツに泣き所がある旨の話を掲載しましたが、カンパの泣き所についてもお伝えしておこうと思います。

これはホイールの例ですが、リアホイールのスプロケットを空転させる「フリーボディ」といわれるパーツには、ラチェットの爪を抑える細いスプリングがあり、ここが折れて3つある爪のうち1つないし2つが機能していない例が時々あります。以前に比べるとスプリングが少し太くなったのですが、折損事例数はあまり変わらないようで、少しでもフリーボディの音がいつもと違ったら、スプリング折れを疑った方が良さそうです。

また、フリーボディ内にベアリングが圧入されていて、このベアリングのグリスが抜けていたり錆びが出ていたりすると、ペダルを止めた空転時の抵抗が結構大きくなり、雨天走行や長距離での使用により、このベアリングがダメになっているケースが、やはり度々あります。あと、スプロケットをパーツクリーナーなどの溶剤で洗うと、このベアリングを痛めてしまうこともあります。この場合、ベアリングの交換ないしはフリーボディ全体の交換が必要になります。

カンパにもこのような泣き所はあるのですが、ブルベやロードレースなど過酷な状況下で使われることが多い方は、メカトラでリタイアなんてことにならないためにも、普段から点検を欠かさずに、また、分解清掃などのメンテナンスを定期的にされることをお勧めいたします。

 

「シクル・マーモット」のHP(店頭在庫状況やイベント情報、営業予定表、アクセスなど)& メールアドレス 
ホームページ:    http://marmotte.server-shared.com/

● メールアドレス:   marmotte@chime.ocn.ne.jp  

 お買い得セール対象品はこちらのリストを是非ご覧ください! 

完成車、フレーム、ホイール ⇒ http://blog.goo.ne.jp/cyclesmarmotte/e/5a01b25d22056a4059170dfdd6064d09

パーツ、ウエア、用品類 ⇒ http://blog.goo.ne.jp/cyclesmarmotte/e/ca37dc1ac1c5aee1519334289a2ae47d

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CULTベアリングへのグレードアップをお勧めします!

2018年03月23日 | 6.自転車メカニック情報

春の本格的なサイクリングシーズンを控え、お陰さまで、新車のお渡しペースが高まってきました!

もちろん、販売させて頂いた後も、点検・調整はいつまでも無料で行っているほか、ベアリング箇所のクリーニング&グリスアップを含むオーバーホール作業も、予約制による1週間に1台というペースではありますが、アフターサービスの重要な一環として、安全かつ快適にロードバイクを乗って頂くために、多忙なシーズンでも行わさせて頂いております。

詳細はこちらの案内をご覧ください ⇒ https://blog.goo.ne.jp/cyclesmarmotte/e/b04ca7293f6ec895ffcf7f1a3973df75

さて、本日のオーバーホール作業では、カンパのCULTベアリングシステムにグレードアップしたZONDAを分解してみましたが、ハブベアリングの箇所は全然汚れも摩耗も僅少で、全く綺麗な状態を保っていました!

このホイールは、実は、10年ぐらい前に、自分の持っていたZONDAに、作業練習用としてCULTを組み込んだものですが、現在、走り屋のK様に使用して頂いてますが、毎年オーバーホールをご依頼頂いていることもあり、まだまだ10年以上使えそうな滑らかな回転性能を保っています。

セラミックボールを使用したCULTには、特別加工処理されたカップとコーンの表面に薄くグリス(当店では、タクリーノSuper Naturalを使用)を塗るだけで良いので、抵抗は最小限!!カンパのデータでは、ノーマルベアリングより、パワーロスが1/9になるとのことで、距離が長くなればなるほど、速度が速くなればなるほど、この差は実感できるほどのものになると思います!

CULTが入っていないカンパ又はフルクラムホイールのユーザー様で、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。現在、カンパのプレシーズン・メンテナンス・キャンペーンにより、当店では、1台分に限りCULTは20%OFFになります。(一部のホイールは対象外)

 

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ハンドサイクルへのDi2取付作業完了しました!

2018年03月16日 | 6.自転車メカニック情報

今回、松戸市岩瀬にあるハンドサイクルの輸入代理店「㈱テレウス」様からのご依頼で、輸入されたばかりの車体にシマノの電動コンポ(Di2)を取り付ける作業を承りました。既に2回ご依頼頂いているので簡単に終わるかと思いきや、最新のDi2は、ハンドサイクルには向かない点がいくつかあることが判明し、試行錯誤の末、本日納車させて頂きました。

まず、ハンドサイクルとは何かということで、まだあまりご存じでない方が多いと思いますが、クランクを腕を使って回して進む自転車で、写真にある競技用のほか、ツーリングや日常用のものがあるようです。

ハンドサイクルの歴史などはこちらをご覧ください ⇒ http://www.terreus.co.jp/01_products/01_handbike/01_handbike/history.html

パラリンピックでは、2004年のアテネから、ハンドサイクルを使った競技が行われているようで、今回作業させて頂いたバイクは、パラトライアスロンに転向した車イスマラソンの第一人者である土田選手が乗られるとのことです。2020年の東京大会に向けて、陰ながら応援させて頂けたらと思っています!

さて、以下、備忘録も兼ねて、取付けに際しての留意点を書きますが、興味のある方は是非一読ください。

ハンドサイクルは、腕のパワー頼みということになるので、リアの最大スプロケットは40T。これまで、キャパシティオーバーとなるロード用のコンポをちょっと無理して使っていた車体も多く、今回も新型8000系で試してみたら、最大歯に当たらないように調整すると、反対にトップ側とガイドプーリーが従来型より大分離れるため、変速に大きな支障が出てしまいました。また、シマノの説明では、リア変速機の取付ボルトのところにあるB軸と言われるスプリングユニットが、新型では無くなっているのが影響しているかもとのこと。

このため、MTB用Di2コンポを使用することに変更したのですが、新型Di2では、ロード用とMTB用をミックスで使うと、システムが全く動作しなくなってしまい、このため、フロント変速機もマウンテン用に変更せざるを得ず。。

ハンドサイクルでは、TT用のブレーキレバーを用いますが、新型のレバーに付いているシフトスイッチは、アルテグラも一つになってしまいました。このため、もう一つ何らかのスイッチを付けなければならず、今回、サテライトシフトユニットをレバー近くに配置してみました。ちなみに、より小型のスプリンタースイッチの装着も試みましたが、こちらは使用不可でした。

フロントの変速操作には、ドロップバーの上部に取り付けることを想定しているサテライトシフトユニットをコックピット部に装着。そして、その近くのスペースに、ジャンクションAがうまく納まりました。

MTB用のフロント変速機には、マウンテン用の専用FDバンドが必要となり、これを使用すると、何とかフレームぎりぎりのところで取り付け出来ましたが、これはハンドサイクルメーカーに少し改良(もう少し長くするか、直付け台座にするか)を求めたいところです。

最後の写真は、「Wブレーキで格好いい!」ということでインスタ映えしそうな1枚。でも、実は、上のブレーキキャリパーは、車でいうところのサイドブレーキで、ロック用です。

 

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シマノのフロント変速機の調整はうまくいってますか!

2018年03月15日 | 6.自転車メカニック情報

かなり自転車の整備に詳しい方でも、シマノの旧型デュラエース、アルテグラ及び現行105などで慣れてしまった方の中には、現行のR9100やR8000のフロント変速機の調整に苦慮したことがあると思います。

これは、電動Di2もしかりなのですが、メカ構造の改善とともに調整方法が全く変わってしまったため、一度頭の中をリセットして覚えないと、いつまでも昔の調整方法から抜け出せないかもしれません!

ショップでは、新車の組立てから旧車のフルメンテまで順不同で作業するので、これらの調整方法について、その都度「あれ?どうだったけ」となってしまうところ、私の場合は、写真のようなカンニングペーパーで凌いでいます。

興味のある方にはコピーを差し上げますので、お気軽にお申し付けください!ただし、必ずシマノのディーラーズマニュアルを合わせてご参照ください!

シマノのディーラーズマニュアルはこちらから ⇒ http://si.shimano.com/#/ 

 

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シマノにも数少ない欠点が・・・

2018年03月02日 | 6.自転車メカニック情報

完全無欠のシマノコンポーネントにも数少ない欠点があり、そのうちの一つが、現行モデルにおいて、STI内でワイヤ切れを起こす可能性が高いこと。。

現行のシマノSTIレバーは、ワイヤを外側から入れて内側から出す仕組みとなっていますが、STI内でのワイヤーのリード半径が小さいために、どうしてもここに負荷がかかって、シフトワイヤーが切れやすくなっています。

ワイヤ切れを減らそうと、ここの箇所にグリスを厚く塗布してみるものの、泥汚れ等で変速機の動きやワイヤの滑りが悪くなればなるほどここに負荷がかかって、ワイヤーがほつれてくると言う現象がどうしても生じます。

下位グレードのコンポやワイヤーほど、変速機やワイヤへの注油を怠るとワイヤ切れのリスクが高まりますが、いずれにせよ、3~5,000kmほど走ったら、少なくともインナーワイヤの交換をお勧めいたします。同時にアウターワイヤーの交換もベストですが、バーテープを剥がすことになるので、同じタイミングで一気に交換してしまう方がいいかもしれません。

ちなみに、上の写真は105のSTIレバーですが、カバー部分が半透明なものにマイナーチェンジされています。最新ロットから変更されたようで、ワイヤーの状態を確認するのには多少役立ちそうです。

ワイヤー等の消耗品交換やフルメンテナンス(予約制)については、是非早めにご相談ください!

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ビンテージパーツ交換は楽しいけど難しい。。

2018年02月21日 | 6.自転車メカニック情報

今日の定休日は、久々に展示会も無かったので、作業集中日にして、通常営業日では行いにくい旧車のメンテやホイール組みをしていたのですが、一気に年代が30年以上前に遡ると、頭の切り替えをするのがなかなか難しいものです。

ちょうど自分が自転車に興味を持ち始めた頃のパーツで、すごい懐かしい記憶が蘇ってくるものの、やはり趣味でやっていただけなので、自分で使用したことのないパーツについての詳細は分からず、また、調べてみても確かなデータは見つからず。。

お持ち込み頂いたパーツを実際に取り付けてみながら確認するしかなく、ブレーキアーチが合わない、BBの軸長が合わない・・・・

最近のパーツはマニュアルでがんじがらめに互換性などが決められていますが、ビンテージパーツの楽しさというか奥深さは、過去なのに未知の世界を探求することなのかもしれませんね!

 

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ポリマーコーティングワイヤー使用のおすすめ

2018年01月19日 | 6.自転車メカニック情報

最近のシマノコンポは、ブレーキやシフト操作がより軽くなったと評判がいいのですが、ワイヤーの進化もかなり貢献していると思われます。

例えば、105のシフトケーブルは、「OPTISLIC(オプティスリック)」という電着コーティングが施された緑色のワイヤー(写真下側)となり、従来のステンレスのものより20%ぐらい効率性がよく(引きが軽く)なっているとのデータがあるようです。

さらに、デュラエースやアルテグラに使用されている「POLYMER COATED(ポリマーコーティング)」のケーブルは、インナーケーブルの回りにポリマーが巻き付けられた特殊なワイヤーとなっています。このワイヤーは当初、ポリマーが剥がれてより抵抗が増えるのではないかと敬遠されたこともありましたが、メーカーの説明によると、シリコングリス(シマノSP41)を使用することで、ポリマーが損傷していくことをかなり軽減できるとのことです。(ブレーキ用、シフト用ともに)

前述の「OPTISLIC」の方が、”剥がれ”が目立たないことから、こちらを好んで使用するユーザーの方がいますが、ワイヤに弾力性があまりないのが欠点で、ワイヤー内蔵タイプのハンドルやフレームの場合、ルーティングでカーブがきつくなる時に、かなり抵抗が高くなるようです。

また、ワイヤの太さについて実測してみると、ポリマーコーティングの方が、シフトワイヤで0.02mm細く、これがしなやかさとライナー管の中での抵抗減に寄与してるみたいです。

さて、気になる値段ですが、ポリマーコーティングのワイヤー(現在デュラエースグレードのみ)は、単品(1本)売りで税込2,025円と、かなり高額。。

そこで、当店では、バルク仕入れしたものを単品売り(ワイヤキャップ等付き)させて頂き、1本1,414円(税込会員価格)で販売しています!

より、軽いタッチを望まれる方は、次回ケーブル交換の際に、是非ポリマーコーティングをお試しください!

※ポリマーコーティングのワイヤ使用に関して、ブレーキについては、設計上、固定力の問題から、デュラエース及びアルテグラ限定とされています。

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リドレーの組み付けには少しコツがあります。

2018年01月12日 | 6.自転車メカニック情報

先日、普段リドレーを扱わない知り合いの店長さんから、リドレーのワイヤー交換の方法について質問があったのですが、実は、リドレーの現行カーボンフレームの殆どの車種で、シフトワイヤ―の張り方にはちょっとしたコツが要ります。(Di2は問題なし)

写真のように、BB下のワイヤーリードが外側から嵌めこむ構造となっていて、しかし、インナーワイヤーはフレームの中から一旦外に出て、また、フレームの中にもぐりこむちょっと複雑な仕組みになっています。このため、まずもって、プレスフィット式のBBを圧入する前に、ダミーのインナーワイヤとリード管を通しつつワイヤーリードを仮固定しておく必要があります。

さて、昨秋ぐらいから、お陰さまで、当店ではリドレー購入に関するご相談が増えています。リドレーの組み付け&フルメンテ作業の実績は日本一かも?と自負していますが、お気軽に何でもご相談ください!

 

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スピードプレイにされるのなら当店にお任せください!

2017年11月22日 | 6.自転車メカニック情報

アメリカンブランドをあまり扱わない当店で、ロルフプリマのホイールやスピードプレイのペダルなど、新たな発想で画期的なものを生み出している商品については、積極的な取り扱いを行っています!

 ←クリート位置や振り角度調整が終わったら付属のカバーを被せます。

中でも、スピードプレイのペダルは、当店で販売するビンディングペダルの5割以上を占めています。選ばれる主な理由としては、『振り角度の調整が自由』、『意外と大きい踏み面によるダイレクト感』、『コーナーでのペダルの当たりにくさ』、『ペダルのメンテナンスの容易さ』などがあげられ、トッププロ選手からツーリング志向の一般ライダーまで、広く使われています。

ただ、付け始めにおいて、なかなかハメづらいというのが最大の欠点。当店では、安心して着脱できるまで、固定ローラー台で練習して頂くことができます。また、クリートの取付・調整や振り角度の調整まで、ペダルをご購入頂いた方に無料で行っています。更に、ペダルやクリートのメンテナンス方法の説明に加え、グリスアップする際には500円(税込会員価格)で承っております。

なお、シューズについては、三つ穴タイプであれば殆ど適合しますが、ご不明な場合はご相談ください。また、四つ穴のスピードプレイ専用シューズとして、「ビットリア」、「リンタマン」、「SIDI」の取り扱いがございますので、ペダルと合わせて宜しくお願いいたします。

←必要に応じ、シムを足したり削ったりして、ソールとクリートのすき間を無くすのが最も重要な作業!

 

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ワコーズのハードコーティングを是非お試しください!

2017年11月16日 | 6.自転車メカニック情報

 

ワコーズ(WAKO'S)から業務施工用として開発されたハード・コーティング剤「バリアスコート・リキッド(VAC-L)」の施工を始めてから約1年。これまで施行させて頂いた方から、「塗装面の被膜がいつまでも続いている!」というお声を頂いております。

この「VAC-L」はどのようなコーティング剤かというと、ブログでは再掲となりますが、「ベースは反応硬化型の珪素化合物を複数使用し、柔軟且つ強固な塗膜を形成し、表層には撥水官能基とポリマーによる多重撥水表面が形成される。」ということで、説明を聞くだけでは「普通のよりちょっとスゴイのかな・・・」というぐらいの印象ではあるのですが、

どんな強固なコーティング剤も時間が経過すればそれなりに薄くなったり剥がれたりするわけで、そんな時は一からコーティングを全面やり直すかどうか悩むところ。。しかし、既存商品の「バリアスコート」を上塗りすることで増膜させることができるのが注目すべき点で、これにより、元通りの強いコーティングがいつまでも長続きするとのことです。

つまり、下地として「VAL-C」を当店でコーティング施工させていただけたら、あとは、ご自分で市販品の「バリアスコート」を使って、適宜メンテナンス塗布して頂けたら、いつまでも艶のあるバイクに乗り続けることができます!

施工費用は、2,800円(税込会員価格)(+下地処理費が必要な場合1.000円(新品フレームは不要))です。(マット塗装、メッキ箇所には不向きです)

なお、本施工は、当店で販売させて頂いたフレームが対象で、新車組立時(バラ完)又はオーバーホール時のみ行うことが可能です。

↓ 最近の施行例です。

 

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マビックUSTリムとIRCチューブレスタイヤの組み合わせはGOOD!

2017年11月10日 | 6.自転車メカニック情報

MAVICのロード用チューブレスシステム(UST)は、まだ発売されたばかりということもあって、実走インプレを始め技術的な情報がまだまだ少ないのですが、今般、T様からのご依頼で、「MAVICキシリウムエリートUST」に、MAVIC以外のメーカー(IRCシラクSAND)のチューブレスタイヤを嵌めてみました。

IRCに確認を取ったところでは、USTリムの寸法、形状等全てIRCのチューブレスタイヤの使用について問題無いとみているとのことで、また、これまでユーザー様から使用上で何か支障があったとの話もないとのことです。(ちなみに、同社のホームページにIRCとレイノルズの相性はNGとあります。)

今回は、シクロクロス用のタイヤがMAVICから発売されていないこともあり、他社製タイヤを選択せざるを得なかったのですが、まず、ビードを上げるのはフロアポンプで全く問題なくクリア。

次に、シーラント剤を入れないでエア漏れがどれくらいあるか測定してみましたが、12時間で5気圧から4.8気圧の約4%の減圧で済みました。ただ、オフロードで低圧状態にして走った場合については、実走テストをしてみるしかありません。

なお、UST特有のビードを上げやすく、かつ、タイヤが外れにくくなっているリム内部の形状が、2気圧ほどで走行してもエア漏れが少なくなるかも・・・という期待を抱かさせてくれているところ、恐縮ながらT様にお試し頂き、レポートをお待ちしております!

参考までに、マビックUSTに関する以前のブログはこちらです ⇒ http://blog.goo.ne.jp/cyclesmarmotte/e/674ac47b5ab8eeac8ff3de1faee04b9c

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雨天走行後はバイクのチェックを必ず!

2017年10月31日 | 6.自転車メカニック情報

このところ週末になると天気が悪く、否応なしに雨の中を走らざるを得なかった方が、とても多かったことと思います。

フレームの中に溜まった水をシートポストを抜いて逆さまにして排出させたり、チェーンやコンポ類を洗浄&注油させたりと、愛車のメンテナンスに苦労されていることと思いますが、

中には、ハンドルの動きが渋くなったという方もいて、この場合、早いうちに分解クリーニング&グリスアップなどを施した方が良さそうですが、当面は、ハンドルを何回も左右に振ることで、ベアリング内部や周囲の油分を循環させ、腐食(錆)の進行を幾らか遅らせることが出来ます。(BBやハブ、ペダルなども同様)

また、ブレーキパッドのチェックが重要で、先日、ウエット路面の山間部を走った自分のバイクを点検してみたところ、写真のとおり、金属片がいっぱい刺さっていました。

この場合、パッド交換してしまうのがベストではありますが、交換しなくても、千枚通しなど先の尖ったもので、パッドから金属片を一つ一つ丁寧に取り去って頂き、大事なホイールを傷つけないようにしましょう!

また、リムのブレーキ面の汚れも、ラバー製研磨剤(ゴムやすり)と脱脂洗浄剤で取り除くと、新品ホイール同様のブレーキ制動が蘇ります!

 

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ハンドサイクルの整備でいろいろ勉強させてもらいました!

2017年06月20日 | 6.自転車メカニック情報

松戸市内でハンドサイクルの輸入総代理店をされている「㈱テレウス」様より、スプロケ最大歯数40Tが使用可能なリアメカ(XTR Di2)への交換作業のご依頼を頂き、無事、作業が完了しました。

フルカーボンで造られたハンドサイクルはまさに自転車のスーパーカー! しかし、変速コンポが逆さまに取り付けられている構造上、いつもの調子で作業が出来ず、ある意味、真のメカニック技術力を試されているようでした。。

ロードとマウンテンのパーツの組み合わせから、チェーンの長さ調整など、未知の世界に挑戦できて良かったです!

これで、ユーザーの方が、思う存分、ライドを楽しんで頂けたら幸いです。

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カンパフリーボディ内のベアリングの交換

2017年05月23日 | 6.自転車メカニック情報

カンパニョロ社製のフリーボディに使用されているベアリングは、水や泥が入りこんだり、また、パーツクリーナーなどの溶剤が入りこむと、ベアリング内が錆びて回転性能が極端に落ちることがあります。

下の写真の右側のベアリングは、先日のフレッシュ(ブルベの一種)に参加された方のもので、24時間の雨天走行後に錆びついて全く動かなくなってしまったものです。

左側は新品のもので、実はカンパのフリーボディ用のベアリングは、内側に防水用のシールが無く、回転は軽くなる反面、防水・防塵性が落ちる点は否めません。

以前は、フリーボディのベアリングがダメになると、カンパの純正品としてはフリーボディごと交換せざるを得なかったのですが、2年ぐらい前から、カンパのスペアパーツリストにフリーボディ用のベアリング(FH-BUU044004)が載っていて、取り寄せることが出来るようになりました。(但し、2ペアセット)

なお、最近のフリーボディの価格は、アルミ製で特別な表面加工(プラズマ電解酸化処理)がなされていることもあり、かなり高額となってしまったので、ベアリング交換できるようになったのは朗報です。ただ、また、ブルベの雨天走行の度に錆びついてしまっては困りもの。。

そこで、純正品のままの状態(左側)では不安なので、次善策としてシリコーングリスで蓋をしておきましたが、これでダメなら、両側シール付きで防水・防塵性に優れた他社製ベアリングを試すほか無さそうです。

なお、ベアリングの着脱には専用の工具が必要で、カンパからは純正工具が用意されておらず、当店では、エンデューロ社製の工具(プーラー、圧入工具)が使えたので、カンパ&フルクラムのフリーボディの調子の悪い方は、お気軽にご相談ください。

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9100系フロント変速機の調整は楽になったのかどうか?

2016年12月08日 | 6.自転車メカニック情報

シマノの11速用コンポのフロント変速機は、ワイヤーのテンションアジャスターでかなり張力を上げないと本来の性能を発揮してくれなかったのですが、発売されたばかりの9100系の新しいデュラエースでは、変速機本体にケーブル調整ボルトがついて、適正なテンションを保つことが容易に出来るようになりました!

マニュアル通りにやれば誰でも出来るようになったとも言えるのですが、実際に組み付けてみると、チェーンを付けて可動域を微調整したり、ワイヤーの初期伸びやサポートボルトによる位置調整が再度必要になった場合などは一からやり直しになってしまうため、メカニズムを理解せずにあちこち調整しだすと、かえって混沌とした状態に陥ってしまうかも・・・です。

あと、ワイヤーの摩擦を減らして寿命を伸ばすためにも、ライナー管をワイヤ固定ボルト近くまで通した方が良さそうで、よりセッティングが複雑になったとも言えそうです。

9100系の組付けや調整などは、やはり我々プロショップに是非お任せください!

 

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