シクル・マーモット(Cycles Marmotte)

千葉県松戸市のロードバイク専門ショップ~江戸川左岸サイクリングロード20kmポストのすぐ横!松戸駅西口からも600m

ウーゴ・デローザ氏の遺志を継ぐドリアーノさんの「BIXXIS」が完成!!

2019年10月07日 | 6.自転車メカニック情報

ドリアーノ・デローザ氏がデローザ社から独立して立ち上げたブランド「BIXXIS(ビクシーズ)」では、チタンとスチールのみを丹念に製作する彼のビルダー魂のこもったフレームが、年間100本程度という限定でフルオーダーで作られています。

テレビ電話を活用するなどしてユーザー様と製作者との意思疎通を緊密にし、ユーザー様が求められるバイクを可能な限り実現するなど、巨匠ウーゴ・デローザ氏の遺志をドリアーノさんの「ビクシーズ」がしっかり継いでくれています!

この度は、チタンフレーム「PATHOS(パトス)」のオーナーになられたA様のご了解を頂き、これまで、オーダーしたところから製作場面まで本ブログで紹介させて頂いておりましたが、昨日、オーダー頂いてから約半年で、念願の「パトス」のバイクが完成し、シェイクダウン走行をして頂きました!

https://blog.goo.ne.jp/cyclesmarmotte/c/a534256de0b5e6fefc5a011b404e9238

↑ お渡し日は、天気も良く、奥様に祝福されての納車記念撮影!!

しかし、シェイクダウンとなる予定だった昨日の霞ヶ浦走行会は、土浦まで行ったものの、雨と風で走行会開催は断念。。でも午後にご自身でいつもの江戸川を走ってこられて、走りの面でも満足頂けたようで良かったです!

↑ ドリアーノさんが手塩にかけて製作してくれた「パトス」に相応するパーツ選びも大変。カンパ・レコード、フルクラムSPEED40の限定ゴールド、デダのバー&ステム、サンマルコサドルとほぼイタリアンブランド!最後の決め手は、スパカズのギャラクシー・ゴールドで! 

A様におかれては、任務遂行が大変な海外勤務を無事終えられて、帰国してからも激務が続くかもしれませんが、BIXXISが心労を癒してくれると思うので、天気の良い休日は、是非江戸川を颯爽と駆け抜けてください!!

 

 

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約5カ月待ってドリアーノ・デローザ氏のBIXXISチタンフレームが届きました!

2019年09月23日 | 6.自転車メカニック情報

4月にA様からオーダー頂いたドリアーノ・デローザ氏が直接手掛けるBIXXIS(ビクシーズ)のチタンフレーム「PATHOS(パトス)」が入荷しました!

↑ 製作途中でも、イタリア本国から、「これがAさんのフレームに使うパイプだよ!」との報告があったりと、常に、作り手が実際に乗られるユーザー様の顔を思い浮かべながら、一つ一つの工程を丁寧かつ確実に進められていました。

↑ 実娘のマルティーナさんはデザインを担当する一方で、仕上げ作業を行っていました。

↑ BIXXIS JAPANのオフィスから近いこともあり、直接できあがったPATHOSを届けてもらい、A様とご対面!

↑ その直後、イタリアにテレビ電話をかけて、ドリアーノ&マルティーナさんと感動の受け渡しのセレモニー!!

 

↑ そして今、カンパ・レコードのコンポや、DEDA ZERO100などの全てのパーツが揃い、仮組み作業は順調に進行中。ちなみに、クリスキングのヘッドパーツとチタン製シートポストは付属してきます。次回は、PATHOSにピッタリなホイールとしてお選び頂いたフル〇〇〇を紹介します!

 

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ホイールバランスを良くすれば登りは速く下りは安全に!

2019年05月23日 | 6.自転車メカニック情報

自転車に乗った時やホイールを空転させた時に、なんかホイールの回り方が均一でないなぁ・・・と感じたことが少なからずあると思います。

ハブやフリーボディが不調な場合もありますが、ホイール中心とホイールの重心がずれている場合、走行速度に比例して遠心力が働き、いわゆる”揺れ”が生じて、エネルギーロスが発生してしまうようです。

この「ホイールの中心と重心のずれ」は、リムの継ぎ目やバルブの重量などによって生じ、また、カーボンホイールでは、カーボンリムが製造工程の間に均一でない部分ができてしまうようで、質の悪いホイールだと、アルミホイールの10倍くらいの差異が生じているかもしれないとのことです。

←自動車用のホイールバランサーは、ホイールを回すことで重心のずれを測定する大きな装置が必要になりますが、ロードバイクのホイールなら簡易な計測機器(Sバランス君(英治デザインオフィス製作))を使って重心のズレを測定し、さらに、修正するための重りをどの場所に何グラム貼り付ければ良いかを、短時間で導くことができます。

←まず、ホイールやタイヤの汚れを落とし、振れ取り作業を行い適正空気圧までエアを入れるなどの準備作業をした後、「Sバランス君」で重心のズレを測定。

今回は、アルミリムでしたが、フロント4g、リアは2.5gのバランサー(重り)を貼りつけました。出典等不明ですが、1gで0.5wattのエネルギーロスが解消されるというデータがあるようで、両輪で3watt以上の効果が期待できそうです。

この効果は、平坦地や登り坂でのスピードアップに少しではありますが寄与することは間違いなく、他方、下り坂での振動を抑えて、安全なライドに貢献することも大きな効果と言えます。

このホイールのウエイトバランス工賃は、1本2,850円(税込会員価格)で実施しております。当店ご購入のホイールの場合は、20%OFFからの会員割引で2,280円(税込)です!(要予約) ※振れの大きなホイールやニップルが埋め込まれているタイプのホイールは別途料金がかかります。

 

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BIXXISオーダー車を入手するまで!

2019年04月17日 | 6.自転車メカニック情報

ウーゴ・デローザ氏の手作りフレーム精神を継承する次男のドリアーノ・デローザ氏が独立して立ち上げたブランドが「ビクシーズ(BIXXIS)」。

「ビクシーズ」に乗るための第一歩は、オーダーするお客様と製作者とのコミュニケーションから。ドリアーノさんの娘でデザイン担当のマルティーノさんがいつも一緒です!

シクル・マーモットのブログでは、A様のご協力を頂き、これからビクシーズのチタンバイク「PATHOS(パトス)」が、唯一無二のマイバイクとして出来あがって行くまでの過程をご案内していきます!

 

【 以下は、昨日A様が対談された時の記事です。(ビクシーズジャパンのFBページより) 】 

BIXXISでオーダーする際、日本のお客様とイタリアのドリアーノ・デローザーがテレビ電話で対面し、コミュニケーションします。

ユーザーがイタリアのオッフィチーナを訪問し、製作している姿を見て、彼らと知り合いになって「自分のために」作るフレームをお届けする。 実際にイタリアまで行くことはかなわなくても、お客様が手に入れる...”満足”は、BIXXISでしか得ることができない特別なものにしたいと考えています。

ドリアーノ・デローザとマルティーナが日本のユーザーを知り、その人のために心を込めてフレームを手作りする。その特別な価値は、BIXXIS取扱いショップを介してオーダーされる方や、ジオメトリをカスタマイズせず、スタンダードサイズをお求めの方など、BIXXISをお求めになるすべてのお客様にお届けします。

東京のショールームにお越しいただけない方は、ご自宅や取り扱いショップの店頭から3者間通話でのテレビ電話ができます😊 (現在IXXISのコンセプトを理解してお取り扱いしてくださるパートナーとなるショップを全国に展開するよう進めています)

さらに「実際にイタリアのBIXXISオッフィチーナに行って直接ドリアーノに会ってオーダーしたい」という究極の夢を実現したい方にもBIXXIS JAPANは最大限サポートする用意をしています。現地在住の日本人が工房訪問をお手伝いしてくれます😃

今回のお客様は千葉県松戸の「シクルマーモット」様から。ショップオーナーと共に最後はモニター越しのドリアーノ、マルティーナと4人で記念撮影。

このテレビ電話の様子はYoutube BIXXIS JAPANチャンネルでご覧いただけます ↓↓ https://youtu.be/HSRjxmzGwZg

 

 

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油圧ブレーキ&シフトワイヤー装着まで

2019年04月04日 | 6.自転車メカニック情報

だいぶ間が空いての作業再開となりましたが、お客様のポジションを再度見直しさせていただいて、コラムスペーサーは最大枚数の6枚入れさせて頂くこととなり(30mm)、この高さで、全てのケーブル類の長さが確定しました。

ケーブル類の長さを確定させて取り付けてしまうと、フル内蔵のためコラムの高さはプラマイ5mmほどしか調整幅が無くなってしまうので、S5を組み立てる場合は、フィッティングをしてポジションをしっかり確定させることが重要になってきます。(ケーブル類を外せば0~30mmの調整幅あり)

まずは、油圧式ブレーキホースの取付けとミネラルオイルの注入&気泡抜き(ブリーディング)から。フル内蔵式だと、ホースをカットした位置でコネクターインサートなどを取り付けたり、ブリーディングをせざるを得ないので、作業がやりにくいのと、オイルを巻き散らかさないように、また、オイルがかかりそうなところは養生しておく必要があります。

シマノのブリーディング方式は、ロード用ディスクブレーキが出た頃からインジェクター(注射器)を使ってキャリパー側から注入する方式になりましたが、気泡抜きは依然として上から下へと自然にオイルが落ちるのを待ちながら行うのでちょっと時間がかかります。SRAM/AVID方式のように気泡抜きもインジェクターを使ってみると作業効率が上がりますが、インジェクターにつなぐチューブが外れやすいので注意が必要です。

シマノの油圧式ディスクブレーキ用のマニュアルは、機種が増えたこともあり、40頁(左)から最新のものは60頁(右)に。

次に、シフトワイヤ―の取付けです。ハンドル&ステムからダウンチューブまではフルアウターになっていて、BB下の内側にアウターストッパーを取り付ける方式のため、ここからライナー管を引いてインナーワイヤーを通します。なお、アウターストッパーまでのアウターワイヤーの長さは、約10mmだけ余分を残してカットしましたが、あまり残しすぎてもダウンチューブの中で弛んでしまうし、反対にもし短かくなってしまったら全てやり直しになるので、カットする時はかなりの勇気が要ります!

ちなみに、間違って反対に取り付けないよう、フロントシフト用とリアシフト用のアウターの色を変えました。使用したワイヤ―は、フル内蔵にこそ威力を発揮する日泉(NISSEN)です!

さて、あとは、チェーンを付けて変速調整を行い、バーテープを巻けば完成です!

 

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ワイヤ交換時に必ず選ばれるNISSENケーブルにも留意事項あり!

2019年03月08日 | 6.自転車メカニック情報

最近、オーバーホール時などのワイヤ交換の際は、しなやかなアウターと滑らかなプラズマメッキコーティングのインナーワイヤ―が特徴の国産ケーブルメーカー「NISSEN(日泉)」を選ぶ方が多くなっています。

例えば、リドレーなどのフレームで、ヘッドチューブ付近にワイヤー挿入口があるものは、小さめなフレームだとワイヤ―の取り回しがきつくなり、レバーの引きが重くなったり、ハンドリングへの影響も出てきます。このため、NISSENのケーブルに交換するだけで、今までの悩みが解消するケースが殆どです!

また、ケーブル内蔵タイプのハンドルバーや、特殊なエアロフレームなどでも、その効果はとても大きいようです。

ただ、取付けには、通常のコンポメーカーのワイヤーに比べて、2倍以上の時間を要します。特に、ワイヤー切り口の末端処理に手間がかかり、少しでも変形した状態のままだとワイヤの滑りがかえって悪くなります。

また、内径の”バリ”も面取りしないとインナーワイヤーが引っ掛かる感じになります。さらに、アウター内部のライナー管が熱などで変形しやすいので、グラインダーはあまり使わずに、ヤスリで仕上げた方が良さそうです。

あと、どうしてもNISSENに交換したのに引きが重くなるケースが、シマノの新型フロント変速機の場合に起こります。メーカーに聞いてもまだ確かな答えは無いのですが、新型FDの場合、ワイヤーが直接変速機に点で接するところが2ヶ所。NISSENのインナーワイヤ―がシマノより0.1mm直径が細いことが影響しているのか、どうもこの接点(支点)のところで抵抗が生じてしまうようです。

これまでの解決策では、インナーだけシマノDura-Aceのポリマーコーティングにしてみると引きが軽くなります(105のオプティスリックは理由は省略しますがNGです)。さらに、ケースバイケースですが、ワイヤ―を留めるボルトのギリギリの位置までライナー管で覆ってあげた方が軽くなる場合があります。

上記は、10例以上施工したことで分かってきたことですが、これからも、フレームやパーツの構造等々で工夫の仕方が変わってくるかもしれず、もし、ご自分でNISSENに換えてみたけど効果が無かったという方は、是非プロの手に委ねて頂けたら幸いです。 

 

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NewサーベロS5(ケーブル類の内装作業)⑤

2019年02月21日 | 6.自転車メカニック情報

先週、オーナー様には2回目のフィッティングをして頂き、ハンドル位置(ステムの長さ、コラムの高さ、ハンドルのおくり角度、レバー取付角度)とサドル位置(高さ、前後など)がばっちり決まりました!

あとは、最終組み付け段階に入っていきますが、まずは内装化しなくてはならないケーブル類(油圧ブレーキホースとシフトワイヤー)をフレームやステムの中に通すため、一度仮組みしたパーツ類の一部を取り外します。

← 特にヘッド回りは、ハンドルを切った時に抵抗が少なくなるよう、試行しながらケーブルの配置を決めていきます(必ずしもマニュアルの絵図通りとは限らない!)。

← ステムの中にもワイヤを通すので、シフトワイヤは、アウター、インナーともにしなやかさのある「NISSEN」のワイヤを使用。なお、左右間違えないよう違う色のものを使用しました(フロントはオール内装なので色は見えず)。

← ハンドルバーは内蔵ではなく溝にワイヤ―類を沿わすタイプなので、ルーティングはあまりきつくなく取付けが出来そうです。

 

次回は、いよいよ油圧ブレーキのブリーディング作業とシフトワイヤの取付けなどですが、来週は沖縄のブルベに参加のため、完成は3月中旬頃になりそう。。

「暖かくなる頃に納車をお願いします」というオーナー様の温かいお言葉によりゆっくり組立てさせて頂いておりますが、でも、ようやく完成の目途がつきましたので、もう少々お待ち下さい! 

 

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NewサーベロS5(再ポジションチェックへ)④

2019年02月13日 | 6.自転車メカニック情報

週に1回のかなりスローなペースで組立て作業をさせていただいているNewサーベロS5ですが、先週、オーナー様にご来店頂いて実車でのポジションチェック(フィッティング)を行い、サドルの高さと前後位置を概ね決定。今週は再セッティング作業とブレーキキャリパーなど全てのコンポ取付作業を以下のとおり実施しました。

シートポストは、上下15mmしか調整幅がないため、下に10mm、上に5mm上げられる位置でカット。これで、もう1回ポジションチェックを行わさせて頂き、ステムの長さとハンドルの角度を最終決定する予定です。 

↑ シートポストの下端は、フレームを損傷させないように、フレーム形状に合わせて斜めにカット。切断面はエポキシ樹脂で保護。

↑ フラットマウント式のブレーキキャリパーを取り付けて、ローターとの整合性を確認。

↑ ロルフプリマのディスクブレーキ用ホイールは、ローターの取付規格がシマノが採用しているセンターロック式のため、放熱性能に優れたシマノ製ローター(SM-RT900)を装着。

 

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NewサーベロS5(ポジションチェックが行える仮組みまで)③

2019年02月07日 | 6.自転車メカニック情報

↑ サーベロ(CERVÉLO)newS5の組立てについては、実際に跨ってポジションチェックを行う仮組み段階まで進みました!

と言っても、ハンドル、サドル、クランクを仮止めした程度で、本格的な作業はこれからになります。

↑ Y字型のエアロステムとハンドルバーの間に、高さを2.5mm増すシムを入れることができます。もしくは、ハンドルのしゃくり角度を2.5度又は5度調整するためのシムを入れることも可能。

↑ コラムスペーサーに相当するパーツ。5mm厚のものを最大6枚(計3cm)入れて、ハンドルの高さを調整することが可能です。コード類を通した後からでも出し入れは可能ですが、ワイヤーや油圧ホースはフル内装のために長さ変更が難しいので、本組み作業に入るまでに綿密にポジションチェックを行って、入れるスペーサーの枚数はある程度決めておく必要がありそうです。

↑ シムやスペーサーに多くの種類があり、さらに使用するボルトの長さが変わってくるので、ハンドル周りの調整部品だけで箱が一つ。

↑ シートポストの長さ設定も慎重に行う必要あり。特殊なフレーム形状のため、フレームに挿入できる長さはわずかに8.5cm。最低限入っていなければならない長さが6.5cmのため、物理的に調整幅は2cmのみ。サドルの位置を決めた上で、シートポストのカット位置を正確に計算して求める必要がありますが、1回目の切断は念のためちょっとサドルが高めになる位置で行い、ポジションチェック後に2回目の切断を行う予定。

#CERVELO #CERVELOs5

#CERVELO #CERVELOs5

 

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サーベロS5(フレームのコーティングとホイールの取付)②

2019年01月31日 | 6.自転車メカニック情報

新型サーベロS5のフレームが届いてから既に1週間以上。。オーナー様からは、「他の急ぎの作業があったら後回しにしてゆっくりやってください」との温かいお言葉を頂いてはいたものの、1週間以上も間を空けてしまい申し訳ございませんでした。

組立て作業を始めるに当たって、まずは、フレームにコーティング剤を塗布します。今回、クリア箇所には、当店オプションとなっているワコーズ(WAKO'S)の「バリアスコート・リキッド」を使用し、マット箇所は、より薄い被膜でムラの出にくい同「バリアスコート」を使用。

「バリアスコートリキッド」は、複数のケイ素化合物により強固なベースを作り、表層は撥水官能基とポリマーによる多重撥水表面を形成する複合的な特殊コーティング剤とのことで、防汚性、耐久性に優れています(メーカー説明書より)。なお、施工に当たっては、薬剤の塗布方法、乾燥時間、拭きあげ方法など、細かな指示通りに行う必要があり、必然的に営業時間外での作業となります。

↑ 組立作業の第1歩はフロントフォークから。とにかく特殊な構造のため、ワイヤ―や油圧ホースを通す前に、一度仮組みをしてみます。

↑ これまで見たことのないパーツを取り付けていきます。

↑ これは何と”ステム”なんです!この上にハンドルバーをどのような角度で取り付けるかは、まだ少し先の作業になりそうです。

↑ 難しい構造ながら、ちゃんとしたインストラクションが用意されているのは助かります。さすがはサーベロ!!

↑ とりあえず、自転車のカタチにするべく、次はホイール。

「ロルフプリマ(ROLFPRIMA)ARES6」というハイトの高いリムのため、「シュワルベ」の80mmバルブの付いた軽量チューブを装着。

↑ エクステンダーでバルブの長さを延長させる方法もありますが、取り扱いに慣れていないと、思わぬトラブルに直面するというリスクが。。

↑ 装着したタイヤは、人気の高かったコンチネンタル・グランプリ4000SIIの後継新商品「グランプリ5000」。発売されたばかりで耐久性までは未知数ですが、コンチネンタルらしくない”しなやかさ”が特徴のようです!

次の作業は、フレームにディスクブレーキキャリパーを、ホイールにローターを取付け、あとは油圧ホースのルーティングチェックを行う予定です。

  

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サーベロNewS5の組立過程を紹介していきます!①

2019年01月23日 | 6.自転車メカニック情報

最近、メカニック的な記事内容が少なくなってしまったところ、自転車が出来上がるまでの工程を紹介できたらと思い、ちょうど新型のサーベロ「S5DISC」のフレームが入荷してきましたので、オーナーになられるS様のご賛同を頂き、これから少しずつアップしていきますので、是非ご覧下さい!

↑ まずは、箱から梱包材を剥がし、キズ等の製品チェックやパーツの不備がないかどうかをチェック。また、取付けパーツとの規格適合性なども確認。

↑ 特殊構造となるフロントフォーク。フォークコラムは前方の半円部分が担う。ここにケーブル類をどうやって通すかをシミュレート。

↑ ハンドル&ステムも大胆なエアロ構造に!

#サーベロS5 #CerveloS5

 

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NISSENケーブルが徐々に広まっています!

2018年11月12日 | 6.自転車メカニック情報

以前、ブログで紹介させて頂いたMade in JAPANのケーブル「NISSEN(日泉)」のワイヤ―ですが、徐々に使用して頂いている方が増えてます!

最近では、続けてリドレーオーナーの方にワイヤ―を交換して頂いたところ、まず、ハンドリングがとても軽くなったとの評価を頂きました!アウター&インナーともに柔らかなしなり方で、ヘッドチューブに挿入口のあるリドレーのフレームだと、尚更その効果が感じとれます。また、ワイヤ―テンションのアジャストバレルを装着する場合も、NISSENを取付けることのメリットが大きいです。

レバーの引き具合についても、ブレーキは油圧式を触っているぐらい軽いタッチに変わりました。シフトワイヤ―は特に戻りのスムーズさが秀でてました。ただ、シマノの新型フロント変速機(9100, 8000, 7000)との相性は、NISSENのインナーワイヤーの径が細いせいか、FDのワイヤ取付ボルト直前の”Rのきつい所”で、ポリマーコーティングされたシマノの純正ワイヤ―に比べると抵抗になっているような気がしました。

ライナー管を、取付ボルト近くぎりぎりまで使用するなどの改善策も考えられますが、FDのインナーワイヤーだけ、シマノを使う組み合わせがベストかもしれません。なお、105で使われるオプティスリックワイヤは径が微妙に太くて抵抗が大きくなるので、この組み合わせはNGと思われます。

ちなみに、価格は、アウターがシマノの2~3倍、インナーがシマノ・オプティスリックの2倍くらいで、ポリマーコーティングよりかは3割ぐらい安いという目安になります。

↑ アウターコーティングが透明なので、ステンレスの輝きをお洒落に演出!!カラーラインナップは、実は12色あり!

 

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今日はワコーズ清水さんのメンテ講習会を開催しました!

2018年07月29日 | 6.自転車メカニック情報

今日は、あいにくの天気のため、予定していた基本乗車練習会は中止となってしまいましたが、店内にて、室内で行う洗浄&注油などのメンテ講習会は予定通り開催いたしました。

講師は、元プロレーサーであり、引退後は那須ブラーゼンの監督を務められ、現在は大手ケミカルメーカーの「ワコーズ(WAKO'S)」社員の清水良行さんに来て頂きました!

←まずは、清水さんから、そして参加者からそれぞれ簡単に自己紹介 (右端の方は切れてしまってすいません。)

←今回は、室内で水を使わずにバイクを綺麗にするテクニックを、もちろんワコーズの製品を使って披露して頂きました。

まずは、よりバイクの隅々を綺麗にするため両輪を外します。そして、ワコーズとミノウラで共同開発したバイクスタンド(RS1800)に乗せ、そして、チェーンの掃除を容易にするため、チェーンローラー(ミノウラCR100)をリアエンドに装着。

←チェーンの洗浄は、生分解性のある「チェーンクリーナー」を用いてクランク5回転分くらい回して吹き付け、少し時間をおいた後、チェーン内部のローラーがよく回るように、縦方向にブラシを入れます。この「チェーンクリーナー」は、ゴム製品等にかかっても攻撃性が無いため、安心して変速機やクランク、ブレーキキャリパーなどのパーツにも吹きかけ、適宜ブラッシングします。

←その後、マイクロファイバークロスで拭きあげますが、フロント変速機やクランクなどの手が入りにくい箇所は、ウエスの先端を三角形に折り曲げるなどして、中に通しながらしっかり汚れを拭き取ります。

←この段階では、まだ油汚れが飛び散っているので、弱アルカリ性の泡状クリーナー「マルチフォーミングクリーナー」で、手に泡玉を作って汚れている部分に付けるか、直接吹き付けます。この時に、少し液が下にたれるので、床が汚れないようにシートなどで覆ってあげる必要があります。

←最後の仕上げは、ガラス系コート剤の「バリアスコート」。特にホワイトカラーの車体はみるみるうちに綺麗になっていきます。撥水・保護効果が高く、バイクをいつまでも美しく保ってくれる強い味方!風の抵抗も少なくなるとのことで、ヘルメットにも是非塗ってみてくださいとのことです。

←車体が終わったら、外したホイールの洗浄。「チェーンクリーナー」を使ってスプロケットの汚れを落とし、歯と歯の間はクロスを入れて泥をかき出します。その後は、タイヤを含め全体的に「マルチフォーミングクリーナー」を吹き付け、拭き上げます。

以上、基本的な洗浄方法についてのみ書きましたが、講習会では、こまかなワザから製品の特性まで、質問に答えて頂くかたちでいろいろ教えて頂きました。また、ワコーズの各チェーンオイルの特徴などについても細かく説明頂き、このあたりの詳細は、また、適宜ブログで説明させて頂けたらと思っております。

清水さんには、講習会後も、今後のプロロード界のことなどなど、いろんな経験を踏まえてのお話を頂き有難うございました!今度は、ご自宅が結構近いということも分かり、是非、当店の走行会にもプライベートでお気軽にご参加ください!今日は、本来ならお休みのところ、わざわざ松戸までお越し頂き有難うございました。

 

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楕円ギヤがブルベに使えることを発見!!

2018年04月17日 | 6.自転車メカニック情報

BRM414千葉300km(もてぎ) に、ブルベ初参加したレポートの第2弾として、ブルベ用の装備(パーツ編)について、いくつか気が付いたことなどを、以下、書いていきたいと思っています。

 

【楕円ギヤ(インナーのみ)】

まず、表題にも書いた「楕円ギヤ」についてですが、私の固定観念としても、「楕円ギヤ」は有酸素パワーのMAX時か無酸素域に入るぐらいに頑張ってペダルを回している時に効果があるのかなと思っていて、ロングライドには不向きかと思っていたのですが、今回、登り坂が多いこともあって、インナーギヤのみ、バロックギヤの34T±3を装着して臨みました。

ロングライドでは、同じペダリングばかり続けていると同じ筋肉しか動員することができず、やがてそこだけ乳酸が溜まってパワーが発揮できなくなるので、可能な限りいろんなペダリング方法を駆使して、筋疲労をいかに誤魔化しながら進んでいくかが重要になります。

今回、緩めの登り坂では、「フロント・アウター × ロー寄りのギヤ」 又は、「フロント・インナー × トップ寄りのギヤ」を使って走っていましたが、インナーが楕円であるため、両者のペダリングの踏み込み位置や重心の位置が少し変わり、ペダリング方法も使う筋肉も少し変えることができ、ペダリングの選択肢がさらに一つ増えたことを発見しました!

もちろん、アウターも楕円で、インナーはさらに楕円率の高いのを使うのも、同じ理屈でしょう。この方法はまた、エンデューロレースやツール・ド・沖縄などのロング系の競技イベントにも同じ効果があるかもしれません。(但し、個人差はあるので、ペダリングのリズムが崩れて逆効果という人がいそうです。)

 

【ビッグプーリー】

← 雨天走行でも泥詰まりなし!

次にビッグプーリーのブルベ(ロングライド)での利点ですが、疲れてくると変速操作がちょっと雑になって、アウターローを使ってしまったり、そこからインナーに落としたり、、また、荒れた路面でチェーンが暴れている時にも拘わらず変速してしまってチェーンを外してしまうトラブルなど、シフト操作に関するトラブルが多発するようになると思います。

こんな時に、リア変速機に取り付けるビッグプーリーは、変速時のチェーンのバタツキを抑えてくれる効果があるので、トラブルを少なくしてくれる重要なアイテムと考えられます。もちろん、本来のチェーンの流れを軽くする効果も距離が長くなればその効果も大きくなるでしょうし、プーリーゲージに泥が詰まりにくいという利点も、見逃せない大きなポイントです!

 

【フロントライト】

フロントライトに要求されるのは、明るさ、持続性、バッテリー交換の容易さの3つが大きなポイントですが、但し、その前にまずサイコン等他のパーツと組み合せた取付けのし易さが要求されます。

「レックマウント社」から、各メーカーに対応する多様な組合せを可能にした各種マウントが発売されていますが、ライト選びに関しては、純正品のマウントを含め着脱の容易さと求められる性能面で、やはり「キャットアイ」に分がありそうです。

その「キャットアイ」の中で、明るい充電式のライト「VOLT(ボルト)」シリーズは、予備バッテリーの取替えや充電が容易で、あとは、マウントが共通なので、コースにより下記の特徴を踏まえ、使い分けして頂けたらと思います。

・VOLT 400  持続時間 3時間(400ルーメン)、8時間(100ルーメン)、18時間(50ルーメン) ※VOLT800用のリチウムイオン充電池(3400mAh)を付ければ、約1.2倍くらい持続時間が増えそうです。

・VOLT 800  持続時間 2時間(800ルーメン)、3.5時間(400ルーメン)、8時間(200ルーメン)

・VOLT 1700 持続時間 2時間(1700ルーメン)※対向車に注意、 5時間(500ルーメン)、15時間(200ルーメン)

<キャットアイ製品は、会員割引含めて10%OFF!です> 

【リアライト】

リアライトも、やはりキャットアイがお勧めとなるのですが、まず、2個装着という日本でのブルベ規定を満たす必要があり、このうち一つは、昼間走行でトンネルに入った時に自動点灯してくれるものにすると、安全で便利です。電池式でお勧めの組み合せは以下のとおりです。

(自動点灯タイプ)

・RAPID 3 AUTO  持続時間:約3時間(単3電池1本) 又は

・REFLEX AUTO 持続時間:約30時間(単4電池2本)

(通常タイプ)

・OMNI 5 持続時間:約60時間(単4電池2本)

<キャットアイ製品は、会員割引含めて10%OFF!です> 

 

【サイクルコンピュータ】

別途レポートします!

 

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カンパ・フルクラムのホイールをブルベなどに使う時の留意点!

2018年04月05日 | 6.自転車メカニック情報

以前、シマノパーツに泣き所がある旨の話を掲載しましたが、カンパの泣き所についてもお伝えしておこうと思います。

これはホイールの例ですが、リアホイールのスプロケットを空転させる「フリーボディ」といわれるパーツには、ラチェットの爪を抑える細いスプリングがあり、ここが折れて3つある爪のうち1つないし2つが機能していない例が時々あります。以前に比べるとスプリングが少し太くなったのですが、折損事例数はあまり変わらないようで、少しでもフリーボディの音がいつもと違ったら、スプリング折れを疑った方が良さそうです。

また、フリーボディ内にベアリングが圧入されていて、このベアリングのグリスが抜けていたり錆びが出ていたりすると、ペダルを止めた空転時の抵抗が結構大きくなり、雨天走行や長距離での使用により、このベアリングがダメになっているケースが、やはり度々あります。あと、スプロケットをパーツクリーナーなどの溶剤で洗うと、このベアリングを痛めてしまうこともあります。この場合、ベアリングの交換ないしはフリーボディ全体の交換が必要になります。

カンパにもこのような泣き所はあるのですが、ブルベやロードレースなど過酷な状況下で使われることが多い方は、メカトラでリタイアなんてことにならないためにも、普段から点検を欠かさずに、また、分解清掃などのメンテナンスを定期的にされることをお勧めいたします。

 

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