フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

物語参加型購買

2011年11月05日 15時39分06秒 | 書評  ビジネス系
最近、盛んに言われ始めているストーリー戦略。

手っ取り早く言うと、
顧客の共感を得るような物語を創り出すことで
購買意欲を高めようとする戦略らしいです。

イノベーションによって新規の市場ができたら、
「新しいということ」が差別化につながりますが、
古い市場で、どこも同じような商品・サービスでは
一体どれを選んだら良いのか顧客側も迷ってしまうし、
売るほうも差別化をアピールすることができません。

そこで、考え出されたのが「ストーリー」というわけですが
顧客の共感を得るというところがミソです。

単なる自慢話や、ここがすごい!という物語では
なかなか共感を得にくいはず。

そこで本書の著者は、「葛藤」を書けといいます。
今まで最も辛かったときの話が、
最も共感を得やすいというわけです。



なぜ桃太郎はキビ団子ひとつで仲間を増やせるのか?~儲かる会社は知っている! ~
クリエーター情報なし
TAC出版


要点をまとめると

・会社の物語に顧客を巻き込み、
 商品を・サービスを購入してもらう手法。
・小さな会社が、従来の性能・品質や価格などの競争から離れたところで、
 No1、オンリー1のポジションを手に入れるための戦略
・記憶に残る魅力ある物語をつくるための方法。
「ヒーローズ・ジャーニー」を応用して、
 明確でシンプルなビジョンを物語にする方法。
・ソーシャルメディアを中心とした
 Webツールを活用した物語の伝え方。


・物語の作り方
 目標を掲げて何かを始める
 挫折・葛藤がある
 乗り越えるきっかけができてブレイク・スルー
 徐々にうまくいき宝を得る
 さらに高い志を持ち、次の旅へ向かう

・大切なのは物語に〝葛藤"をつくること
 人から見て、最も興味深い話は、今まで最も辛かったときの話
 それが多くの共感者をつくる秘訣

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