フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

初心者のための使える会計知識 その10 キャッシュフロー

2010年02月17日 00時12分28秒 | ビジネス実用
昨日参加したセミナーでは、
創業時に押さえておくべき数字について
お話しされていたのですが、
その中で興味を惹いたのが
「キャッシュフロー」

財務諸表3表には、貸借対照表、損益計算書のほかに
キャッシュフロー計算書が含まれています。

貸借対照表や損益計算書ではわからないことが
キャッシュフロー計算書ではわかるらしい。

それは、何か?

現実のお金の流れ(出入り)がわかるといいます。


たとえば、売掛金。
まだ回収されていない販売代金のことですが、
貸借対照表には流動資産の科目にのり、
損益計算書では売上高として計上されます。
しかし、キャッシュフロー計算書においては、
まだ代金回収されていないため
『営業収入』には含まれません。
つまり現金は手元にないということです。

逆に、買掛金。
これは、まだ支払っていない購入代金のことですが、
これも貸借対照表では流動負債として載り、
損益計算書には販管費に計上されます。
しかし、まだ代金を支払っていないため
『営業支出』には含まれないのです。
つまり、現金はまだ手元にあるということです。

さらに、在庫。
売れ残った商品のことですが、
貸借対照表では、
なんと売掛金と同じ流動資産の科目にのり、
逆に、損益計算書では、売上が立っていないので
この代金は売上原価に含まれません。
しかし、実際に代金を支払っている場合には
『営業支出』に含まれることになります。
つまり、もはや手元に現金はないということです。

そのほか、減価償却費もありますが、
ここでは割愛して後日に。

会社はどんなに利益が出ていても
短期的に資金繰りがつかなくなると
倒産してしまいます。いわゆる『黒字倒産』です。

損益計算書上では利益がでていても、
代金回収までの期間が長いと
手元に現金がない、という状況に陥ります。
その状況に陥らないためには
現金の出入りをつぶさに
把握しておくことが大事であり、
この点にキャッシュフロー計算書の存在意義があるのです。

》》独立起業しました!ぽちっとクリックお願いします!》》》にほんブログ村 ベンチャーブログ 起業・独立へ
にほんブログ村





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。