フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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西太后―大清帝国最後の光芒 (中公新書)

2011年01月26日 01時30分49秒 | 書評 歴史系
いまNHKで日曜夜11時から放送されている
蒼穹の昴がとても面白く画面に食いつくように
観ています(笑)

西太后に悪女のイメージがあるのは
清朝が倒れた後、紆余曲折を経て
共産党が政権を握り今なお共産党の政権下にあるため
前時代の強烈な個性のある権力者を評価しないからでしょう。

明治時代に徳川家康が「タヌキおやじ」などと
酷評されたのと同じ構造だと思われます。

蒼穹の昴は小説なので想像の部分もあるのでしょうが、
従来の西太后のイメージを覆すストーリー展開となっており
興味深さをいっそうひきたてています。

本書は、政治的な評価やイメージにとらわれることなく
歴史的事実に基づいて「西太后」の真実の姿を
より明らかにするものです。

現代中国を知るためには
清朝末期を知ることが一番良いと言われます。
蒼穹の昴をきっかけに西太后の真実の姿を知り
ひいては清朝末期の歴史的事実関係を知ることが
現代中国とその行く末を知ることができるのではないかと思います。

今後世界のパワーバランスにおいて
中国の存在を除外することはできない以上
中国をきちんと知ることは大切かもしれません。

それが蒼穹の昴がきっかけだったとしても(笑)

西太后―大清帝国最後の光芒 (中公新書)
加藤 徹
中央公論新社



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