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ちょっとだけスパイシー

四川省大震災障害者の被災情報(1)

2008-06-17 | 障害者
6月15日12時現在、四川汶川地震で死者は69,170人、
負傷者は374,159人、
80%の負傷者は障害を負ったといわれます。
その他、失踪者は17,427人にも及びます。

四川省の障害者人数は622.3万人、全省総人口の7.57%。
1年毎におよそ8万人の障害者が増えています。
その中で70%以上の障害者がリハビリを期待しています。
今回の大震災で大勢の障害者が増えてしまいましたが、
障害者を向かえるリハビリ施設(障害者総合サービスセンター)の
被害が大きく、大変深刻な状態になりました。

概算すると、5月29日17時までの四川汶川地震、
障害者傷亡人数は約13,461人。
76,668軒の障害者自宅は倒壊、または危険な状態です。
330,000軒の障害者住宅は半壊または一部損害。
障害者連合会のスタッフが27人死亡、
61軒の障害者施設や障害者総合サービスセンターが全半壊になりました。
都江堰特殊教育学校の校舎は倒壊。
40名の障害者生徒は一部の室外で活動していた生徒以外は、
全員が行方不明になりました。
都江堰市障害者連合会の建物が倒壊、
最近リフォームしたばかりの障害者総合サービスセンターの建物も危険です。

聚源中学の校舎が倒壊、特殊教育学級の20名の障害者生徒が行方不明になっています。
崇州市障害者連合会の建物も全壊してしまいました。

青羊区、都江堰市、彭州市、崇州市、大邑县、蒲江县など地域の障害者総合サービスセンターも
いつ倒壊するかも知れない危険状態です。
青白江区、金堂县、双流县、郫县、新津县の障害者総合サービスセンターも半壊になってしまいました。

汶水県は未だ立ち入り出来ないので、
障害者および障害者施設の被災写真や情報が入手出来ませんでした。

地震が発生してから、中国障害者連合会の国家リハビリ医療団を始め、
各省や市もリハビリ医療団を派遣し、被災地で活躍しています。
成都市障害者連合会も救援計画を立てて、
重災区の障害者へ支援活動を行います。

23個市県の障害者連合会は、
それぞれにリハビリセンターを作りたいのですが、
経済的に大変厳しい状態です。
皆様のご支援をお願い致します。
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