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ちょっとだけスパイシー

DPI世界会議韓国大会参加記(8)

2007-09-26 | DPI世界会議韓国大会参加記
宋廟の出口に停まっていたタクシーに乗り込んだ。
まずダメだろうと思ったが日本語で
「ソウルタワー」
「どの道を通って行きますか?」
「ラッキー!!! 日本語が解るのですね」
「昔、勉強したことがあります。
もう、歳でほとんど忘れましたが」
「まだ若いでしょ?」
「もう76ですよ」
日本語の解るタクシーに乗れただけでも幸運だが、
おじいさんタクシーで、
ソウル庶民の日常生活の話を聞けたことも楽しかった。
道路が混雑していて、空いていれば10分ほどの道を
30分かかってソウルタワー下のロープーウェイ乗り場に着いた。

「ここからロープーウェイに乗って行くのですよ。
 上にきつい階段があるので注意して下さいね」
「ありがとうございます」
6400ウォンを払ってタクシーを降りた。

このロープーウェイも日本の障害者手帳が通用し、
料金が半額になった。
中国や台湾、韓国も、他の国の障害者手帳が通用するのに、
日本だけが通用しない。日本人として恥ずかしい事だ。
4~5分ロープーウェイに乗り、
ソウルタワーも半額の入場券を買い、
エレベーターで展望台へ向かった。

ソウルタワーは、ソウル市内中央にある山の頂上に建っていて、
360度の展望が見えた。
今までは北西の片側しか見ていなかったが、
郊外には高層マンションが立ち並び、
どの方角もすばらしい景観が広がっていた。


少しずつ夕焼けから夕闇に変わってきていた。
ソウルの夜景はキレイだろう。


展望台のレストランで食事をすることにした。
3種類のメインディシュから一品を選び、
他はバイキングになっている。
一人前32,000ウォン。
日本円で4,000円ぐらいだ。
料理は高いが景色と雰囲気を考えるとそんなものだろう。
それに焼肉も飽きてきた。



大きなガラス窓の横に案内された。
想像通り、キレイな景色だ。
「メッチュ ツー(ビール2つのつもり)」
今回は、意味は通じたが日本だと小ビンの大きさだ。
妻と
「かんぱぁ~~~ぃ」
ソウルの夜景を見ながらの食事も、
“おつ“なモノである。
ビール2本を追加注文したが、
小ビン4本でも大ビン2本程度の量。
外の景色もまだ真っ暗になっていない。

韓国の焼酎をさらに追加。
酔いがまわり、心地よい気分になったときには、
眼下にソウルの夜景が広がっていた。


(酔っ払いの写真?)


用を足しにトイレに行くと、
「絶景」



このトイレを考案した人に、
お礼を言いたくなるような良い気分(?)

素晴らしいソウルでの夜だった。


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2 コメント

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私が行った時は (あかり)
2007-10-24 21:11:44
韓国は行ったこと無いです。
でも、上海と北京では、日本の障害者手帳を見せても割引は一度もありませんでした。チケット売場の人の説明では、残障といって、戦争などで手がない足がないなどの障害の残った人(国民)などが該当するらしいです。この人の言うことが正しいかどうか、一個人の解釈なので、わかりませんけど。
台湾は、エアポートバスが半額になりました。でも2003年、故宮博物院の入場料は半額にならなかった(理由は先ほどと同じでした)ので、そのあとの観光地の入場券を購入する際から手帳は見せませんでした。
返信する
あかりさんへ (た~や♪)
2007-10-25 00:04:41
中国の障害者は「残疾人」と呼ばれています。
詳しい事は分かりませんが、
日本の障害者手帳を説明する語学が
必要かもしれませんね。

返信する

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