季節性インフルエンザ流行期にはおなじみの学級閉鎖。
今後、新型コロナ流行(クラスター発生)が増えてくると予想されますが、
インフルエンザ同様、学級閉鎖や休校が行われるのでしょうか?
そしてその有効性は?
この疑問に見事に答えてくれている動画を見つけました。
□ 「子供たちの感染状況と学校の感染症対策」
インフルエンザと新型コロナの流行はその特徴が異なるので、同じように一斉休校は行うべきではない。
(インフルエンザの感染拡大の流れ)
・学校での流行が家庭に持ち込まれ社会全体へと広がっていく。
・毎年何十人もの子どもの命を奪う。
・クラスの20%以上欠席者が出た場合に学級閉鎖を考慮。
・学級閉鎖が複数以上発生した場合に学校閉鎖を考慮。
(新型コロナの感染拡大の流れ)
・社会の中での流行が家庭に持ち込まれ学校へ広がっていく。
・一人の患者が発生した際に、学級閉鎖・学校閉鎖・地域一斉休校という措置が必要かどうか疑問が残る。
(子どもにとっての学校閉鎖)
・子どもにとっての学校閉鎖は大人では「ロックダウン」と同レベルの厳しい措置。
・大人の感染対策が不徹底な場合、そのつけを子どもに回してはいけないのではないか?
・社会がロックダウンが必要なレベルまで流行状況が逼迫してはじめて、一斉休校は議論されるべき。
・大人にとってのロックダウンは、経済的事情や精神的に持たないなどの理由で行われにくいが、子どもにとっても同じ、あるいはそれ以上のダメージがある。失われた学校生活や友達と過ごす時間は二度と取り戻せない。
相変わらず“熱い”先生で、語りに引き込まれてしまいます。