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還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

岡山県勝山と鳥取県倉吉(美観地区巡り)

2013-10-03 19:48:30 | 旅行
9月26日(木) (岡山~鳥取方面キャンピング旅行4日目)

昨日までの3日間とは打って変わって、今朝は曇っていて肌寒いくらい。
今日は鳥取の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているという倉吉の「白壁土蔵群」を目指す予定だが、時間的にゆとりがあるので、R313途上にある真庭市勝山町に寄ってみることにしました。
こうやって気ままに予定変更できるのがキャンピング旅行のいいところです。


=勝山町並み保存地区= (0740-0930)
道の駅「醍醐の里」から約17km、25分でJR勝山駅前の観光駐車場に到着。
美観地区内にも観光客用の小さな無料駐車場がいくつかありますが、駅前から檜のアーケードの風情ある商店街を歩いてもすぐです。

朝早いのでまだ開店しているお店はないですが、檜舞台が温かみを感じさせてくれます。
すれ違う生徒達が皆、気持ちよい挨拶がけをしてくれます。
また地図を片手に歩いていると、地元の人が気遣って声をかけてくれます。
美観地区内の月極駐車場でも数台分は観光客用に無料で開放されていたり、町全体で観光客を暖かく迎えようという心遣いが感じられていい所でした。
 
白壁の商家群が続く整然とした静かな(朝早いせいかな)町並みです。

造り酒屋でしょうか、寅さんのロケにも使われたそうです。

城下町・勝山に残されている唯一完全な武家屋敷「渡辺屋敷」、補修もなく建築以来約200年が経っているそうです。
あいにく見学できるのは0930からと言うことで、中へ入ることはできませんでした。

商家の前に懐かしい足踏み式のミシンが置いてあったり

懐かしいフェンダーミラーの車(ナンバープレートはついていないようですが)が車庫に収まっていたりします。

町役場(現真庭市役所勝山支局)の前にこんな石碑がありました。
どんな縁で姉妹都市になったのかわかりませんが、詫間町は10代の頃3年余りを過ごした懐かしい町なので、何だか急に勝山が身近に感じられました。


=道の駅「犬挟」= (1020-1110)
R313の側道を下って行く、周囲に何もない寂しい場所にある道の駅ですが、すぐ傍に峠からの湧き水があり自由に汲むことができます。
道の駅では水道が設置されていないところが多く、水の補給に苦労することが多いので、こういう所は有難いです。
また身障者用のトイレにはウオッシュレットが設置されていました。


=倉吉白壁土蔵群= (1140-1400)
今回訪れた美観地区(伝統的建造物群保存地区)では最も観光客(韓国からの人が多かった)が多いところでした。
観光用の無料駐車場も市役所脇、裁判所脇を含めて3、4ヶ所あるのですが、どこも一杯で何とか裁判所脇の駐車場に空き待ちで停める事ができました。

昔(室町時代)は打吹山に城があったそうで、倉吉は城下町、陣屋町として栄えたようです。
江戸・明治期に建てられたと言う、玉川沿いの白壁土蔵群や商家の町並みが当時の面影を残しているそうです。
 
赤い石州瓦と白壁が美しい

県の保護文化財に指定されている桑田醤油醸造所

大正2年に建てられた醤油の仕込み蔵を改装し、町並みを残しながら、上手く商売に利用している赤瓦1号館。
16号館まであり、いろんな店や工房が営業している。

白壁土蔵群のある所から西方向、豊田家住宅がある辺りはレトロストリートと呼ばれ、昭和中期の雰囲気がよく出ています。
そこには「倉吉レトロ館」があり、昭和の懐かしい品々が無造作に展示されていて、無料で見学することができます。

懐かしい昭和の居間です。
当時は丸い食卓でしたね、いつ頃からでしょうか、食卓に角が出来たのは?
昔は子供の数も多く、何人でも詰めて食事ができるように丸く作ってあったのでしょうか?

蓄音機、昔祖母が持っていたような記憶が・・・。

懐かしい真空管ラジオ

ついこの間まで見ていたようなTV、ガチャガチャと回してチャンネルを変えていました。
逆方向に回すと接触不良で映りが悪くなると怒られたものでした。

幼い頃によく読んでいた少年雑誌。他に月刊誌の「少年」や「冒険王」「ぼくら」などがありましたね。

母や祖母が炭火で焼いて使っていたコテやアイロン。



=道の駅はわい=  1540着
お土産用の梨を求めて、「北条公園」「大栄」と道の駅を巡りながら、今日の宿泊地「はわい」に到着。

山陰道(無料区間)上のSA風の道の駅で、近くにはわい温泉もあり車中泊車多数。
青果店もあり果物はここが一番お得に買えます。




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