還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

半島巡りキャンピング旅行 二日目-1

2014-04-29 21:08:00 | 旅行
4月21日
5時過ぎに目覚めたが朝からどんよりと曇っている。
ラジオの天気予報では昼ごろから雨とのこと。
仕方がないので西伊豆方面の灯台は翌日以降にして、今日は近くの灯台と下田市内散策をすることに。
いつものようにコーヒーとガスコンロであぶった食パンで腹を膨らましてから7時半に道の駅を出発。

=爪木埼灯台 (0740-0920)=

下田の東側の小さな須崎半島の南東端にある灯台で、あまり有名ではないですが凛とした立派な灯台です。
ネットで調べた情報では灯台近くの駐車場は有料とのことで少し手前の空き地に駐車して暫く歩きます。
(ギャンブルでは5千円や1万円は惜しげもなく使うくせに変な所でケチる爺さんです)

駐車した付近から見える灯台、結構目立ちます。

有料駐車場からの灯台

付近は公園として整備されていて歩きやすい。
園内には野水仙の群落地や花畑もあります。

断面の形から「俵磯」と呼ばれる柱状節理。
江戸時代には建築用として切り出され、6角形の石材は俵石と呼ばれて重宝されたようです。


=須崎恵比須島 (0925-1000)=

須崎半島の尖端にある周囲300mの小さな無人島で、半島とは短い橋でつながっていて歩いて渡れます。

海底火山が隆起・浸食を繰り返して出来た地形の象徴的な島の断面、海底を流れた土石流が隆起したものです。
島の周囲はコンクリート歩道になっており歩いて一周できますが、今にも崩れ落ちそうにせり出した所もあって急ぎ足で巡りました。

島の頂上には神社と指向灯(赤白緑の三色の光を投射して船舶に危険水域と安全水域を光色により教えるもの)があります。

ここからは神子元島(みこもとじま・下田市に属する無人島)がすぐ近くに見えます。
ブラントンが明治3年に建造した日本で最初の石造り灯台が遠望できます。
この灯台は米英仏蘭四国と結んだ江戸条約により建設を約束させられた8灯台の一つで、近代化産業遺産に指定されていますが、訪問する足のない灯台です。


午後からは雨になり、雨の下田市内の風情を感じた後、ちょっとしたアクシデントで又予定を変更することに・・・。



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