還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

TPP問題について

2011-10-29 22:33:48 | 日記
交渉参加の是非を巡って世論を二分しているTPP問題。
今は関税障壁に絞って農業問題だけがクローズアップされている感がある。

しかしよく考えてみると、他にももっといろんな問題があって国家のありようを変えてしまうようなことになるのかも知れない。
マスコミからは断片的且つ偏った情報しか入らないので正しく考えることが難しいが、いろんな情報に触れて自分なりに考えてみなければと思っています。

かつて派遣労働の解禁の際にはほとんど無関心で、その法律が通ることによって世の中がどのように変わるのかについて、当時はほとんど騒がれなかったように思う。
しかし結果的にはワーキングプアと呼ばれる若者が増え、何とか正社員になったにしても今度は過重労働で心身を病んでしまう若者が増えてしまった。
(我が家でも、毎日深夜まで仕事に追われ終電で帰宅する娘を見ているといつか壊れてしまうのではないかと心配でしかたがない)

今度は国内にとどまらず国際的な問題であるので、国民全体がもっと真剣に考える必要があるのではと思う。