還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

嫌な予行演習

2011-10-28 22:34:53 | 日記
8月には久しぶりの独身気分を堪能した妻の不在であったが、今回は何とも寂しい気分を味わっている。
昨日義父が心臓発作で緊急入院し、その付き添いで妻が病院に泊まり込んでいるためである。
何とか一命はとりとめたが、もう90歳近いので心配です。
それにもまして、もし万一の場合アルツハイマーを患っている義母の症状が劇的に悪化するのは間違いないので、そちらのほうが心配である。

自分の中で家族という言葉が親や祖父母・兄妹を表わしていた頃から、妻や子供・孫を表わすようになって久しい。
人生で一番つらいのは子供との別れ、一番寂しいのは妻との別れではないだろうか。

幸いにしてどちらもまだ経験していないが、義父母はこの一番つらい別れを経験している。
そんな義父母にはいつまでも生きてほしいとは思うが、こればかりは順番なのでどうすることもできない。
できればどちらにも次の寂しさを味わうことなく旅立ってほしいと願うばかりである。


灯りの点いていない我が家の玄関の鍵を開けるときの、何とも言えない寂しく侘しい気持ち。
これが妻に先立たれた夫の気持ちなのだろうか。

変な予行演習をした昨日今日でした。
明日は病院へ行ってきます。