還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

鳩山さんの使命

2010-05-31 22:27:45 | 日記
ついに普天間問題から鳩山内閣が崩壊寸前だ。
それにしてもあんなに自信たっぷりに県外と言っていたのに、結局アメリカの言うとおりの案になった裏には
何があるのだろう?
マスコミで報道されている表の理由以外に何かがあるのではないだろうか?
アメリカをはじめとするいろんな勢力から、公言できないような脅迫じみた圧力でもあったのではないかと
想像したくなるような決着だ。

政治と金の事に関してはありとあらゆる裏情報を垂れ流すマスコミが、今回の裏について追及しないのは
どこかに押さえられているからだろうか。


政権交代したのをきっかけに、野中元官房長官が「マスコミ記者や政治評論家に機密費から金を渡していた」
ことを告白したり、沖縄返還時の密約が公になって元毎日新聞の西山記者が正しかったことなどが明らかになった。
しかし機密費のことを書いたのは東京新聞一社だけとはなんと日本のマスコミは腐っているのだろう。

時としてペンの権力を傘にきて傍若無人とも思えるような取材をしているわりには、自分達のこととなると知らんふり。
執拗な民主党攻撃の裏には、自分達のすねの傷をおもんばかってのことがあったのだろうか。

赤旗や聖教新聞などは立場がはっきりしているから読者もバイアスを考えながら読めるが、公平を装っているぶんだけ
一般マスコミのほうがタチが悪いのかも知れない。

鳩山さんも民主党政権もそんなに長くは持たないだろうが、残された鳩山さんの使命は野に下ったあとで
野中さんのように「何があったのか」を赤裸々に国民に明らかにすることだ。


いっぽう我々はマスコミに踊らされることなく、いろんな情報を元に自分自身で考える癖をつけなければならないだろう。