BOXING観戦日記

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WBC世界フライ級タイトルマッチ 予想

2008-12-22 22:04:35 | Boxing
王者:内藤 大助
挑戦者:山口 真吾

予想:内藤の終盤KO勝利

パッキャオVSデラ・ホーヤに比べると地味な予想になるが、致し方ないところ。
パンチ力と耐久力で上回る内藤の優位は動かない。
坂田戦で序盤にノックダウンを奪いながら、詰めきれず逆転された山口にとって、
これが最後のチャンスであることは陣営も本人も自覚しているはず。
勝機を見つければ呵成に勝負をかけたいが、勝負どころの見極めでも
王者に分があると見る。
山口の遂行すべきミッションは二者択一。
清水が見せたジャブ、ワン・ツー、カウンターのアウトボクシングか、
あるいは自身が坂田戦の中盤までに実践した出入りのボクシングだ。
が、前者は終盤KOに散り、後者は世界レベルの気迫とスタミナに潰された。
山口の年齢や前戦の調子を見る限り、大幅なレベルアップは見込めない。
内藤に穴があるとすれば、やはりスタンスか。
タイミング次第でフラッシュダウンならいくらでも奪えそうな足運びを見せるが、
ダウンはポンサクレックに初回KOされた時のみ。
つまりはあれも罠ということか。

7:3で内藤の防衛成功と予想する。