コロンブドール

Les Films de la Colombe d'Or 白鳩が黄金の鳩になるよう人生ドラマを語る!私家版萬日誌

女優 高千穂ひづるさん回想録「胡蝶奮戦 スターたちと過ごした日々」出版してます!

2009-01-23 | -お知らせ-
東映時代劇映画懐かしき黄金時代 東映城の御姫様女優の一人で、またタカラヅカジェンヌ出身の高千穂ひづるさんの思い出話が綴られた本が昨年暮れ奇しくも若杉光夫監督の告別式の日に出版されました。
実際には、若杉監督が亡くなった日に書店には並んでいたそうです。
何か因縁めいていますのでこの本を紹介させて戴きます。

この思い出話で特に面白かったのは、やはり今でも宝塚時代舞台で一緒に立ったタカラヅカジェンヌを今でも脳裏に深く焼き付いていて、その当時の様子が鮮明に語られているところでした。先輩からの忠告、失敗談などの思い出は興味深く読まさせて戴きました。越路吹雪さん、春日野八千代さん、乙羽信子さん、淡島千景さん、天津乙女さん、八千草薫さんなど。
又同期で高島兄弟の母である寿美花代さんや一年後輩の若杉光夫監督婦人南風洋子さん、有馬稲子さんなど想い出に浸って語られていました。
南風洋子さんからは、麻雀の手ほどきを指南して貰ったそうです。有馬稲子さんには宝塚恒例の新人が初舞台の時先輩が後輩にメークをしてあげるそうで、この時は高千穂ひづるさんがやってあげたそうですが・・・・・。後は読んでのお楽しみ!

この本は出版してすぐに手に入れ読んでいたのですが若杉監督の死去と一緒になりこの感想を四十九日法要の後にと思っていたのですが、出版日をみて若杉監督と何か因縁があるようですので感想途中ですが一旦UPしておきます。
四十九日法要があけ、来世へ千の風になって青い大空へと旅立つ姿を見送りましたらこの本の感想の続きを書きます・・・。

なお現在 My BLOG一般記事において若杉光夫監督と縁がある内容だけを現在書いています。故、喪中につき御年始さえもさし控えさせて頂いています。  すみません。

書籍内容 

内容(「BOOK」データベースより)
ロマンか現実か、時代劇か現代劇か、昭和三十年代の映画黄金期に心揺れ動かし、熱演しつづけたスター女優の青春。

出版社からのコメント
宝塚、東映、松竹、テレビなどで活躍した元女優・高千穂ひづるの半生記。宝塚から映画界へ移った経緯、共演スターたちとの出会いと交遊、現場でのエピソードを談話形式で綴る。

ロマンか現実か。時代劇か現代劇か。昭和30年代の映画黄金期に心揺れ動かし、熱演し続けたスター女優・高千穂ひづるが、その生い立ちから宝塚時代、映画女優への転身、松竹への復帰、引退までを綴る。

口絵・本文中に写真多数掲載。

目次
序章 生い立ちから宝塚に入るまで
第1章 楽しかった宝塚時代
第2章 映画女優に転身して
第3章 『笛吹童子』のころ
第4章 抵抗の時代から松竹へ復帰
第5章 『ゼロの焦点』前後
第6章 松竹専属からフリーになって
終章 結婚、出産、引退

出版社: エコール・セザム
著 藤井 秀男 編 エコール・セザム 版

「胡蝶奮戦―スターたちと過ごした日々」  紀伊国屋書店WEB

「胡蝶奮戦―スターたちと過ごした日々」 ジュンク堂書店 BOOK WEB

胡蝶奮戦スタ-たちと過ごした日々 書籍の取り扱い状況 三省堂書店
                    三省堂書店神田本店の オススメの一冊に選ばれました!

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錦之助ざんまい ~「胡蝶奮戦」と「錦ちゃん祭り」のこと~ 編集者の藤井秀男さんのBLOG