今日で もう２９年になるんですねぇ～～。。 日航機ジャンボが 御巣鷹山に墜落してから ・・・・
なんか今日 フジテレビでは 『 8.12日航機墜落 30回目の夏 生存者が今明かす “ 32分間の闘い ” ボイスレコーダーの“新たな声” 』
という 極限の32分間の、更なる真相に迫った 検証ドキュメンタリードラマ をするそうですねぇ～～～
新たな真相には 興味はあるけれど ・・・・ この手の ドラマは 怖くて見れない 。。。。 見ません。
２９年前の ８月１２日 は 私にとっても 忘れられない日でもあります。
お盆前の めちゃくちゃ混み合った高速道路を サイレンを鳴らしてもらって 車を避けながら走る 救急車に乗った日です。
実は私は その２～３週間前にも お風呂で転んで ガラス戸で怪我をし 血だらけの祖父を 救急車を呼んで運んでいたんですよねぇ～～。。
その当時 私は祖父の家の裏に 住んでいました。 モチ建物は別ですが 祖父の家の離れは 私の家に繋がってました。
それで 祖母が私に助けを求め 私が祖父と一緒に 救急車に乗り込んだのです。 祖父はアルツハイマー病に 掛かっていたのですが ・・・
お風呂場での事故だったので 出血はひどかったのですが 救急病院には 入院する必要はなく終わったのですが ・・・・ 結構、弱っては いました。
８月１２日 私が様子を見に 祖父宅を覗くと 近くに住む遠い親戚のおじさんも 丁度来てくれたところだったようで ・・・
祖母が 祖父に食事をさせているところでした。 そして 「 おじいちゃん、なかなかご飯食べてくれへんねんよ～～ 」
っと言いながら スプーンで祖父の口に 食事を入れてたんです。 その時の祖父の様子が なんかおかしかったんです。
おじさんに 「 なんかおかしいで ～！ 救急車呼んだ方が良くない？ 」 って相談し 私の父親に 電話をする事に ・・・・
実は１回目の救急車を呼ぶ時も 最初 祖母に反対され 父親に電話をして許可を取ってから １１９に電話したんです。
祖母は昔人間ですから 救急車を呼ぶと 近所に知れ渡って格好が悪い って思ってるようで ・・・・・
それで 私とおじさんの話を聞いて 『 又、救急車呼ぶの～～～ ？ 』 っと 拒否反応を ・・・・・
１２日は父親が 出張に出ていていなかったようで 母に告げると 祖母が電話を替わるように私に求め 母と話し始めたんです。
そうこうしてる間に 祖父の様子がみるみるおかしくなって ・・・・ もう待ってられない！ ってことで
電話をしてる祖母は ほっといて おじさんと私で 祖父を担ぎ上げて おじさんの車で 前回の救急病院に連れて行ったんです。
まぁ～～その時の祖父の重かったこと！ 気を失いかけてるようで 力が抜けている人間って あんなに重いんですねぇ ～～。。
っで、何とか病院に着いて見てもらうと 「 こんなになるまで 解らなかったのか？？ 」 って先生に怒られて ・・・・
どうも 祖父が肺炎を起こしかけていて 喉に物が通らないのに 祖母が無理に食べさせていたようで ・・・・
もう少し遅かったら窒息死していたかも ・・・ だそうで ・・・・
まぁ一命は取り留め 掛かり付けの病院へ 転送してもらえることになったんです。
本当は 輸送車で送らないといけないそうなんですが 今回は 救急車を呼んで下さって 又々 私が 救急車に付き添って乗ることになったんです。
渋滞をしている 高速道路を かき分けて走るのって 一行も早く着いて欲しいのに なかなか走れなくて 大変そうでした。
転送先の総合病院には 母も駆けつけていて なんとか無事入院をさせ いろんな 手続き等に時間がかかり ・・・・ でも受け入れ可能で良かった～～！
やっとこせ 落ちついてホッとした頃に 入ってきたニュースが この飛行機が行方不明という 一報だったんです。
祖父は あの日入院して以来 家には帰ることが出来ないまま ２年ほど後に亡くなりました。
２９年前の あの日は 私にとっても 本当に長い１日でした。 もうそんなに 月日が経ったんですねぇ ～～～～ 。。。
