なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

ビジター

2021年05月03日 | 

で乗馬。自馬以外の馬に乗るのが2年以上ぶりじゃないかと思う。

 このご時世、県境から出るな、というふざけたお達し(まるで『翔んで埼玉』じゃ)が出てますが(で、それに従ってない人が多数っぽい理由だが、みんな気が付いてますよね、都なんか特にそうだけど、別に国民の皆様が大切だから出歩くなっつってんじゃないよね。結局オリンピックやんなきゃしょーがないから、協力しろよ、という事。インパール作戦かっつの。今や思うに、オリンピック=形を変えた東京大空襲になるんじゃないかね)県境から出なけりゃいいんだべ、ってことで。

 久しぶりなのは他の馬ってだけじゃなくて、そもそも、普通の鞍だの鐙だのハミだの、という「フツーの馬装」で乗るのがほんに久しぶりでねえ。。いや~~~~、こんなに「フツーの馬装」ってのが乗りにくいとはオッタマゲーション。

 まずは鞍。ブリティッシュの鞍って、なんというか「洋服」チックだと思うんだけど、要は、型紙を体に合わせて作成して、布を裁断してこしらえる、のはいいけど、いわゆる「標準体型」からちょっとでもずれると、もう、着心地が悪くなる。鞍もそうですわね。馬は動物だから黙ってるけどね。こっちにもフィットしてこないのよ。もう一つ、鞍って革製(かつ、更に油なんぞを塗れとかいうし)だから、滑るに決まってるわけだ。正反動がうまくいかないのは当然で、滑るから。キュロットにあれこれ滑り止めをつけるのが最近の流行りなようですけど、焼け石に水です。鞍が滑らなけりゃ済む話なのにさ。ついでに、鐙。あんなチャチな道具に足先を引掛けて乗れって、無茶言うなっつの。何回も鐙が外れてやりにくいったらない。馬は普通にしっかりやってくれたんだけど、どうやらいつもいつも押し込む運動ばかりさせられてるらしくて、辛そうで可哀そうだったな・・・・。

 ハミ・鞍・鐙、従来のこの馬装セットで乗ったら、いつまでたっても上達なし、という事は分かった。道具がダメダメ過ぎる。つまりまあ、その辺の乗馬クラブでいくら練習しても、無意味だと思います。旧来の道具以外使わせてくれないんだもんね。なんの改良もなし、それを受け入れる気もなし、そうやってる限り乗馬業界は廃れる方向にしか道がないぞ。


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