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なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

「宝石展」

2022年02月28日 | 

へ。科博は定期的に「お宝展覧会」をやりますね。ダイヤモンド展・パール展に引き続き、このテーマで行くのは今回で3回目。宝石って、やっぱり人(と言うか、特に女性なんでしょうけど)を吸い寄せる力がありますなあ。始まったばかりなんだけど、人だらけなのである。客層の95%以上が女性っていうのもむべなるかな。

 とはいっても、科博がやるのだから、やっぱり宝石の成り立ちとか、つくられる条件だとか、科学的に分析が加えられてなかなか面白い。宝石というのは、どうやらマグマの超高温・超高圧&水が絶対に必要。鉱物の結晶化したものが宝石になるようなんだけど、冷却する「水」がないと結晶化できない、つまり、地球以外で宝石を掘り出すのはかなり難しそう、ということか。

 でも、そうした結晶を「宝石」として愛でたり、価値が付いて金がかかったり、権力の象徴みたくなるのはその希少性に由来する、ここからは完全に人間側の話になるのね。それから、加工技術。研磨もそうだし、セッティングの技術も。こういう事にエネルギーをつぎ込む、というのも、考えてみればおかしな話ではありそうだけど。

 

 多分、これはルビーだったかしら?赤い宝石って、ルビーばかりではなく、スピネルやガーネットもあるから・・・・・。

 そうそう、ホームズの話に「青いルビー」っていうのがありますけど。これ、題名がおかしいんですよ・・・・。ルビーは鉱物上は「コランダム」というそうなんだけど、同じコランダムで青い奴があって、それがサファイア。つまり、青いルビー=サファイアってことで、別に珍しい物でもない。こっちなら分かるんだけど。

 

 ガーネットもいろんな色調があるそうなんだけど、青はないんだって。だから、「青いガーネット」なら、希少性十分(実在するかは置いておいて)だもの、話とマッチすると思う。

 ということで、なかなか楽しかった。展覧会の後半はジュエリー大集合になりまして、目の保養になった。「買って~~」なんてセリフも聞こえましたが、「いーよー」ときたら凄かったが、そんな事はあるはずもないのだった~~残念!!


強風

2022年01月01日 | 

が吹きまくってます・・・・・。寒すぎる~~~~。

 しかし、関東はまだマシといえる。雪なんざこれっぽちもなし、カラカラに乾いちゃってて・・・。

 ということで、結局仕事があまり終わらないまま新年でございます。昨日はEテレで「第九」。この曲を今演奏会でかけられる国は日本だけでしょう。なんか、感動してしまった。

 今年はベートーヴェンイヤーになりそう。まずはクロイツエルソナタですが、もう、その次にやる曲を決めている。10番。有名な曲ではないんですけど、後期ベートーヴェンに触れる貴重な曲だと思ってて(後期はほぼほぼピアノソナタか弦楽四重奏だもんで)。まあ、10番を弾きたいなんて言うシロートはあまりいないでしょうね。楽しみ!

 という事で、今年もよろしくお願いいたします。


プロコフィエフヴァイオリンソナタNo.2

2021年12月29日 | 

のレッスン終了。今回は、お客様が先生ってことで、お客様一人だけど、せっせせっせと1曲休みなしで全楽章。ハア~~~。根性でブラッシュアップしましたけど、それをご評価いただきまして、やれやれ~~。

 いや~~今っていい時代だな~~、あ~~間に合った~~~と思うのは。「伴奏音源」つうものがあるのだ。一種の「カラオケ」ですな。しかし、今までそういうのがなくて、ヴァイオリンソナタを練習しても、イマイチ面白くなかったのだ。伴奏というのは特殊技能で、ただピアノが弾けます、だけでは「合奏」の体をなさない場合も多い。ソロ曲の練習ばかりやってるせいか、他の音を全く聴かず(聴けず)、勝手に弾いちゃう人が多いのだ。ので、伴奏できる方がこういう音源を出してくれればなあと長らく思っていたのだけど。
 一方、ヴァイオリン弾き側も、一人で練習してる限り伴奏との掛け合いなんか全然身に付かない。だから、いざ発表会とかで誰かと合わせるとなると、パニクっちゃう人が多いんじゃないかと思う。自分はオケ出身で最初から「合わせる」のが前提だったから、そこは有利ですけどね・・・・。

 この曲については数年前にサイトから「購入」したんですよ。とーこーろーがー、この数か月、例によってYOUTUBEに山ほど音源が出てきた。この曲なんざ、色んな人が弾いてるもんで、よりどりみどり。しかも、相当できる人(多分プロ)が弾いている。コロナでヒマぶっこいてるせいでしょうか?で、使ってる電子楽譜に伴奏を入れ込んで伴奏させつつ楽譜を表示して、譜めくりもできる、しかも、伴奏のテンポを自由に変えられる、という凄い機能がついてることに気が付いて。カラオケとしては理想じゃん!!

 こういう楽しみも、考えてみれば20年くらい早生まれだったら恩恵を受ける事は不可能だったでしょうから。ホント、ラッキー。

 という事で、これにて一応プロコは終了。ひょっとすると、録画して上げるかもしれませんけど。この曲は本当に勉強になったから。

 でね、ヴァイオリンの「上達」についてですが。これも随分悩んだんですけどね・・・・・・。バッハやってるときは全然うまくなった気がしませんでしたよねえ。。。。。プロコ2は相当難しいらしいんだけど、やってるうちにあー成程、となってきて、そしたら音程もなにもランクが上がったような気がする。左手もあっちこっち飛び回るし、右手もあれこれ、複雑なんですけど。

 基本的に、大人は楽器を練習する時間を捻出するのが大変でございます。だから、「フレーズを百回繰り返せ」とか、アホな練習なんぞしてる場合じゃないんですよね。というか、そもそも「練習」ってなんだ?これですよ。何のために、なにを「練習」するのか?よくヴァイオリンの先生が言いたがる「反復練習」って悪癖を刷り込むか、イップスをつくっちゃうか、どっちかにしかならない。

 とりあえず、今分かってることは。基本練習は「ハ長調」だけ、ロングトーンのみ。ハ長調はピアノで言うと「白鍵」のみ、の音階ってことになるんですけど、まず、これを刷り込まないと、半音(黒鍵)のトーンが全然身に付かない。ロングトーンは全弓で1拍60程度*4拍。きついですけどね。これを自分は今、8ポジまでやってる。G~Eまで1ポジでやって、2に上がって、って。

 これはなにをしてるかというと、結局左手の問題ってよく「ポジション移動」だの「形」だのっていいますけど、結局は「脳内マッピング」をいかに正確につくるか、という事なんですわ。これは他の楽器も同じで、例えばピアニストの辻井伸行さんが、ミスタッチもほぼ0でラフマニノフなんて激ムズの曲をなぜ弾けるかというと、結局は脳内にある鍵盤地図がしっかりできてるから。ので、視覚に頼る必要性がないんですよね。これをヴァイオリンの指板でつくるということ。確実につくるためには、手の形というか、手の形の変化をなるべくシンプルにして、混乱しないようにしなくちゃならない。

 で、一番難しいポジションは実は1stなんじゃないかと思っている。1stは最初にやるポジションではあるけど脳から遠いし、手の置き方なんかも個人差が一番出そうで。だから、逆に1stポジションハ長調をはっきりさせると、他のポジションも楽になる、はず。

 ということで、カイザーの1番。実は相当難しいと思うんですよ。ちゃんと弾くとなると。最近は、こんな「先生音源」まである。凄い時代ですわ・・・・。

Kayser Violin Etude No.1 ♪=100 Slow Practice Play Along Piano 36 Etudes op.20


埼玉県立近代美術館

2021年10月20日 | 

へ。今やってる企画展が面白そうで。美男におわす」。要は男性の美術表現(近~現代)をたどる展覧会なんだけど、アメリカマーヴェル映画のマッチョと対極にある表現で、かなり面白かっただけじゃなく、あれこれ考えさせられた。

 江戸の昔から、「若い男の子がチームで歌って踊る」ショーってあって、それが女歌舞伎が禁止された後に行われてたそうなんだけど、それも幕府から禁止されて、成人の男性だけが役者となる今の歌舞伎に変化したらしい。で、若い役者さんは、副業として、色子をやってたと。おじさん(大名とか)から指名されて、お相手を務める、ということね。そんなシーンが絵になって残っているわけ。ドガの「踊り子」シリーズにも、舞台の隅にシルクハットのオジサンが映り込んでる(ように見える)絵があるんだけど、当時のバレリーナも、見にきたオジサンから指名されて相手をする、という仕事込だったようで。

 なんというか、オジサンの色キチガイって古今東西変わらないんですかねえ。オジサンってどうにかならんのですかね?

 それにしても、日本の錦絵や浮世絵は歌舞伎役者や古いお話の男性主人公がテーマになることも数多く、いいなあ、という「美人図」に男女の別があまりなかったのがうかがえます。髭面がほぼ0.髭って日本人の美意識にそぐわなかったんかなあ?中東の人が見たらどういう印象を持つんだろう?

 で、それが戦前~戦中は、賢くてりりしくて、といった「文武両道」を体現しているような男の子像が雑誌の表紙になるようになって、戦後は少女漫画や少年漫画に「美少年」として引き継がれていく。自分の世代だと、もう、竹宮恵子さんの「風と木の詩」のジルベールだとか、魔夜峰央さんの「パタリロ!」のマライヒさ~~ん、とか。ちゃんと原画が展示されてました。あと、「聖闘士星矢」。これも美少年?と思ったけど。

 で、あーこれ、確かに!!と思ったのが「大奥」。よしながふみさんの長編マンガですが、男女を思いっきりひっくり返した設定が物語をすごく大きくしている、との話は聞いていて、読んでみたいとかねがね思ってるのだが。

 で、いくつか、撮影OKだった絵を。

「月下美人図」。男性像ってとこがミソ。手にしてるのは絶対フルーツ牛乳だと思う。

 東山魁夷の「白馬の森」風の、これはポートレート。

 観てて感じたのは、男性の体って、ぞんざいに扱われ過ぎているんじゃないか、という事。体の事というと、どうしても女性が対象で特にダイエット関連が凄いけど、男性はそういうことも「言っちゃいけない」風にみえるくらい、話題にしづらい、というか、その位、目をそらす対象になっちゃってる、感じがして。マッチョでないとっていうのもねえ、、、、どうなんでしょうかね?女側が感じる色気とはちょっと違うんだよなあ。。。。

 「直虎」では、なぜか男性の裸シーンが割とあって、かなり目の保養になりましたけど。男性はああいうの、どう見てたんでしょう?気になる。

 という事で、色々考えさせられたのだけど、展示数もジャンルも幅広くて、かなり腹一杯になった。疲れましたな。。。

 ラストはかなり大きいレリーフ。 美青年です。


2021年10月15日 | 

の毛替えを久しぶりに。ヴァイオリンって楽器はめんどくさくて、楽器だけじゃ演奏できない。弓が絶対に必要で、弓に馬の尻尾の毛を張って、それで弦をこすって音を出す。ので、ずうっと練習しているとだんだん弓の毛が傷んでくるもんだから、時々毛を張り替える必要があるのだ。これを販売店や工房に頼んでやるんですが。

 このご時世、トーキョーに出るのがちょっと。。。。トーキョーならあちこちに店でも工房でもあるんですがね。。今回は県内ってことで、初めて行く工房でお願いしてみることに。

 毛替えも、毛のグレードとか何とか言われることがあって、一番安いんでいいです、と言うことにしている。シロートが毛の質の違いなんか分かるもんか、ましてや音の違いなんぞ出るわけなし、良質の奴はプロに使ってもらうべきなんですよ。

 一日預けて取りに行って、ついつい「この楽器には先がないですよ」と言ってしまった。ヴァイオリンやってみたいなんて酔狂な人見たことないし、大体体を壊す。これはプロも同じで、整体に通ってる人の多さよ・・・・。大人から始めるとぜーんぜん上達しないし。楽しくないんだよな。

 でね、特に大人から始めた人に、カイザーだのクロイツェルだのカールフレッシュだの、そんなもんやらせるレッスンって、マジ無意味。という持論を語ってしまった。

 変な話だと思うのだが、バッハ無伴奏全曲終了、今やってるのはプロコ2番、それを全曲。まあまあ弾けるようになってきた。センセが言うには、シロートのやる曲じゃないって。そうなのか。知らんかった。大人からちんたらやってて、なぜできる?なんか猛練習してるんじゃないかって誤解されてそうなんですけどね、してません。仕事してて、その傍らできるわけない。

 最近はyoutubeのハウツー動画にヴァイオリンも出てきてます。おおむね間違ってます。ヴァイオリンの先生方が動画を出してるんですけど、無駄練だなあ、と。少し連載しましょうか。というのは、あれこれやってみて、なーるほど、最近見えてきたので。ヴァイオリンって楽器に光明を見出したければ、演奏をもうちょっと、少しでもたやすくできるようにしなくちゃならんと思うんですよ。ヤマハの教室とかあるけど、多分全然基本を見てもらえないでしょうし、というかそもそも基本を間違ってんの、教える側が。大問題じゃないですかね。

プロコ2番。この方めっちゃ巧。

Prokofiev Violin Sonata No. 2 - Augustin Hadelich, Charles Owen (Live)


狭山市立博物館

2021年08月03日 | 

へ。市立博物館としてはかなり思い切った展示です。つまり「恐竜」。このテーマの常設展がある博物館といえば、なんてったって「神流町恐竜センター」がめっちゃ面白いんですけど、まさか狭山市がこんな企画展をやるとはねえ・・・・・・。感心しつつ。

 入った途端にレプリカとはいえ、大迫力のトリケラトプスである。でかい。。。。うーむ、子供の頃は、これに乗っかって地球上をのしのし歩いてみたいと思ったものだが、やれないこともなさげではあります。

 で、恐竜といえば、こういう全身骨格標本がずらずら並んで、というのが通常だけども、今回の企画展は「歯」に焦点を当てたもの。歯ねえ、仕事で歯牙疾患につくづく困らされているのもあるし、消化器官中、唯一化石として残ってるものでもあるし(歯をみれば、食生活がおおむね予測できる)、全身骨格ばかりだと、まず見逃す部位(解説もほぼなし)なので、楽しみにしてました。

これは海竜の一種の下顎骨の歯だが、こんなキノコ型をしている。こんな歯の持ち主は、現世にはいないわなあ。この歯で、アンモナイトなんかをゴリゴリすり潰して食べてたんじゃないか、と考えられてるのね。

こちらは、シロナガスクジラみたいに、これでもってプランクトンを濾して食べてたんじゃないかって。

 これは草食恐竜の歯なのだが、「デンタルバッテリー」なる仕組みでもって、固い葉を食べ続けて歯がすり減っても、次々に歯が生えてきて摩耗に対抗する、とのこと。現在の草食哺乳類も、ほぼ歯が伸び続けるのだけど、同じような(むしろ、より進んでいる)仕組みが恐竜にあった、というのがね、面白い。それにしても、健康そうな歯ですこと・・・・・。

 色々考えてしまうのだが、当時、これだけのガタイの生き物がウジャウジャ生活できてた地球のポテンシャルってどうだったんだか、と。どんどこ雑草が生えて生えて、ちょっと油断すると草ボーボーに今だってなるんだから、暑かった当時(なんで暑かったんだろう?自分の予測としては、地球の自転軸が太陽に対してまっすぐだったんじゃないかと思ってる。で、彗星がぶつかった衝撃でかしいで、現在に至ると)は、植物の勢いって猛烈だったんかなあ。だからこれだけの巨大獣をホイホイ飼っていられたのかもなあ。

 ということで、かなり面白かった。もう一回くらい観に行こうか。なんてったって入場料¥300ですからねえ。安すぎ。


東京

2021年07月05日 | 

では聖火リレーを公道でやらないんだって。あーつまらん。

  遠藤良宏を応援して大恥かかせてやろうと思ってたのになあ~~~~。

奴が生徒に言っとった話、まーた思い出しちゃったよ。
なんで生徒をいびって殴ったり蹴ったりするのか?「自分もやられてた。仕返しだ」だと。仕返しする先が間違ってるだろうが。
 こういう奴が学校で教師やってえばり散らしてたんだもの。まさに、「暴力連鎖」じゃん。

 


上野

2021年06月02日 | 

に行く。本当に久しぶり。目的は「鳥獣戯画」展。全貌を見ることができるのは、おそらく今回が最初で最後じゃないかと思ってて。

 上野駅なんですけど、なぜか、構内で迷いそうになってしまった。なぜだ?と思いつつ公園口を出て仰天。駅脇の道が消えてなくなってる!!

 奥に見えるのが上野駅で、その前を通ってたはずの道路は左右に分断されて、この写真の左側に見えてるのが、ロータリー化した道。反対側は、Uターン路に化けていた。こんなでっかい木も植樹されてて完全に公園化している。東京文化会館にも気持ちよく行けるようになりましたね。あの道路、せわしない上に、訳の分からん寄付を募る奴がウロウロしてて雰囲気悪かったから。

 鳥獣戯画展は、入場時間を区切る予定入場制がとられてて、やや早く着いちゃったので、東照宮を見る。金ぴか。

 大河ドラマで主役を今のところ食ってる草薙君演ずる徳川慶喜公も、ここでは神様なんだそうで。俗っぽく金運をお願いしましたが。

 で、展覧会。時間入場制限してても、結局はギッチギチ。まあ、そうなるよなあと思いつつ。

 この「鳥獣戯画」、ウサギ&カエルの相撲シーンが有名ですけど、あれって全体のごく一部。実は甲乙丙丁の4巻にもわたるもので、散逸してるものもあるとの事。最初の甲巻にお相撲シーンがあるわけで当然一番人気。ので、その巻は観覧方式が最新型(?)になっていた。なんと、動く歩道が設置されてて、観覧者全員が平等に1巻見れる。観覧時間も全員同じ、ということ。いいシステムと思いましたけど。大体ああいう場合は押し合いへし合いになって、ウサギ&カエルよろしく観覧者が取っ組み合い、になりかねないもんね。

 乙巻以降は、普通の観覧方式になってましたけど、ついつい皆並んで観てしまうのだった。

 思い出したのは「カッパ黄桜」。あのカッパの漫画は絶対鳥獣戯画からモチーフを取ってますね。で、カッパ黄桜の作者の方の技量は相当なもんだと。鳥獣戯画は狩野派等々、結構な絵師の方々が模写してて、それも展示されてましたけど、なんか、絵が固いのよ。描写の線というか。生き生き感がない。それに対して黄桜のカッパの生き生き感がね、そっくりなんですよ。

 あとは、和紙&墨の保存性の良さ。凄いですよね。。。。。

 ということで、かなり面白かった。断簡が「なんでも鑑定団」に出てこないか、楽しみに待とう。 


体験乗馬

2021年05月14日 | 

に行ってきた、というお話を聞いて、で、勧誘がすごかったでしょ?と聞く。あー相変わらず、えげつない勧誘してるよなあ、と、某最大クラブ様に思う。

 そりゃ、馬はカワイイでしょ。そういう馬が体験乗馬用に使われてるんですから。その方ががっかりするようなしょうもない話をしてしまった。

 とにかく勧誘に際して色々な話を詰め込まれた、らしいんですよね。主だったところは

  1. 馬は100頭近くいる。その大半が元競走馬で、現役時代に凄かった馬もいる。
  2. 乗馬を教えます。外乗ができるくらいになりましょう。
  3. 上達すれば、競技会も夢ではない。
  4. まずは、用具をあれこれ買ってください。
  5. 乗馬はケガすることが多い。
  6. 入会金だけで10万以上である(高いよ~~、と思ったそう)。

う~~む、まずは1について。
 これはですね、日本に現在一番いっぱいいて、簡単に安く手に入りやすいのが競走馬上がりのサラブレッドだから。競走馬は、余程の戦績を上げて(G1でガンガン勝つ、みたいな)&種雄として、あるいは繁殖牝馬としての価値がある(つまり、子供がよく走る)という馬でない限り、最終的には馬肉になっちゃう。現役時代に大活躍しても、親馬としては成果なし、という馬は馬肉ってわけにもいかず、それが乗馬用に払い下げ、となるケースが多い。乗馬用の訓練を受けてないその手の馬なら場合によっては数十万円で入手できます。ので、どおってことない話ではある。
 で、この系列の乗馬クラブに在籍しているクラブホースなのだが、とにかくいきなり死ぬ。疝痛起こして、というパターンの多い事。それを見てやんなっちゃう客も多いのになあ。
 この大手クラブに在籍していた頃は、なぜそうなるのか理解に苦しんだのだが、今は分かっている。世話がまずい、等々の理由じゃないんですよ、実は。だから、しょうがないっちゃしょうがないんですが、問題は、その件について諦めちゃってる&改善策を全く考えない点。まあ、この点は、馬の獣医が一番悪い。ヤブ&ヤブをどうにかする気のない人ばかりですもん。何が言いたいかというと、獣医は病気を治しゃいい、んじゃなくて、そもそもなぜにその病気が起こるのか解明し、病気なんかにならないように指導する、べきなのではと。まあね、指導といっても、ほとんどのクラブが、意見を聞く気ないっぽいんですけどね。信頼関係ができていないんです、おそらく。

2.これ、困るんですよ。そこらの「乗馬クラブ」が教えようとしているのは、実は「乗馬」ではない。「馬術」なんです。で、クラブで教わる馬術知識だの馬術技術だのは外乗なんかには不要、むしろ邪魔なんですよね(しかも、乗馬馬術にいつの間にかすり替わっちゃう。だから、客は混乱して自信をなくす)。「駆歩までできるようになれば、外乗できるって」。まあそうなんですけど、そもそも外乗用のお馬さん達はオートマチックな訓練を受けていて、先頭馬と同じことを忠実にやってくれるもの。一方、乗馬クラブでは、馬場の中だけなのに、10年乗ってたって自力で駆歩も出せない、という人が大半。外乗なんかとてもとても。大体駆歩辺りで上達が止まるというか落馬等々の事故が多発し始めて、馬が怖くなってやめる、というパターンですから。

3.競技会ったって、参加費もかかります。馬連れてって地方大会なんか、運搬費だけで数万円の持ち出し+競技ごとに参加費がかかる。失権(これが多いのだ・・・・)しようもんなら、出かけた意味がない、ようにも思うんだけど。そもそも、競技会に出る技術を身につけれられる人ってかなり限られる。ヒマ&金&ケガしない運、というところか。

4.道具を買わされる、その次は鞍を買わされる、その次は馬を買わされますよ!!と教えてあげた。今まで聞いた中にはビックリな話も。乗馬始めて数か月なんて人(つまり、全くの初心者)にL1(という馬場課目。かなり高度)が回れるという馬を買わせといて、面倒を見ない。で、結局その馬は今や常歩すらまともにできない馬になってしまいましたとさ、という話。きっと「いい馬を持てば上達します」とかなんとか言って、「あんたは特別」みたく持ち上げて買わせたんでしょうけど。引っかかる方も引っかかる方だけど。

5.まあ、これは事実です。自分の周りだけでも、大腿骨骨折、という結果になってる人ばかりですもん。馬に乗ったばかりに人生を棒に振る、可能性すらある。これが現実です。

6.要するに、入会金商売なんですよね。乗馬については、ほぼほぼ3年くらいでやめちゃう人が大半ですよ、と言ったのだが(従って外乗どころか駆歩もままならない)、クラブ側としては、入会金というのは利益率100%だから、もっとも実入りの良いお金なんですよね。これが悪いとは言わない。問題は、その後。レッスン中事故ばかり、会員さんを全然大事にしない、で、リピートせずやめちゃうのはOK,また入会させればいいや、という商売はずるくないですか?まあね、馬を大事にしないんだもの、客なんか大事にするはずもないわなあ・・・・・・。

 どうも、あくどいな、と思っちゃうんだ。やっぱり。このクラブについては他にも(おそらく客の金離れを値踏みしているのだろう)海外に行って買い付けましょうとかなんとか言って、ヘンな馬を買わされた、という話も聞いた。特別扱いされて舞い上がるのもどうかと思うのだが。

 という事で、乗馬業界も不動産業界と同じ、ヤバイです。どの乗馬クラブも、クラブの売りとして「よく調教されたおとなしい馬」といいますが、そんな馬はいません。よく調教されてようが、おとなしかろうが、大暴れして事故を起こす、のはどこも同じです。こないだ行ったクラブでも、隣の馬場で、レッスン中に馬が立ち上がってましたから。一応グーグルの評価も5つ星近いのにね。おっかねえ~~~。何が間違ってるのか、乗馬関係者は真剣に考えたらいかが?


ひたち海浜公園

2021年04月21日 | 

へ。どうしてもどっかに遊びに行きたくなって。だだっ広くて綺麗なとこ、ちょっと旅行気分が味わえて、となると、この場所か。

 駐車場、バススペースにバス皆無。ここは、日帰りバスツアーの定番の行き先なんだけど、完全に止まっちゃってるんでしょうか。しかーし、その分、普通の駐車場は車だらけなのである。そりゃそうだよねえ。去年閉園しちゃってた分、今年は観たいと思う人がいっぱいいるのは当然か。

 前に行ったときはそれこそバスツアーだったからなんとも慌ただしくて、めちゃ広いらしいこの公園のほんの一部しか見られなかったので、今回はレンタサイクルを借りて公園中走り回ることに。やっぱ広い~~~。サイクリングロードが整備されてるから人に気兼ねせずに走れて楽しかったですが。

 で、この公園てなんでもあるのね、という事も分かった。アスレチック・バーベキュー・草っ原・丘山(にネモフィラ)・生き物探索・海も見えるし。ついでに遊園地まで。ついついジェットコースターに乗ってしまった。あと、フードトラックの屋台村もあるから、飲み食いも全然困らない。家族連れにはいいパッケージではないでしょうか。

 鳥の水場に鳥が来てたので。この鳥さん、種類はなんだろ?こっちに気づいてたようだけど、盗撮許可してくれました。


昭和ドラマ

2021年04月05日 | 

をつくってきた方が続々亡くなっている今日この頃。しかし、見たことないんですよ。

 うーむ、日本や世界でめっちゃ有名なのに、1回たりとも観たことなくて、従って全く影響されてないだろーなー、と思うドラマやアニメは。

  • 「北の国から」シリーズ
  • 「金八先生」シリーズ
  • 「おしん」
  • 「渡る世間は鬼ばかり」シリーズ
  • ガンダム
  • エヴァンゲリオン
  • ハリーポッターシリーズ(予告編は多分全部見てます、というか、見させられてる)
  • ラジオだけど「セイ!ヤング」

 なるほどねえ、なんか、自分の傾向が分かりますね。「見たもの」を考えるが普通だけど、「観てないもの」を考えるのもありかもしれませんわね。この辺のドラマは全くもって興味も沸かなかったものなあ。というか、現実で他人とイライラすることが多いのに、なーーんでわざわざドラマでまで言い争いを延々やるような奴を見なくちゃならんのだ?というのがあったかな。

 ドラマって結局、会話がないと話が続かないから(漫画もそうですけど)、会話の内容に共感できるかどうか、なんですかねえ?よく分からん。


梅沢富美男劇団

2021年03月30日 | 

の特別公演。あ~~楽しかった~~~

 この公演は本来1年前にやる筈が、ここまで延期になってたわけで、今後もどうなるか分からない状況下だし、どうするんだろうと思ってたんですが、中止にせず、実施になってありがたかったです。というのも、来月から入間市民会館が閉館になる、もう、再延期は無理な情勢だったので。

 こういう大衆演劇関連は、歌舞伎でも宝塚でも細川たかしショーでも、おおむねの構成はまあ、同じですわね。前半に涙あり、笑いありのお芝居、後半に歌って踊って、という。で、今回はやっぱり梅沢さんの女形ショーが目当てだったんですが。梅沢劇団のコント劇があって、歌があって、で、最後の踊りも、絢爛豪華。この手の仕事がほぼ1年ぶりだとの事、芸人のきっぷというか、心意気というか、を存分に見せていただいた感じです。

 それにしても、梅沢さん自身は言っちゃなんだけど、ただのオジサン、が、女形に変身すると、とにかくお綺麗でねえ・・・・・。あーあ。所作がまた、たおやかというかね。あ~~~~あ。
 歌舞伎でも、こういう演劇でも、女形というのは、要は、男性から見た「女性」って奴の実演で、架空のもの。宝塚の男役はその反対をやってるわけですけども。異性から見た「理想形」なのだから、綺麗に決まってるし、現物とはかけ離れちゃうっちゃそうなんですけども。実物としては、架空と思わず、少し見習った方がいいんじゃないかと、ちょっと考えてしまった。すぐ忘れるんですけどね。

 あと、日本舞踊って、かなり難しそうだなあ・・・・・・。あれだけの衣装を着けてやるんだから、もう、大変だ・・・・・。

 で、これにて入間市民会館は閉鎖となります。あちこちのぼろさが際立つ、だけじゃなくて、雨でも降ろうもんなら衣装ケースで雨漏りを受けてるってんだもの、もう、限界じゃないでしょうか。自分は取り壊しに賛成です。市役所も、もうねえ。建てた当時はモダンな建築だったのかもしれないけどねえ・・・・。変な吹き抜けのせいで、暖房&冷房効率超悪そうでさ。同じような建物だった狭山のサティも壊しちゃって。当然だと。市役所も建て替えの時期だと思う。


聖火リレー、

2021年03月23日 | 

マジでやるんかい。オリンピックなんか、くそだよ。

 ということで、青梅市の情報はこちらだって。

 7月11日(日)だそうです。遠藤が本当に走る気なら、沿道で、せいぜい応援して差し上げようじゃありませんか、皆様。

「遠藤は暴力教師。聖火ランナーの資格なし!」

ってね。

 


布施明さん

2021年03月14日 | 

のコンサート。いっとう最初、いきなりモーツァルトの「レクイエム」でびっくりしたんだけど、それが前奏でそこから「上を向いて歩こう」。ちょっと感動してしまった。

 色んな曲を歌ってくださいましたけど、やっぱ、最後の「君は薔薇より美しい」と「マイ・ウエイ」ですよ!!「マイ・ウエイ」は、子供の頃、家にあったこの方のLPに入ってて、聴き入ってしまって以来、日本人なら、布施さんか、松崎しげるさんじゃなくちゃ!と思ってて。

 そう、このコンサートは、歌手生活55周年記念なんだそうで、自分が子供の頃から歌ってらっしゃるってことだもの・・・・。とりあえず、客席50%ではあったけど、やれてよかったです。布施さんは、入間市民会館が閉鎖になるのを残念がってらっしゃいましたけど・・・・。「音響がとてもいいんです、このホールは」とおっしゃってました。古いんだけどねえ・・・ドリフの頃からあるんだもの。


初詣

2021年01月01日 | 

に行くな、という切迫感のあるお達しは分かるんですが、ちょこっと久保稲荷神社へ。さっさと行って、さっさと帰る作戦。

「疫病退散」というのがなかなか・・・・。人少なし。鈴のガラガラは引き上げられてて、使えなくなっていた。静かな参拝。

お囃子も、いつもなら子供がいるんだけど、大人のみ。ほとんどしゃべらず破魔矢2本購入&くじは「大吉」。久保稲荷神社で大吉って初めてかも。今年は「大吉」しか入ってないかもしれませんが。ここで「大凶」なんか引いたら立ち直れないもんなあ・・・・。

 ということで、大みそかに患者が1000人越え、ということはそれを調べてる方々が全く休みが取れていない、ということ。大変な年明けになりました。