<コンサート情報>
シベリウス:交響詩「ポホヨラの娘」/ヴァイオリン協奏曲
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
指揮:エサ=ペッカ・サロネン
管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団
ヴァイオリン:諏訪内晶子
会場:東京芸術劇場
日時: 2013年02月10日 (日) 午後2時
エサ=ペッカ・サロネンは、ヘルシンキ生まれの指揮者・作曲家。シベリウス・アカデミーに学び、1979年、フィンランド放送響を指揮して指揮者デビュー。 1985年~95年スウェーデン放送響の首席指揮者、また1992年~2009年までロス・アンジェルス・フィルの音楽監督を務め、桂冠指揮者となった。2008年9月フィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者・アーティスティック・アドヴァイザーに就任。フランス政府から芸術文化勲章「オフィシエ」を受章。
フィルハーモニア管弦楽団は、1945年EMI(当時の英コロンビア)の芸術部長W.レッグによって創設。その後R.シュトラウス、カラヤン、トスカニーニ、フルトヴェングラー等の巨匠を指揮者に招き、その名演と共に一躍欧州楽壇の注目の的となった。特にカラヤンとは多くの録音を残し、欧米各地に演奏旅行も行った。その後クレンペラー、ムーティ、シノーポリが首席指揮者となる。2008年にエサ=ペッカ・サロネンが首席指揮者及びアーティスティック・アドヴァイザーに就任。現在はサロネンの他に終身名誉指揮者にドホナーニ、桂冠指揮者にアシュケナージという陣容となっている。
ヴァイオリンの諏訪内晶子は、東京生まれ。1990年、最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝。これまでマールボロ、ロッケンハウス、ルツェルンなどの国際音楽祭にも多数出演。2012年春には日本で4年ぶりとなるリサイタル・ツアーを行い大成功を収めたほか、NHK交響楽団とジェームズ・マクミラン作曲のヴァイオリン協奏曲を、作曲者自身の指揮により日本初演した。同年5月には、エリザベート王妃国際コンクールヴァイオリン部門で審査員を務めた。デッカより13枚のCDをリリース。