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★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

◇クラシック音楽◇新刊情報

2018-04-17 11:10:57 | 新刊情報

 

 <新刊情報>

 

書名:ショスタコーヴィチ~引き裂かれた栄光~

著者:亀山郁夫

発行:岩波書店

 ロシア音楽史の中で最も激しい毀誉褒貶にさらされる作曲家、ショスタコーヴィチ。ロシア革命、第二次世界大戦、スターリン独裁時代に生きたこの芸術家は、どのように動乱と大粛清の嵐の中を生きのびたのか。彼の密かな権力への抵抗とは? ソ連崩壊後の最新の解釈を踏まえた、権力と芸術をめぐる人間ドラマとしても楽しめる評伝。
 


 

書名:バーンスタインの生涯(上)(下)

著者:ハンフリー・バートン

訳者:棚橋志行

発行:青土社

 生誕から、ワルターの代役としての衝撃デビュー、「ウエストサイド物語」の大成功まで―初公開の書簡、関係者の証言をもとに、20世紀音楽界の立役者バーンスタインの生涯を詳細に描く。
 

 

 

書名:童謡の百年~なぜ「心のふるさと」になったのか~

著者:井手口 彰典 

発行:筑摩書房 
 
 心にしみる曲と歌詞。兎を追った山、小川の岸のすみれやれんげ。まぶたに浮かぶ日本の原風景。童謡誕生百年。そのイメージはどうに変化し、受容されてきたのか。
 


 

書名:芥川也寸志

監修:芥川 眞澄

著者:新・3人の会(清道 洋一/德永 洋明/西 耕一)

発行:ヤマハミュージックメディア(日本の音楽家を知るシリーズ)

 日本の音楽家の軌跡を多くのビジュアルとともにたどる、昭和を生き抜いた大作曲家、芥川也寸志の生き方と音楽。 

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◇クラシック音楽◇新刊情報

2018-03-20 09:20:21 | 新刊情報

 

 <新刊情報>

 

書名:『蝶々夫人』と日露戦争~大山久子の知られざる生涯~

著者:萩谷由喜子

発行:中央公論新社

 大山久子の助力なしに、プッチーニ『蝶々夫人』の大成功はなく、その夫綱介の働きなくして、日本は日露戦争に勝てなかったろう。近代史に埋もれかけた外交官夫妻の功績が鮮やかに甦る。

 

 

書名:〔作曲家◎人と作品〕 シベリウス

著者:神部 智

発行:音楽の友社

 豊富な資料にもとづくことで、従来の誤ったデータを修正。作曲家シベリウスの真実の姿に迫る。「生涯篇」では数々の知られざるエピソードに光を当て、シベリウスの複雑な人物像や交友関係、苦難に満ちた創作活動を丁寧に描き出している。幻の交響曲第8番が破棄された理由、30年にわたる晩年の謎めいた沈黙についても、新しい解釈を加えた。続く「作品篇」では、これまでほとんど言及されてこなかった諸作品の真価、その隠れた魅力に注目。さらに「資料編」の作品一覧では、未出版の作品データを詳細に掲載するなど、シベリウス作品の全体像が克明に見て取れる。シベリウス没後60年、フィンランド独立100周年を記念した究極の1冊。
 

 

 

書名:大学では教えてくれない音大・美大卒業生のためのフリーランスの教科書

著者:久保田 慶一

発行:ヤマハミュージックメディア

 音大キャリア研究の第一人者が、フリーランスで働くことの真髄を解き明かす。学校ではなかなか教えてくれないフリーランスとして生きるための要素を解説。一本目の柱は、フリーランスとはどういう働き方なのかについての説明。また、それを考えるための道具として、キャリア・デザインとその理論を紹介する。二本目の柱は、フリーランスとして生きていくために、リスクの認識とそれを管理する方法について説明。フリーランスとして生きていくための心構えなり、準備するべきことについて紹介する。
 


 

書名:日本の世界の音楽コンクール全ガイド 2018

編集:ハンナ

発行:ハンナ

 発売以来20年を数え、昨年もコンクール・オーディション・音楽祭・セミナー・マスタークラスを合計約500件の貴重な情報を掲載。内容:国際コンクール[海外]/国際コンクール[日本]/コンクール[日本]/オーディション/音楽祭・セミナー・マスタークラス。

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◇クラシック音楽◇新刊情報

2018-02-13 08:04:12 | 新刊情報

 

<新刊情報>

 

書名:巡り逢う才能~音楽家たちの1853年~

著者:H.マクドナルド

訳者:森内 薫

 ブラームスが一躍有名となり、ベルリオーズとワーグナーは長い沈黙を経て作曲活動を再開し、シューマンは作曲家としての活動に終止符を打つことになった1853年は、音楽の歴史に新たな幕が開かれた記念すべき年である。同書は、それぞれ「新しい道」を歩み始めた音楽家たちの交流の軌跡を追い、来たる盛期ロマン派音楽の胎動を臨場感たっぷりに伝える。


 
書名:新装版 音楽の科学~音楽の何に魅せられるのか?~

著者:フィリップ・ボール

訳者:夏目 大

発行:河出書房新社

 音楽の起源から構造、音楽が伝える意味、音楽が脳にもたらすものまで、音楽を「聴く」能力の謎に科学で迫った初めての書。この一冊で音楽とは何かがすべてわかる、音楽好き必携の決定版。

 

 ◇

 

書名:近衛秀麿~亡命オーケストラの真実~

著者:菅野冬樹

発行:東京堂出版

 第二次大戦下のヨーロッパで、音楽を通して人道活動を行った指揮者 近衛秀麿。その知られざる活動の謎に迫る。

 

 

書名:キンノヒマワリ ピアニスト中村紘子の記憶

著者:高坂 はる香

発行:集英社

 日本クラシック音楽界の大輪の花・中村紘子。敗戦国日本が立ち上がるなか、彼女はピアノと度胸、政治力で単身世界に打って出た! 専属マネージャー、調律師、音楽家たちが語るオン&オフ・ステージ秘話。 

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◇クラシック音楽◇新刊情報

2018-01-30 09:00:15 | 新刊情報

 

<新刊情報>

 

書名:ブラームスとその時代 

著者:クリスティアン・マルティン・シュミット

訳者:江口直光

発行:西村書店(大作曲家とその時代シリーズ)

 ブラームスの音楽は、形式美に富んだ古典的な側面と、シェーンベルクが評したように革新的な面を併せ持っている。詳細な分析を通して作品の本質を読み解くとともに、 「音楽には永遠の価値が宿っている」と考えていたブラームスの人間像を時代背景などを傍証として考察。欧州屈指の音楽学者がその人物像を時代背景等から読み解き、作品を分析する。


 
書名:森山威男 スイングの核心 <DVD付>

著者:森山威男

発行:ヤマハミュージックメディア

監修:松原隆一郎、長谷部 浩

 稀代のドラマー森山威男が編み出した「スイングするフリースタイル」は、革命だった。1970年代のジャズシーン、彗星のように出現した山下洋輔トリオの真実が今、明かされる。若き日の実験を理論的に検証し、体感できる新映像がついに完成。読み応えある「激論!東大シンポジウム」と「学生時代の秘話満載の芸大レクチャー」を収録。
 

 ◇

 
書名:私の愛しいモーツァルト~悪妻コンスタンツェの告白~ 

著者:一原みう    

装画:井上のきあ

発行:集英社    
 
 多くの謎に包まれた天才音楽家・モーツァルトの死を、彼をひたすらに愛した妻コンスタンツェの視点から見つめ直す。「悪妻」の汚名返上!? 18世紀のスター音楽家とその妻の悲劇的純愛オペラ。
 

 
書名:実践ボーカル力養成講座~世界基準の声量と歌唱力を身につける~

著者:チョン・ギヨン

訳者 :ME YOU

発行:ヤマハミュージックメディア

 1万人以上の声を変えたボーカルトレーニング理論。アメリカや韓国で多数のプロミュージシャンを指導するトップトレーナーがはじめて明かす、体系的ボーカルトレーニングのノウハウが満載。人体の構造や発声原理など確立した理論に基づく、具体的かつ詳細な訓練法を記載。さらに、基礎的な音響知識や体調や声の管理法などにも触れ、独習テキストとしても最適。本格的シンガーを目指す学習者、さらに上を目指すボーカリスト、そしてボーカルトレーナーなど必携の一冊。

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◇クラシック音楽◇新刊情報

2018-01-16 07:50:48 | 新刊情報

 

<新刊情報>

 

書名:ベートーヴェンの交響曲~理念の芸術作品への九つの道~

著者:マルティン・ゲック

訳者:北川千香子

発行:音楽之友社

 国際的に著名な音楽学者マルティン・ゲックによる論考。単なる楽曲解説を超え、ベートーヴェンの交響曲の歴史的および思想的な背景を照らし出す、他にはない交響曲解説書。音楽学、歴史学、哲学、文学など、分野横断的で非常に多角的な観点から、分析と解釈を結び合わせ、ベートーヴェンの書いた音の「意味」や「真意」(メッセージ)について考察をめぐらせる。ベートーヴェンの交響曲全体に通底する概念や音楽的特徴を取り上げたあと、第1番から第9番までの交響曲ごとの解説が続く構成。


 
書名:6弦上のアリア~ギターと歩んだ半世紀を語る~

著者: 福田進一

発行:学研プラス

 日本を代表するギタリスト福田進一、初のエッセイ集。ジャンルを超えて福田と強い友情で結ばれている6人との対談を軸に世界的演奏家の素顔が明かされる。対談:逢坂剛、工藤重典、渡辺香津美、野平一郎、奥田政行、平野啓一郎。新たに撮影した演奏DVD付。【著者プロフィール】福田進一:パリ・エコールノルマル音楽院卒業。パリ国際ギターコンクール優勝。帰国後は数々の演奏会、録音、教育活動を展開。2011年にギタリストとして初めて芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。

 

 
書名:楽興の瞬間(がっきょうのとき)  

著者:岩崎 淑

発行:春秋社
 
 日本きってのアンサンブルピアニスト・岩崎 淑が、自身のこれまでの活動を豊富な写真とともに振り返る。留学やカザルスの教え、シュタルケルやパールマンをはじめ往年の名演奏家たちとの共演の思い出から、演奏家・教育者として日本の音楽文化を牽引してきた経験や苦労など。語りおろし。


 
書名:ドビュッシーはワインを美味にするか?

著者:ジョン・パウエル

訳者:濱野大道

発行:早川書房

 BGMの種類で金銭感覚が変わる? 不眠症に効く音楽は何? 音楽を聴くとIQが上がるって本当? 映画「2001年宇宙の旅」でクラシック音楽が多用されているのはなぜ? 音楽が私たちの行動や心理に及ぼす計り知れない影響力をユーモアたっぷりに解説。

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◇クラシック音楽◇新刊情報

2017-12-19 07:34:00 | 新刊情報

 

<新刊情報>

 

書名:メナヘム・プレスラーのピアノ・レッスン~音楽界の至宝が語る、芸術的な演奏へのヒント~

著者:ウィリアム・ブラウン

訳者:瀧川 淳

発行:音楽之友社

 クラシック界の至宝、巨匠メナヘム・プレスラーの芸術的ピアノ演奏の神髄を伝える1冊。70年以上のキャリアを誇り、ドイツとフランスから勲章も授与されているプレスラー。彼が1955年に結成したボザール・トリオは世界屈指の室内楽団として長年称賛を集め、世界各地で年間100以上のコンサートをこなし、レコーディングではピアノ室内楽の曲をほぼ網羅するなどしていたが、2008年に解散。以後プレスラーはソリストとしての活動を行う。「Part Ⅰ」では、半生や演奏論、練習方法(自作練習譜付き)など。「Part Ⅱ」は、マスタークラスやレッスンで扱った23曲について、彼が発したコメントやアドヴァイスを小節ごとに細かくまとめ紹介。


 
書名:ウィーン・フィル コンサートマスターの楽屋から

語り:ウェルナー・ヒンク

構成・訳者:小宮正安

発行:アルテスパブリッシング

 名指揮者バーンスタインが「ヒンケルレ(ヒンクちゃん)」と呼んで愛した、 「ウィーン・フィルの音」を体現する元コンサートマスター、ウェルナー・ヒンクが語り下ろした名門・名手の素顔!クライバー、ベーム、カラヤン、小澤征爾ほか名指揮者たちとのエピソード、室内楽の喜び、コンマス登用試験の秘話、日本ツアーの思い出、演奏仲間や家族への想いー。「コンサートマスターの仕事とはどのようなものか、音楽をするとはどういうことか、そして私を育んでくれたウィーンの音楽文化とは何か」日本オリジナル企画。

 

 
書名:いまに生きるベートーヴェン~生涯・作品と演奏法の変遷~

編者:音楽の友、レコード芸術

発行:音楽之友社(ONTOMO MOOK)

 2015年刊行のONTOMO MOOK「ベートーヴェン 不滅の音楽をめぐる演奏家たちの挑戦」以降、ベートーヴェン研究の世界も、またとりわけ演奏分野も活況を呈し続けている。3年後の2020年はいよいよ“生誕250年”の一大メモリアルイヤー。その記念年に向け、ベートーヴェンを大整理&大予習するための最新MOOK。ベートーヴェン・フリークも、これからベートーヴェンにハマろうという方も必携。


 

書名:和声法がさくさく理解できる本

著者:土田 京子

発行:ヤマハミュージックエンターテインメント(1冊でわかるポケット教養シリーズ)

 「音楽をやるうえで和声は覚えておいたほうがいいけど、複雑で難しくて大変!」そんな声に応えた1冊が登場。著者のユーモラスでわかりやすい語り口調で和声を知ろう。難解とされる和声を、基礎からていねいに解説。譜例と実践練習を間に差し込むことで、理解度アップ。気軽に読める語り口調でするする進められる。

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◇クラシック音楽◇新刊情報

2017-11-28 07:43:29 | 新刊情報


 <新刊情報>

 
書名:ベートーヴェンの交響曲~理念の芸術作品への九つの道~

著者:マルティン・ゲック

訳者:北川千香子

発行:音楽之友社

 国際的に著名な音楽学者マルティン・ゲックによる論考。単なる楽曲解説を超え、ベートーヴェンの交響曲の歴史的および思想的な背景を照らし出す、他にはない交響曲解説書。音楽学、歴史学、哲学、文学など、分野横断的で非常に多角的な観点から、分析と解釈を結び合わせ、ベートーヴェンの書いた音の「意味」や「真意」(メッセージ)について考察をめぐらせる。


 
書名:僕の音楽畑にようこそ

著者:服部克久

発行:日本経済新聞出版社

 父は服部良一。歌謡曲からCM・TV・映画まで、6万曲のサウンドを育ててきた、僕の「音楽畑」の秘密を自ら明かにする。

 

 
書名:クラシック音楽とは何か

著者:岡田暁生

発行:小学館 

 筆者の京大教授・岡田暁生氏が、ベストセラー「西洋音楽史」と「音楽の聴き方」の粋をよりわかりやすく、より楽しめる1冊として入門者向けに仕立てた。かつ新しい視点も交えて、従来の岡田ファンも充分満足する内容になっている。


 

書名:ブラームスとその時代

著者:クリスティアン・マルティン・シュミット

訳者:江口直光

発行:西村書店(大作曲家とその時代シリーズ)

 ブラームスの音楽は、形式美に富んだ古典的な側面と、シェーンベルクが評したように革新的な面を併せ持っている。詳細な分析を通して作品の本質を読み解くとともに、「音楽には永遠の価値が宿っている」と考えていたブラームスの人間像を時代背景などを傍証として考察する。

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◇クラシック音楽◇新刊情報

2017-11-14 08:55:46 | 新刊情報

 

<新刊情報>

 

書名:私のヴァイオリン~前橋汀子回想録~

著者:前橋汀子

発行:早川書房

 世界的ヴァイオリスト前橋汀子が、いままで語られなかったその人生の歩みを振り返る。冷戦下のソ連への留学、ニューヨークでの修行時代、スイスで師シゲティと過ごした日々……。デビュー55周年記念出版。


 
書名:ベートーヴェン ピアノ・ソナタの探究

著者:野平一郎

発行:春秋社

 現代に生きる音楽家が今日、創造的な演奏をするために、作品をいかに分析し演奏につなげていくかという視座で、32のピアノ・ソナタより主要な12曲をとりあげ、豊富な譜例とともに縦横無尽に論じ、新たな演奏の可能性を探る。楽譜の行間を読み、創作の場に深く踏み込んでベートーヴェンの創造の核心に迫る試み。

 

 
書名:奇跡の歌~戦争と望郷とペギー葉山~

著者:門田隆将

発行:小学館 

 2017年4月に急逝した戦後日本を代表する歌手・ペギー葉山。愛した人々に見守られ、彼女は代表曲「南国土佐を後にして」の譜面を胸に抱いて天へ召された。彼女の人生を大きく左右することになった同曲のルーツは、戦争中に中国戦線の兵隊たちによってつくられた「南国節」にさかのぼる。元兵士が述懐する極限の戦場、生と死の狭間にいた若者たちが異国の地で故郷を忍び、家族に思いを馳せながら歌い継いだ「望郷の歌」は、同時に仲間への「鎮魂歌」でもあった。

 
書名:野口久光  ジャズの黄金時代

著者:野口久光

発行:ヤマハミュージックメディア
 
 日本のジャズ発展に多大な貢献をしたグラフィックデザイナーでジャズ評論家でもあった野口久光によるジャズ評論集。往年のミュージシャンと実際に交流した著者ならではの切り口で、ジャズメンたちの生の姿が描かれる。映画雑誌などに寄稿した評論や、来日したジャズ・ジャイアントたちを取材した記録、写真などに加え、レコードジャッケットやパンフレットなど約200点に及ぶ自身のグラッフィックアートの数々も収載。 

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◇クラシック音楽◇新刊情報

2017-10-17 07:19:08 | 新刊情報

 

<新刊情報>

 

書名:ピアノの名曲~聴きどころ 弾きどころ~

著者:イリーナ・メジューエワ

発行:講談社(講談社現代新書)

 世界最高峰、ロシアピアニズムの伝統を引き継ぐ現役女性ピアニストが、代表的なピアノの名曲を平易に解説。プロにしかわからないユニークな視点が満載、この本を読めば音楽鑑賞の楽しみが倍増すること間違いなし。アマチュアピアニストへのヒントも一杯。全てのクラシック、ピアノ音楽ファンにお勧め。


 
書名:交響曲「第九」の秘密~楽聖・ベートーヴェンが歌詞に隠した真実~

著者:マンフレッド・クラメス

発行:ワニブックス

 日本では年末の演奏が恒例となっている、楽聖・ベートーヴェンの交響曲「第九」。2018年6月1日には日本での初演奏から100年という記念すべき日を迎え、また現在までの聴衆者は世界で10億人を超えるとも言われている。しかし、合唱部「歓喜の歌」の歌詞の“本当の意味”を知る人は、世界中を見回しても少ない。今日まで、「歓喜の歌」の歌詞はキリスト教的な意味での神を称えていると考えられてきたからである。そこに異を唱えるのが、ドイツ人研究家の著者、マンフレッド・クラメス氏である。ベートーヴェンが生きたヨーロッパ近世の時代背景を丹念に考証し、ドイツ語の歌詞を入念に調べ解釈すると、まったく違った意味合いが浮かびあがってくるのだ。
 

 
書名:オーケストラ解体新書

編者:読売日本交響楽団

発行:中央公論新社

 クラシックのコンサートはどのように製作されているのか。楽団員の生活や意見をはじめ、スタッフたちの肉声など、興味深い話題が満載。コンサートが待ち遠しくなる本。図版多数。


 
書名:山本直純と小澤征爾

著者:柴田克彦

発行:朝日新聞社(朝日新書)

 「お前は世界に出て、日本人によるクラシックを成し遂げろ。俺は日本に残って、お前が帰って来た時に指揮できるよう、クラシックの土壌を整える」小澤征爾は、自分より優れた才能を持つ山本直純の激励を受けて日本を飛び出し、クラシック界の巨匠への道を駆け上がって行く。一方で山本直純は、「男はつらいよ」「3時のあなた」「8時だよ、全員集合」などのテーマ曲を手掛け、音楽の素晴らしさを庶民に伝え続ける。しかし、その多才さゆえに、彼はクラシック界では異端の扱いを受けてしまった。クラシックを心から愛し、新日本フィルの立ち上げに奔走した二人の錯綜した人生をダイナミックに描く一冊。

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◇クラシック音楽◇新刊情報

2017-09-19 09:43:23 | 新刊情報

 

<新刊情報>

 

書名:オペラの未来

著者:ミヒャエル・ハンペ

訳者:井形ちづる

発行:水曜社
 
 解釈は作品に奉仕するもの、作品を多層的かつ統合された意味連関として舞台で分かりやすく具体的に説明すること。あらすじを舞台で提示するだけでなく、音楽、台本、場面を複合体として光を当て、作品の根底にある意味を明らかにする巨匠ミヒャエル・ハンペのオペラ演出論。


 
書名:平原綾香と開く クラシックの扉

著者:平原綾香

発行:東京新聞

 「Jupiter」での鮮烈なデビュー以来、数々のクラシック曲をその圧倒的な歌唱力でカバーしてきた平原綾香。そんな歌姫が、クラシックを聴いて、観て、歌って、感じたままを、やさしく解説。来年のデビュー15周年を控え、コンサート、ミュージカルと幅広く活躍する平原綾香にとって初の著書。


 
書名:ティンパニストかく語りき

著者:近藤高顯

発行:学研プラス

 中学1年生のある日、私の人生を決める1通の書留が届いた……。国際的ティンパニストが叩き上げオーケストラ人生を語る。カラヤンやチェリビダッケ、朝比奈隆ら音楽家たちとの出会い、ティンパニの裏話など、オーケストラ裏事情も垣間見られる面白エッセイ。


 
書名:ホワイトハウスのピアニスト~ヴァン・クライバーンと冷戦~

著者:ナイジェル・クリフ

訳者:松村哲哉

発行:白水社

 第1回「チャイコフスキー国際コンクール」で優勝し、彼を記念したコンクールに名を残すピアニストの、数奇な生涯を初めて明らかにする。

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