<新刊情報>
書名:ショスタコーヴィチ~引き裂かれた栄光~
著者:亀山郁夫
発行:岩波書店
ロシア音楽史の中で最も激しい毀誉褒貶にさらされる作曲家、ショスタコーヴィチ。ロシア革命、第二次世界大戦、スターリン独裁時代に生きたこの芸術家は、どのように動乱と大粛清の嵐の中を生きのびたのか。彼の密かな権力への抵抗とは? ソ連崩壊後の最新の解釈を踏まえた、権力と芸術をめぐる人間ドラマとしても楽しめる評伝。
◇
書名:バーンスタインの生涯(上)(下)
著者:ハンフリー・バートン
訳者:棚橋志行
発行:青土社
生誕から、ワルターの代役としての衝撃デビュー、「ウエストサイド物語」の大成功まで―初公開の書簡、関係者の証言をもとに、20世紀音楽界の立役者バーンスタインの生涯を詳細に描く。
◇
書名:童謡の百年~なぜ「心のふるさと」になったのか~
著者:井手口 彰典
発行:筑摩書房
心にしみる曲と歌詞。兎を追った山、小川の岸のすみれやれんげ。まぶたに浮かぶ日本の原風景。童謡誕生百年。そのイメージはどうに変化し、受容されてきたのか。
◇
書名:芥川也寸志
監修:芥川 眞澄
著者:新・3人の会(清道 洋一/德永 洋明/西 耕一)
発行:ヤマハミュージックメディア(日本の音楽家を知るシリーズ)
日本の音楽家の軌跡を多くのビジュアルとともにたどる、昭和を生き抜いた大作曲家、芥川也寸志の生き方と音楽。