小学生のころ、それまでは教室で先生のオルガンに合わせて「咲いた、咲いた、チューリップの花が~」 なんて歌っていたのですが、三年生くらいになってからは音楽室に行って歌うようになりました。
春の歌は、どんな歌を歌ったのか忘れてしまいました。それには訳があります。それは音楽室の後の高い所の壁に貼られた変な絵に気を取られたからです。
みんな、へんな頭をしている。そしておっかない顔。そういう絵が10枚くらい貼ってありました。
いまはもう見慣れてしまったので、おっかない顔には見えないのですけどね。そしてこの変な頭。これはカツラだと大人になってからわかりました。映画「アマデウス」ではモーツアルトがカツラを選んでいるシーンがあり、おまけにおそらくは匂いのついたものだとおもうのですが、パウダーをカツラにかけていました。
そして前を向くと、おっかない顔をした年配を過ぎたくらいの女の先生と、黒ひかりしている冷たいピアノ。歌は好きだったのですが、その暗い雰囲気にたちまちぶん殴られて音楽が嫌いになってしまいました。でも、歌は好きでしたね。
ブログを更新しているときには、よく音楽を聞いています。BGMですね。それで、今日は、しばらく前に買った「サライ」という雑誌の付録についていたショパンの曲集を聞いています。ピアノ曲というのも良いものですね。大好きです。
このCDをかけ始めるときに、ふと小学校の音楽室のことを思い出しました。先生にとっては見慣れて何でも無いことなのですが、子どもの私にとっては、とんでもない不愉快な空間でした。
家の脇の草の生えているところを歩いていたらウドの新芽が出ているのを見つけました。それにヨモギ、近くにフキノトウが少しばかり。
今日は曇天で寒いので、あったかい蕎麦でも食べに行こうかと話をしていたのですが、これだけ材料が揃ったならうどんを作ろうと、奥さんがお昼にうどんにしてくれました。
今日のお昼ご飯は、春の野のもの特集です。特集というほど他種類でもありませんけど。 食卓には、いろいろなお皿とか調味料とか、いろいろな者が載っています。それが写ってしまいましたので、ギリギリの所までカットしたら、横長の写真になってしまいました。
今日は冬のようです。襟巻きをしてウォーキングに出かけました。それでも歩き出した時には寒かったです。曇り空では気持ちも弾まないですね。気持ちがバネのように弾むからスプリングなのですけどね。
廃 句
青空を見てはため息曇り空
曇り空キジが田んぼを駆けて行く
もどり冬きょうも雲雀は公休日
三月も終わりと言うのに枯野原
ストーブをしまうの少し早すぎた
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