氷の刃(やいば)

2013年04月01日 | Weblog


 今日は暖かいです。しかし、風は東からなのですが氷のように冷たかったです。
 
 裏山に自然に生えた雑木が草刈りをするのに邪魔ですし、クヌギやナラ山にするには必要がないので、手伝いしてもらって根ごと掘り起こしをやり始めました。

 

 これが刈り払い機で、地面すれすれに刈り取れれば問題はないのですが、これだけ太くなると機械を傷めます。これは桑の木です。桑の木は繁殖力が旺盛で、鳥が種を運ぶのか日当たりの良いところにやたら生えてきます。

 

 掘り起こしたものです。山の土を掘り起こすのは色々な木や篠などが編み目のように絡み合って土の中を這い回っていますから、とても大変です。シャベルや唐鍬や、のこぎりを使って掘り起こします。
 のこぎりは、土をある程度掘ってから手探りで太くて唐鍬などでは切断しにくい太めの根を切ります。

 掘り起こさなければならない根っこはまだまだあります。今年全部を掘り起こさなければならないというわけでもないので、体と相談しながら少しずつやっていくつもりです。

    
                 
         

 我が家の桜も咲いてきました。それぞれ満開のちょっと手前くらいです。やっぱり桜はきれいですね。花の数も多いのがまた良いです。

 

 今日はこれです。これも「サライ」の付録です。本当に名曲ばかり16曲。しばらく前から、CDもDVDも雑誌の付録に付くようになりました。すごいですよね。レコードが雑誌の付録につくようなことが昔はあったでしょうか。

 昔は、ソノシートと言って薄いペナペナしたビニール製のレコードが付いた雑誌はありました。音は悪いし、メーカー製の音源は無いに等しいくらいでした。二流三流のバンドが演奏するのを、安いんだからまあいいか、なんて不満に思いながら聞いたものです。

 明治初期、岩倉使節団という海外視察団がアメリカからヨーロッパを廻って各国を見てきました。彼らはオペラのような西洋の歌を聴いて「夜更けて犬の吠ゆるが如し」と思ったそうです。確かにうまい言い方だと思います。オペラはいまいちつっこんで聴けません。一曲や二曲ならともかく、あの声を長時間聞くとなると、ちょい覚悟が要ります。


    廃 句

       そのころは花粉症など無かったな
       パソコンのパの字も誰も見たこと無し
       そう言えばオレオレ詐欺も無かったし
       花見なぞ田舎の者にゃ無縁のこと     学校にくらいしか桜は無かった
       桜咲き風は氷の刃(やいば)かな


       


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
桑の木 (hibochan)
2013-04-02 07:09:20
大昔養蚕農家が多く桑が見られましたが
今では 見られません
ソノシート懐かしい言葉よく聞いたものです。
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hibochanさん (spa)
2013-04-02 07:31:04
私の近辺では見かけなくなりましたが、桑畑は今でも時々見かけますね。
絹織物は無くならないでしょうから、養蚕農家はあるのでしょうね。
私はまだ働いていない頃でしたので、そのソノシートも高くてなかなか買えませんでした。しかし、バーゲンをやっている時は買えました。懐かしいです。

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ササの根っこ堀り (ぎゅうちゃん)
2013-04-02 13:35:02
大変ですね、木の根を掘るのは。掘るという動作がだんだんとつらくなる年頃です。この冬庭のアジサイの株が広がってジャマなので掘って整理しました。宅地造成したときのササがはびこって面倒でした。
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ぎゅうちゃんさん (spa)
2013-04-02 14:43:44
根っこ掘りは大変です。ですので、強力な助っ人に
お願いしてやってもらっています。
紫陽花は大きくなりますから、根掘りはたいへんだったでしょうね。
笹も根があちこち這っていますから大変ですね。

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