汽笛のピポーに死ぬかと思い

2019年03月02日 | Weblog

今日も快晴です。ただし東風がちょっと寒いです。この寒い風が吹くようになると春が来た証拠のようなものです。
本当の春は、すぐには来ないのです。いろいろ紆余曲折があった末に桜が咲きます。花冷えと言う言葉があるのですが、その桜が咲いても間だ寒い時があるのです。
本当に安心して暖かさを感じるのはそのあとですから、あと一ヶ月先ですね。

  

フキノトウが出ていますが、まだ小さいです。これは小さいながらも、もう花になっています。ちょっと早すぎるような気がしますが、まあそういうせっかちも人間の世界以外にもいるんですね。

  

白梅はまだ一つか二つくらいしか咲いていませんが、紅梅はもうこんなに咲いています。
偕楽園の梅はもっともっとたくさん咲いているようです。
品種によっても早い遅いがあるのでしょうが、東風を受け吹きっさらしのこの地では、梅にとってもまだ寒く感じているのかも知れません。

  

しかし、安心できます。行きつ戻りつしながらも、結局は暖かい方に確実に向かっているわけですからね。

ところで、今朝はびっくりしましたね。6時頃でしたか、とつぜんドンという音がして揺れました。
一発だけだったのですが、ニュースによるとやっぱり地震だったようです。  

  

写したのはネットの内側に植えてあるキヌサヤなのですが、ピントがオートだとネットに合ってしまうのですね。
かと言って全自動なので、自分でピンとを合わせるわけにも行かず、難しいこともありますね。

以前は裏山からヒノキの枝先を取ってきて土に挿して風避けにしました。
何らかの風避けを作らないと、東風が強いので振り回されてしまい、根っこを中心に同心円状に筋がつくくらいになります。

  


  茶箪笥のひきだし抜いてハシゴにし なめた和白の甘さ懐かし  戦後
  進駐軍 もらって食べたあのガムは ハッカの味で甘さ感じず
  あの頃はアメリカ人はどの顔も 同じに見えて不思議だった日
  買ったことのないひなた屋の  「 鹽 」 の看板決して読めず     ひなた屋 菓子屋の名前
  てんぐるま父に乗せられ線路まで 汽笛のピポーに死ぬかと思い 
                                        てんぐるま = 肩車