曇りだったのですが、午後は一時激しい夕立のような降りになりました。その後は、何事もなかったように青空の見える雲の多い日となり、蝉がさかんにないているという、いやはや退屈をさせないバラエティに富んだ日でありました。
ちょいと、病院に行ってその後の経過を診てもらったのですが、実に会長じゃなかった、それは今年は町内会長はやっていますけど、そうじゃなくって、実に快調だと言われまして嬉しくなり、飛び込んだそば屋のざる蕎麦のおいしかったこと。
こちらには、ちょいとぶっかけてもらって食べる、讃岐のようなうどん屋はありませんで、讃岐うどんというと、お座敷に上がってしまって、やたら大袈裟になってしまうので、ちょい食べるにはそばが良いです。そのそばも、このごろは立派なそば屋が多くなって、その分値段も上がってきて、だんだんつきあいづらくなりつつあります。
アピオス(ほどいも)は、このようになっています。一昨年、ウラさんからいただきました。去年は、食べることができませんでしたので、今年はぜひ試してみたいと思っています。
作って初めて分かったのですが、この周辺にはやたら子供の蔓がはい回っています。
いま、盛んに花が咲いています。かなり香りが強くて、畑仕事をしていると香ってきます。花を取った方が芋は大きくなると聞きましたが、多すぎて取り切れませんから、そのままにしています。さて、どうなるか、どういう食感なのか楽しみです。
セロリは、日光が強すぎるのか、昨年のように緑の葉にすこし色抜けがしてきました。それで、効果があるかどうか、あるいはかえって良くないのかも知れませんが、寒冷紗をかけてみました。
紫蘇があちこちに出ていますが、それが陰を作ってくれるかと思っていましたので、抜かないでおきましたが、それほどでもありませんでした。
この頃は、こういう所によくいます。眺めは良いし、襲われるなんてことも無いし、柿の木が木陰をつくってくれるし、風もよく通るし、騒音は少し遠のくし、ここが気に入ったんでしょうね。
ほとんどは家の外で過ごしています。夜も外です。ですので、とても警戒心が強くて、何か物音がするとハッとふりむく癖があります。家に入れば安心するのか、仰向けになって寝ていることが多いですね。
一日一村
尼寺や能キ(よき)蚊帳たるゝ宵月夜
排 句
尼寺を蕪村さんはちょい覗き
ちょい覗き蚊帳の良さ知る蕪村さん
蕪村さんちょい隅には置けないネ
田舎蕎麦このごろやたら出世をし
会見も気候もやたら気が変わり
土砂降りで車は新車に様変わり
バロックを聞きつつ坐る若葉かげ
病院で医者に良いこと聞かされて
帰りの土砂降りこころよき哉
竹きりも体のためサえんやこーら