栗拾いは、しんどい面があります。蚊がすごいです。寒気がするほど蚊に取り囲まれます。それを防ぐには、蚊取り線香を入れたものを腰にさげます。これの欠点は、風が吹くと煙がとんでいってしまい、効果があまりなくなります。 一本の蚊取りでは煙の量が少ないので、4~5本に折ってそれに一度に火を付けます。しばらくすると尻のあたりが温かくなったり暑くなったりします。お灸だと思えばまだ楽です。 取りながら進むときには、ほとんどしゃがみ歩きです。立ったまま腰を折ったりのばしたりすると危険です。どういう危険がまっているかと言いますと、ぎっくり腰という危険があります。しゃがみ歩きはけっこうな運動量になるので、体脂肪の燃焼に役立つかも。
台車の外の二つを持って歩きます。左がイガ入れ。右は実をいれます。いっぱいになると台車に移します。台車は2輪。箱の部分は自作。一輪車の3倍以上は運べます。もっと運びたいときにはリアカーになります。
イガは、あとでじゃまにならないように運んで燃やしてしまいます。ついでに害虫の駆除にもなります。灰は畑に肥料として入れます。栗の木の周りにまくこともあります。