初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

怒りのクラシック

2009年04月04日 | どれにしよう?
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日は、「怒り」のクラシックです。

さて、またしてもいきなりですが、ニュースや何かを見ていると、腹立だしくも怒りに打ち震えるような話題が絶えない昨今。

「消えた年金」に「地球温暖化」にはじまり、自ら「さもしい」とまで言った給付金を受け取る総理、そうかと思えば野党の党首秘書は、逮捕・起訴。
ニュースを見ててもロクな事がないと思って、家で食事をしようもんなら、毒物混入に、産地偽装・・・。

ああ、世の中は一体どうなってしまうのか!!
怒りに燃えて、振り上げた拳をどこに向ければいいものか!!

・・・と、そこまでブチギレする人は、そうそういないと思いますが、普段の日常生活でも、ちょっとしたことで腹が立ったり、くやしい事があっても、怒りのやり場に困ることは、誰にでもあるハズ。


そこで、今日ご紹介するのが、「怒りのクラシック」です。(なんか深夜の通販番組みたいになってきましたが・・・、)
「クラシック音楽」と言えば、世間一般では、「癒し系の音楽」と理解されている事が多いようですが、作曲家だって人間です。楽しければ笑うでしょうが、悔しければ涙を流し、腹が立てば怒りに燃え上がる事もあったでしょう!

そんな怒り爆発で迫力満点の音楽を、いつものように個人的な独断と偏見に基づいて今日は、いくつか紹介してみようと思います。

【レクイエム~「怒りの日」:ヴェルディ】(記事はありません)
アマゾンで「怒り」のキーワードで検索すると上位に現れるこの曲。
激しく響くトランペットに、渾身の力で打ち鳴らされるティパニ、大音量で叫ぶ合唱団は、まさにド迫力!
ヴェルディ他、たくさんの作曲家がレクイエムを作曲していますが、「怒りの日」というサブタイトルは、たいていついてるみたいです。
ヴェルディ:レクイエム
メータ(ズービン),ムジカ・サクラ合唱団,ニューヨーク・コラール・アーティスツ,カバリエ(モンセラート),レイクス(ゲイリー),ベリーニ(ビアンカ),マルトン(エヴァ),ドミンゴ(プラシド),クイヴァー(フローレンス),プリシュカ(ポール)
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

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【惑星~火星:ホルスト】
最初はじわじわと迫るようなリズムで始まりますが、不気味なリズムは徐々に大きくなり、怒りがふつふつと煮えたぎるように燃え上がると、高鳴るトランペットに、ペダルトーンのトロンボーンが激しく突き刺さる一曲です。

【火の鳥~カスチェイの部下たちの兇悪な踊り:ストラヴィンスキー】
タイトルからして「兇悪な」なんて書いてありますから、尚の事ですが、結構有名な部分ですね。チューバ、トローボーンなどの重低音がズシリと響くと、説得力がありますし、トランペットがピシャリと決めると、もう何も言えないほどかも?!

【ピアノソナタ第23番「熱情」:ベートーヴェン】
「熱情」そう、それは「熱い思い」そんな熱い気持ちが時として怒りに変わることも・・・。第1楽章は静かに低いトーンで始まりますが、火がつくともう止められない。第2楽章は落ち着いてゆっくりとしていますが、第3楽章に入ると、まるで抑えていたものがあふれ出すような怒涛の連打が鳴り響く!?


【交響曲第4番~第1楽章:チャイコフスキー】
ホルン、トランペット、トロンボーンの迫力のファンファーレに続き、ふつふつと込み上げるような怒りがじんわりと響き、ティンパニが響くと、胸倉をつかまれて何度も揺さぶられるようなこの迫力。なんとか理性を保ちつつも冷静を装っているようにも見えますが、周りで見てる方がコワかったりして・・・。

【交響曲第5番「革命」~第4楽章:ショスタコーヴィチ】
あのティンパニと、トランペット、トロンボーンの強烈なインパクトで始まる4楽章!あれはもう、ケンカ売ってるとしか取りようのない迫力!「どこに目ぇつけてんだよぉ!」とか言われそうな雰囲気。分かりやすいほど、「この人怒ってるよ・・・」と思わせる曲調。
しかし、この曲は、終盤に向けて明るく堂々とした大団円を迎えます。

【交響曲第9番「新世界から」~第4楽章:ドヴォルザーク】
あの弦楽器のイントロからズパーン!目の覚めるようなトランペットの響き、最後まで緊張の糸がピンと張ったような曲調。
この曲は、「怒り」というよりは、「カッコイイ曲」としてのイメージの方が圧倒的に強いですが、演奏家によっては、この曲の持つ鋭さが、時として凶器に変わる事も・・・?!


※曲目のリンクはこのブログで書いた記事のページにつながります。


そんな感じでいろいろ選んでみましたが、他にもブラームスの交響曲とかも、アリかな?でも、ちょっと説教っぽいかな?とか、だったらマーラーも?!なんて思いましたが、強烈なフレーズはあるものの、壮大なスケールに飲み込まれてしまうので、そちらもパスしたり、と、かなり個人的な主観がある事は、皆さんも既にご承知のとおりでしょう。


+・・・~~~~忘れてた~~~~・・・―――――――――――――――――+
|ちなみに番組「解体新ショー」によると激しい曲(どんな曲)を聴いても     |
|“癒し”の効果はあるらしいので、その辺は心配ないらしい。(ホントかな?)  |
+――――――――――――――――――――――――――――――――+


それは、ともかくとして、「怒りのクラシック」を紹介しましたが、こんな感じで、強烈なインパクトをダイナミックなオーケストラサウンドで堪能すれば、多少は怒りも発散できるかも?!
まぁ、実際には誰かに怒鳴り散らしたところで、怒鳴った本人も含めて誰もいい気持ちはしないですからね。ヘタをすると「八つ当たり」とも言われてしまう。

こういう曲は大音響で聴きたいところですが、家で聴くときはイヤホンとかヘッドホンをつけて、周りの迷惑にならないように聴きましょう。返って怒られたらシャレにならないですからね。



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新しいCD続々

2009年03月23日 | どれにしよう?
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日は「新しいCD続々」です。

先日は、CDを買いに行ったときのドタバタの話を書いてみましたが、
そのときに、見た事無いCDを見たので今日はその話を・・・。

売り場でいろいろと探していると、まず目に入ってきたのが、Blu-SpecCD(ブルースペックCD)「おお、なんじゃコリャ!また新種のCDができたのか!?」帰ってからまた、家で調べてみよう。とか思いながら、とりあえず目当てのCDを探しつつ・・・、

すると、また見た事無いCDが・・・、今度はHQCD(ハイクオリティCD)「!!?・・・これも普通のCDと違うのか?!CDの背中だけ見てると、SHM-CDかと思った。」なんだかややこしい事になってるなぁ・・・と思いながら、再び店内を歩く。

という感じで、その時はそのまま見過ごしていましたが、帰ってからネット検索してみると・・・。
結構いろいろな記事があるのでどれにしようかとも思いましたが、以前、紹介していたSHM-CDを含めた記事を見つけたので、それを引用してみようと思います。

2月18日【NIKKEI NET 「IT+PLUS」より抜粋】
―――――――――――――・・・
■「液晶テレビ素材」で作ったSHM-CD

 SHM-CDがいかに誕生したか。それは、日本ビクターからの持ち込み提案であった。ユニバーサルミュージックの担当者は、それまでもCDの音質改善にさまざまな努力を重ね、マスタリング過程の高音質化や製造過程のクオリティー向上に努めていた。ところが、それまでとは違う、材料を変えるというアプローチが新鮮に映った。

 日本ビクターの製作部門の申し入れを受け入れて、様々なトライをした。そして、提案された素材でCDをつくり聴いてみたところ、通常盤と非常に大きな違いがあることにびっくりしたという。

 この素材は、液晶ディスプレーのフィルターに使われるプラスチック材料で、基本的にはポリカーボネートの一種だが、通常のCDに使われるものより透明性が高い。俗っぽく言うと「液晶テレビ素材で作ったCD」というわけだ。

 第1弾のリリースは2007年秋。その後、発売した数タイトルのSHM-CDは市場の反応がよく、シリーズものとして展開していった。現在は新譜も加え、ユニバーサルミュージックのCDビジネスの中で重要な位置を占めるに至っている。


■反射率を改善したHQCD

 次にでてきたのが、CD製造会社のメモリーテックが提案し、EMIミュージック・ジャパン(東芝EMI)が乗った「HQCD(Hi Quality CD)」だ。HQCDは新しいポリカーボネートを使っている点では基本的に共通しているが、それに加えて反射膜の素材に特殊合金を採用し反射率を改善したことが違う。それによりレーザー・ディテクターの読み取り精度を高めている。

 これはEMIの様々なディスクに採用され、非常に音質向上に寄与していると私は聞いた。


■ソニーが独自開発したブルースペックCD

 3番目の新素材CDは、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)がここにきて打ち出した「Blu-spec(ブルースペック) CD」だ。SMEは去年2月くらいからSHM-CDの研究を始め、同時に独自のメソッドを開発することも検討していた。一時はSHM-CDを採用する方向で動いていたが、秋以降、自社の技術を使った独自の高音質CDメソッドを完成させた。

 SHM-CDもHQCDも素材の革新がセールスポイントだが、SMEはそれに加え、ピットの成形性を最重要視した。レーザー光を反射させるピット孔を正確に成形することで、結果として信号成分に含まれるジッター(時間軸歪み)を激減させたとしている。

 Blu-spec CDの「Blu」は、Blu-ray Disc(ブルーレイ・ディスク、BD)からきている。BDディスクのカッティング用の半導体レーザーを使って、CDのカッティングを行う。その御利益は、高精度な加工を可能にしたことだ。通常のCDカッティングでは波長458ナノメーターのアルゴンガスレーザーを使っているが、発熱が大きく、対策としてファン冷却しなければならない。振動が発生するので、抑える対策もいる。半導体レーザーならそれは無用で、正確なカッティング環境となる。波長が短いので微細な加工ができ、ピットのエッジをシャープに形成することが可能だ。

 基材にポリカーボネートでもより分子量が高いものを使い、金型原盤からの転写性を上げている。これまでビット周辺がもりあがっていたが、平坦にできたという。BDを製造している立場を活かし、他社の真似ができない技術的な仕掛けをなしたのだ。

 Blu-spec CDは、ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルのカタログタイトルをベースにすでに数十タイトルを販売しており、今年2月には新譜にも採用する。
―――――――――――――・・・
2月18日【NIKKEI NET 「IT+PLUS」より抜粋】

更に上の記事は続き、これに加えて「ガラスCD」なるものも紹介しています、加えてそれを含めた「4種徹底聴き比べ」をした感想みたいなのも載ってましたのでリンクしておきます。(万一、記事からの転載・リンク等に不都合がありましたら削除しますので、ご一報ください。※メールチェックに時間かかる場合があります。)

【いずれも2枚組の聴き比べCD】

≪SHM-CD≫
これがSHM-CDだ!クラシックで聴き比べる体験サンプラー
オムニバス(クラシック)
UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)

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≪HQCD≫
HQCDで聴く高音質クラシック
オムニバス(クラシック)
EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)

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≪Blu-Spec CD≫
聴き比べ体感! Blu-spec CD×CD クラシック編
オムニバス(クラシック)
SMJ(SME)(M)

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まぁ、要するに、どれも現行のいわゆる「普通のCD」よりもいい音が、これまでと同じCDを聴くプレイヤーで聴けますよ。
って事ですよね。


それにしても、まぁ次から次へと日進月歩というか、技術革新というかスゴイですね。例によって上の新種CDを未だいづれも一回も聴いた事ないんですが、とりあえず、それぞれのサンプルCDを買って、自分で聴き比べをして、感想をブログに書いたりすると面白いんでしょうが、ここに来てプラス3枚となると・・・、(この間CD買ったばかりだし。)
合わせて、果たしてその「違い」が自分にわかるかどうかも微妙・・・。
逆に、あまりにも「その差」がありすぎて、これらのいわゆる「新種のCD」にハマっちゃったら・・・、またCDを買うのにお金がかかりそうだし・・・。

加えて、クラシックの場合は録音年代や場所や状況によっても結構、その音は左右されそうだし・・・、と悩みの種は尽きないですが、興味津津なんですが、そのうちまた、「ウルトラCD」みたいな更に新種のCDが出ちゃったりなんかしちゃったりして・・・。



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シリーズクラシックCD第3弾(おもしろCD)

2009年03月15日 | どれにしよう?
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日は、シリーズクラシックCD第3弾(おもしろCD)です。


毎回記事を更新するときに≪オススメCDを≫探すんですけど…、ホントにいろんなCDがあるんですよね。

そこで思いついたのが、このコーナー。実際には持っていないCD(聴いてもいない)の面白い企画やジャケットに収録曲のラインナップを紹介をしながら、「こんなCDが出てるんだ!?とりあえず誰かに言いたい!」という思いから、個人的な独断と偏見だけに基づいていろいろと語ってみよう!というなんとも気まぐれなコーナー。(単なるイチャモンとも言う。)

今回は久々のシリーズCDの第3弾です。第2弾を紹介したのが2007年5月ですから、約2年ほど前、(もうそんなになるんですね・・・。)
この間も、もちろんいろんなシリーズモノのCDは各メーカーから発売されていたハズですが、何故か気に止まらなかったんですが、これまた、何故か急に思い出したかのように紹介してみよう!という事でどうぞ。
 
 
 【ラフマニノフな一日】2枚組¥2,000:EMI(全10タイトル)
[シリーズ内容](バッハ)(モーツアルト)(ベートーヴェン)(ブラームス)(リスト)(チャイコフスキー)(ラフマニノフ)(プッチーニ)(ドビュッシー)(ショパン)
ラフマニノフな一日
オムニバス(クラシック),キャメロン(マーガレット),キングズ・カレッジ合唱団
EMIミュージック・ジャパン

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美しい花のジャケットが奇麗なCDです。タイトルのとおり作曲家のさまざまな曲を盛り込んであります。
演奏は有名なオーケストラ、指揮者が勢ぞろい、なかなかどうして名曲をズラリと並べたシリーズです。普通このてのCDは長い曲だと単一楽章のみの収録になっているんですが、ラフマニノフだけは何故か、ピアノ協奏曲第2番が全曲収録されています。


 【クラシック名曲BESTツイン】2枚組¥1,800:コロムビア(全10タイトル)
[シリーズ内容](バロック名曲集)(バッハ名曲集)(モーツァルト名曲集)(ショパン名曲集)(ピアノ名曲集)(フルート名曲集)(ヴァイオリン名曲集)(オペラアリア名曲集)(クラシックオンTVドラマ&CM)(ホームクラシック)
クラシック名曲BESTツイン シシリエンヌ~フルート名曲集
オムニバス(クラシック)
コロムビアミュージックエンタテインメント

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それぞれのテーマ作曲家や時代などに加えて、ドラマ&CMとホームクラシックを入れた全10タイトル。これまでにもピアノ集やヴァイオリン集というCDはありましたが、このシリーズでは「フルート集」が加わっています!
演奏は比較的有名なオーケストラや指揮者が多いようですが、ソロ奏者は日本人が多いみたいです。
ちなみに「クラシック名曲ツイン」というシリーズもあってこれはそのリニューアル版のようです。


 【知ってるクラシック】1枚¥1,050:エイベックス(全10タイトル)
[シリーズ内容](1CMで知ってる)(2ドラマで知ってる)(3映画で知ってる)(4学校で知ってる)(5子供も知ってる)(6知ってるモーツァルト)(7知ってるカノン)(8知ってるアリア)(9知ってるピアノ)(10知ってるギター)
知ってるクラシック1 CMで知ってる
オムニバス(クラシック),タイタス(アラン)
エイベックス・クラシックス

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タイトルどおり、誰でも“知ってるクラシック”の音楽を10枚のCDに収録。
1枚ずつには短い曲と、大曲の場合は“知ってる”フレーズが含まれた単独楽章が収録。演奏はちょっとあまり聞いたことのない楽団や指揮者、ピアニスト他ですが、曲重視で、「どうしてもアノ曲が聴きたい!」という人ならあんまり気にならないかも?


 【どっぷりクラシック】3枚組¥1,980:エイベックス(全5タイトル?)
[シリーズ内容](どっぷりクラシック)(どっぷりロマンス)(どっぷりカンタービレ)(どっぷりノクターン)(どっぷりベートーヴェン)この他にも(どっぷり3時間シリーズもあるみたい)
どっぷりクラシック
オムニバス(クラシック)
エイベックス・クラシックス

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こちらもタイトルどおり、どっぷり聴ける3枚組がワンセットのシリーズです。
基本的には各タイトルのテーマの曲をとにかく“どっぷり”とたくさん集めたCD。演奏はチョー・リャン・リンやフィリップ・アントルモン指揮とかもあるみたいですが、有名無名な演奏をたくさん集めているみたいです。


 【寝ちゃった!】(ネコCD)1枚¥1,890:エイベックス(全3タイトル)
[シリーズ内容](泣いちゃった!)(目が覚めちゃった!)
寝ちゃった!
オムニバス(クラシック),カペラッテ,ヴェルメイユ(シルヴィー)
エイベックス・エンタテインメント

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まぁ、なんとも愛くるしいネコのジャケットのこのCD、それぞれのシチュエーションに合った曲が収録されています。
演奏は日本人を中心としています。オールジャパンではありませんが、結構それに近いかも?!


こんな感じでいろいろCDが販売されてますが、このてのCDでは、クラシック音楽は演奏時間が長い事もあって、そういった曲は単一楽章だけが収録されていますので、初心者の方は十分注意して購入しましょう。
あとは、ジャケットの写真やイラストだったり、BGMみたいに“つまみ食い”ならぬ“つまみ聴き”みたいな感じで聴くと面白いのかも?



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はじめてのクラシック (黒田恭一 著)

2009年02月13日 | どれにしよう?
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日は黒田恭一:「はじめてのクラシック」です。


このブログで本をタイトルにしてそのの内容まで紹介するのははじめてなんですが、前からこの本の事は書きたいなぁと思っていたので、ちょっと紹介してみます。

≪今日は本のお話です≫
「現代新書」というワクみたいですけど20年以上前の本です。
はじめてのクラシック (講談社現代新書)
黒田 恭一
講談社

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この本は、自分がクラシックを聴くようになって、クラシック音楽についての書籍ってどんなものがあるのかな?と思いながら書店をあさっていると、まあ小難しい本から作曲家に関する本まで、いろいろありましたが、なかなかどうして、音楽の本ですから専門用語から何からパラパラと立ち読みしてもすぐには理解できない事がなにやらと書いてあったりして、「やっぱり自分にはまだこういう本は早いのかな?」と思っていたら、
著者に見慣れた名前が・・・そう、今回紹介する「黒田恭一」の名前があったんですねぇ。当時NHK-FMの番組でパーソナリティをされていたこの名前を見て、
「おお!これは・・・」と思って手にとってみると、「これなら分かる!」と思って、そのままレジに向かいました。

「黒田恭一」さん・・・は上にも書いたようにNHK-FMの番組「20世紀の名演奏」を当時よく聴いていたので、ラジオから流れるその、ものごしやわらかな声と、決して批判的な評価をしないというイメージがあったので、どちらかというと著者の名前にひかれてしまったところもあると思います。
(ラジオでも演奏が終わると「すばらしい演奏でしたね。」というのが、まるで決まり文句のようにされていたのを思い出します。)

そして、肝心の本の内容は、

まえがき・・・
「わたし、クラシック音楽のことなんにも知らないんです」初対面の人はかならずそういう。―中略―(それに応えて)
「むかし、ベートーヴェンという作曲家がいたのですが……」
「クラシック音楽のことはなんにも知らない」という言葉を真にうけたぼくは、そういった。相手はとたんに、むっとした表情になって、こういった。
「ベートーヴェンくらい知っています」―中略―(何故知っているのに・・・と思い返すと)
なるほど、ぼく(黒田恭一)はクラシック音楽について書くことを仕事にしている人間である。そのような人間であれば、アレグロとか、ソナタ形式とか、アッチェレランドとか、わけのわからない専門用語を駆使して、なにやらむずかしいことをいいださないともかぎらない。そうなってからではおそい。ともかく予防線をはっておくことにしよう。その予防線が、「わたし、クラシック音楽のことは、なんにも知らないんです」ということばになった。―中略―(よくよく考えると)
だれもがひとまず予防線をはっておこうと考えるような雰囲気がクラシック音楽の周囲にあることは、みすごせない事実である。―中略―
肝腎なのは、クラシック音楽そのものにふれて、ほかには味わえない感動を味わうことである。そのために、どうしたらいいか。ぼくがここで書こうとしているのは、そのことである。

                        黒田恭一「はじめてのクラシック」より
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

こんな感じの書き出しではじまります。
いくら「なにも知らない」っていってもベートーヴェンから語りはじめるところが何とも黒田さんらしいというか、なんというか、ねぇ。
そして、自らの体験をもとに上みたいなエピソードを交えながら懇切丁寧に語ってくれる一冊です。
目次は以下のとおり

1クラシック音楽とのつきあいはむずかしくない(または、無愛想な男と友人になる方法)
2シンフォニーはフルコースのディナー(または、つまみぎきのすすめ)
3ソナタ形式を耳で読む、(または、知ることの功と罪)
4コンサートできく音楽と再生装置できく音楽(または、一緒もいいが、孤独もいい)
5オペラは「みる」ものか「きく」ものか(または、肥満したカルメンを許せる理由)
6クラシック音楽も生きている(または、きかれる音楽の栄枯盛衰)
7旅は道づれ(または、好きな音楽家をガイドにみたてて)
8損をしないディスク選び(または、名曲・名演・銘盤の「名」にまどわされない賢明なききてへの道)
9「聞く」か「聴く」か(または、音楽の微妙さについて)

内容としては、
はじめての人が聴くにはこんな曲がいいとか、難しい用語の解説というようなことではなく、体験談や失敗談を元に、クラシック音楽に対する接し方みたいな感じを語っています。(巻末には一応「音楽小僧7人のディスク案内」というオススメCDみたいなのもついてます)
更に、この本の初版は1987年10月20日なので、エピソードも含めてやや時代が古いですが、今読み返してもちょっとおもしろかったりします。
ちなみに表紙も自分の持っているものとは変わっているみたいですが、内容は同じハズ!?です。



この本をはじめて読んだのは、たしか学生時代でクラシック音楽も既にそこそこは聴いていたと思いますから、個人的にはスラスラとおもしろおかしく読んでいましたが、
クラシック音楽をはじめて聞く人が参考書みたいにして読むには向いてないのかもしれません。
というのは、この本にも書いてましたけど、読む人とクラシック音楽の距離感がポイントなんだと思います。
なので、はじめてオーケストラやヴァイオリン、ピアノ他クラシック音楽を聴いて、「すごい!これがクラシック音楽なの?!大好き!!」と思った人なら、ある程度スラスラ読めると思いますが、
単純に「形から入る」的な恰好で、まずはテキスト本からはじめよう!という人にはちょっと不向きなのかも。
逆に「はじめての・・・」とはありますが、ある程度知っている人ならば「クラシックあるあるネタ」として面白く読めるかもしれません。
いずれにせよ、エピソードを中心とした本なので、やっぱり興味が無いと何事もつまらない本になってしまうと思います。

ちなみにアマゾンでは在庫がわずかみたいですが、古本屋とか大型書店ならたいてい置いてあると思いますが、どうだろう??よかったらどうぞ。



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白戸(ホワイト)家のクラシック音楽(おもしろCD)

2008年10月20日 | どれにしよう?
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日は、おもしろCD:「白戸(ホワイト)家のクラシック音楽」です。

毎回記事を更新するときに≪オススメCDを≫探すんですけど…、ホントにいろんなCDがあるんですよね。

そこで思いついたのが、このコーナー。実際には持っていないCD(聴いてもいない)の面白い企画やジャケットに収録曲のラインナップを紹介をしながら、「こんなCDが出てるんだ!?とりあえず誰かに言いたい!」という思いから、個人的な独断と偏見だけに基づいていろいろと語ってみよう!というなんとも気まぐれなコーナー。(単なるイチャモンとも言う。)

そして今回のCDは「白戸家のクラシック音楽」
ついに出ました。こんなCD。このCDのCMもやってましたよね・・・たしか。
このブログでも「CMのクラシック」コーナーでお世話になっているこれらお馴染みの「ソフトバンク」のCMに使われているクラシック音楽を集めたCDなんですが・・・。

≪おもしろCD≫

白戸(ホワイト)家のクラシック音楽
ホワイトオーケストラ
ERJ(SME)(M)

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【ラインナップ】
1. あし笛の踊り 「くるみ割り人形」より
2. “予想外犬”シリーズCMより ボーナストラック::ピーターと狼 より
3. 亜麻色の髪の乙女
4. カンタータ140番「目覚めよ、と呼ぶ声あり」
5. 過ぎ去りし日々
6. 花のワルツ 「くるみ割り人形」より
7. あし笛の踊り 「くるみ割り人形」より (アコーディオン・ヴァージョン)
8. モンタギュー家とキャピュレット家 「ロメオとジュリエット」より

どうやら全部で8トラックのようですし、演奏時間も全39分なので、1曲あたり約5分です。
いわゆるこれぞ「企画モノCD」ってとこでしょうか?

【演奏家は…】
アマゾンには「ホワイトオーケストラ」って書いてありましたケド、「ホワイトオーケストラ」としか書いてないので詳細不明です。(もちろん聴いてないので)


と、いう訳で内容的なところには一切触れず・・・と言うか、あんまり分からないから、とりあえず、紹介だけになりますが、
単純に「ああ、あのCMの曲ね」程度なら問題無いと思うんですが、だったらシングルサイズで、1,000円くらいにした方が売れやすいと思ったりなんかして。(アマゾンだと2,310円)
なので、「クラシックが聴きたいから・・・」という理由でこのCDを買うのはあまりオススメできないのかも?!



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新しいCD (おもしろCD?!)

2008年07月01日 | どれにしよう?
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日は、新しいCD(おもしろCD?!)です。

さて、今回は直接クラシックのCDという訳ではないんですが・・・、自宅でクラシック他、音楽を聴くときにお世話になっているCDのお話を少々。

先日、久々にCD屋さんに足を運んでみると、「SHM-CD」なるCDが置いてあるじゃないですか!?
ああ、アレね!と分かる方、「SHM・・・???」と首をかしげる方、様々いらっしゃると思いますが・・・、とりあえず、話題のニュース記事を!

2008.2.7「(MSN)産経ニュース」より「驚異の音質 SHM-CDの威力発揮」
        ↑ 
1月23日付のこの欄で音楽CDの世界的な売り上げ不振ぶりをご紹介したが、日本では新たな動きが起き始めている。ユニバーサルミュージックと日本ビクターが共同開発した「SHM-CD(スーパー・ハイ・マテリアル・CD)」が音質重視のコアな音楽マニアの間で大絶賛されているのだ。マスター音源に限りなく近い素晴らしい音質は従来製品の音質を遙(はる)かにしのぐ。予想以上の人気ぶりにユニバーサルは売れ筋の新作をこの形態で発売することを決めた。欧米と日本の消費者の趣向の違いを示すような興味深い現象でもある。

■読み取り面に秘密

 CDは、CDプレーヤーが発射するレーザー光線(レコード針に相当)がCDの読み取り面(信号記録面)に当たり、その反射光(音の信号)を再生して音楽にする仕組みだが、「SHM-CD」は、読み取り面の素材に液晶パネルなどに使う透明度の高いポリカーボネート樹脂を使用。より正確に音の信号が伝わり、リアルな音の再現が可能になった。

 クラシックやジャズに続き、先ごろ、ロックやポップスの名盤50タイトルも限定生産・発売されたが、ユニバーサルによると、インターネットの音楽系掲示板などで「驚異の音質」などと大絶賛する内容の書き込みが急増。
――――――――――――――――――・・・
≪SHM-CD≫スーパー・ハイ・マテリアルCD
このくらいの値段なら試しに買ってみていいかも?!
これがSHM-CDだ!クラシックで聴き比べる体験サンプラー
ヴァリアス・アーティスツ
UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)

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要するに既存のCDにもある裏側(読み取り面)のポリカーボネイト(プラスチックみたいの)をちょっとイイヤツにしたら、音が良くなりました!ってコトらしいです。(これは自分なりの解釈なので詳細は専門的なサイトをご確認下さい。)

実は・・・、何週間か前にテレビ東京の番組「ワールドビジネスサテライト」の「トレンドたまご」というコーナーでやっていたのを、たまたま見ていたので、その存在を知っているには知ってました。(その時はへぇ~くらいにしか思ってませんでしたが…)

番組では、取材に行っていたレポーターがそのCDで曲を流して、「皆さん分りますか!これがそのCDの音です」と言って、テレビ用に音を流してたんですけど・・・、ウチのテレビは10年近く前に買ったブラウン管の古いテレビだし・・・(関係あるか分りませんが)正直、自分にはその違いが分りませんでした。(そんなんで、こんなブログ書いてていいのか?!)その後も番組では、売り場のお客に感想を聞くと、「確かに違いますよ!」みたいなコトを口をそろえたように言ってました。

そこで、思い出したのがこのブログでも一時期チョコっと話題に出た「SACD」(スーパーオーディオCD)
≪SACD≫
こちらはロゴがジャケット一面に出てるので選んでみました。
オーディオ・チェックSACD
オムニバス(クラシック)
コロムビアミュージックエンタテインメント

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これを例によって【goo辞書】で検索してみると、「【スーパーオーディオCD】次世代音楽CDの規格。再生周波数範囲が現行CDでは20kHz までなのに対し,新規格では100kHz までなどの特徴があるSACD。」
これまた自分なりの理解だと、ハイエンドユーザー向けに販売されているCDで、規格の違いから一部再生不能な機器もあるらしい。更にハイブリッド使用のものもあるようですが、ちょっとややこししくて説明できません。トホホ


そして、両者の違いはSACDが一部再生不能なプレイヤーがあるのに対して、SHM-CDは素材が違うだけで、読み取る規格自体は従来のCDと同じなので、従来のプレイヤーでも再生できるようです。但しお値段は若干割高みたい。

で、ここまで書いておいて実際には両方とも自分では一回も聴いたコトが無いっていうのがオチなんですが・・・(何だよ結局買わなかったんかい!みたいな・・・)


そんなこんなで、実際にお店でモノを目にしたので、ちょっといろいろ書いてみましたが、あと、知ってるのは「CCCD」(コピーコントロールCD)もありますけど、こちらはその名前からも分かるように、音質とはちょっと内容が違うので省略します。

それにしても、より良い音質を求めて日進月歩というのか、いろんな新しいCDが出てますが、クラシックの場合はレコード盤時代のノイズの入ったモノラル録音のCDも普通に売ってますから、一概には言えないのかもしれないですね。
いずれにせよ、どのCDで聴くかはあなた次第です!なんちゃって


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携帯着信クラシック名曲ベスト50 (おもしろCD)

2008年05月18日 | どれにしよう?
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日は、おもしろCD:「携帯着信クラシック名曲ベスト50」です。

毎回記事を更新するときに≪オススメCDを≫探すんですけど…、ホントにいろんなCDがあるんですよね。

そこで思いついたのが、このコーナー。実際には持っていないCD(聴いてもいない)の面白い企画やジャケットに収録曲のラインナップを紹介をしながら、「こんなCDが出てるんだ!?とりあえず誰かに言いたい!」という思いから、個人的な独断と偏見だけに基づいていろいろと語ってみよう!というなんとも気まぐれなコーナー。(単なるイチャモンとも言う。)

そして今回のCDは
≪携帯着信クラシック名曲ベスト50≫
携帯着信クラシック名曲ベスト50
オムニバス,ケルテス(イングリット)
ビクターエンタテインメント

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と、いう訳で今回は「携帯着信クラシック」なんですが、最近の携帯電話の着信音にはいろんなものがありますが・・・、皆さんはどんな着信音にしてますか?
クラシックのみならず「着うた」とか「効果音」みたいなのもあるようですし、携帯電話の機能に至ってはeメールにはとどまらず、デジカメ機能、GPS機能、ダウンロードした音楽まで聴けたり、インターネット(ブログも)見れるし、ゲームまでできちゃう。更にワンセグ機能によるテレビまで見れてしまう・・・。もはや電話の域を大きく上回る多彩な機能を備えたスーパーメカと言っても差支えない程の機能を持ち合わせており、10~20年前なら映画「スパイ大作戦」に出てきそうなスゴイ機能を持った端末を普通の人が普通に持っている時代になってしまいましたが・・・。

それはともかく、そんな身近な携帯電話の着信音にもクラシック音楽は使われています。そして、そんなクラシック着信音のベスト50を集めたCDまで出ているそうな!
そして「着信音」としてはどんな曲に人気があるかというと・・・、

【ラインナップ】
1ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「四季」から第1番「春」
有名な曲ですよね。この曲なら、最初に携帯電話を購入した時にその端末に内蔵されている「着信音選択」に最初から登録されていそうな曲かも?!

2ヴェルディ:怒りの日(合唱)(まだ記事を書いてません)
アマゾンの「商品の説明」欄には「この曲が入っているのは驚き・・・」という文章がありましたが、会社の上司とか、番号を登録しなけれなければいけないんだけど、あまり出たくない電話番号とかを登録して使ってるんじゃないのかな?なんて思ったりするんですがどうなんでしょう?

6エルガー:愛の挨拶
ゆったりしたこの曲なら、恋人からの着信とか、新婚の夫婦なんかが使ってそうな着信音かも?

7オッフェンバック:喜歌劇「天国と地獄」より「序曲」
この曲も有名なので、「着信音選択」に最初から登録されていそうな曲ですが、もしトランペットのファンファーレで始まるならば、昔なつかしの黒電話が「ジリリーン!」と鳴ったような勢いのある音なので、電話向きなのかも。

24ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
アマゾンには何楽章かは書いてませんでしたが、「遠き山に~♪」の第2楽章と、CMにも使われていた迫力の第4楽章。いずれも有名な曲なので、両方が別々に単独でカウントされていたとしても、ベスト50ならおそらく両方とも余裕でランクインすると思うんですが、どうなんでしょう?

29ビゼー:歌劇「カルメン」より第1幕への前奏曲
この曲も有名な曲ですね。歯切れのよいスタンダードナンバーだと思います。
あれ?待てよ上のドヴォルザークは何楽章か書いてないのに、カルメンは前奏曲と、30に「ハバネラ」が入ってる!・・・という事は!ドヴォルザークはいったいどっちなんだぁー!

33ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
普通に考えるとクラシック音楽の代名詞とも言えるこの曲が、ベスト50に入ってくるのも当然と言えば当然なのかもしれませんが・・・、
少し落ち着いて冷静に考えると・・・どういうシチュエーションのときにこの着信を使うのかな?やっぱりヴェルディの「怒りの日」みたいな使い方?でも有名すぎて逆に恥ずかしかったりするような気も・・・。まあまあ、いろんな使い方があるんでしょう!きっと。

39マーラー:交響曲第5番
確かにこの曲はクラシックでも有名だけど・・・、どちらかというとこの曲も好きな曲だけど・・・、
でも、1時間以上もあるこの曲の、一体どこのフレーズを着信に・・・!?1時間も着信聴いてたら電池切れるし!!その前に呼び出してる方が電話切るし!!
なんちゃって、多分1楽章の冒頭部分なんでしょうね。(着信に使ってる人がいたら怒らないでね。)

48ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲
この曲も有名ですし、スタンダードですよね。着信なら、おそらくファンファーレ部分からでしょう。基本的にトランペットファンファーレは着信向きなのかも?!

49ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」よりワルキューレの騎行
クラシック好きなこのブログをご覧の皆さんなら、「ワーグナー=ワルキューレ」はすぐに思い付くキーワードですが、少し前に自分でも携帯着信でいろんな曲を検索していると、映画「地獄の黙示録」のテーマとして登録されている事も結構あるようです。やっぱり一般的な「キーワード」としてはそっちの方が有名なのかも。

※リンク先はこのブログのそれぞれの曲の記事につながってます。
上記の番号はアマゾンの商品詳細によるトラック番号です。

上のラインナップにはとりあえず、10曲ほどをとりあげてみましたがこの他にもCDには全50曲(トラック)が収録されているようです。上に紹介した曲の他にも有名どころの曲が目白押しの1枚になってます。さすがにこれらの曲を全曲収録するととても1枚のCDには収まりきらないので、1曲ずつは数分程度で収められているようです。

全50トラックの並び順はダウンロード数の人気順なのかな?と思いきや、順番に見ていくと、作曲家の名前の「あいうえお順」に1から並んでいるようです。どうせなら人気順にして欲しかった!と思いますが、ブックレットにはそんな情報も載っているのかも??

CDの発売は2003年12月なので、音も電話の着信音だから、ひょっとして電子音なのかな?と思いきや、アマゾンの詳細情報を見ると、それぞれ楽団や指揮者などの名前がありますから、普通にオーケストラサウンドで収録されているようです。


【演奏家は…】
レーベルはビクターエンターテイメントで、楽団もロイヤルフィルやロンドン交響楽団、ウィーン歌劇場管弦楽団等々、基本的には有名どころが多いようですが、指揮者はエリック・カンゼル以外ちょっとあんまり聴いたことのない人なので、オススメ具合としては自信が持てませんが、クラシックの「いいとこどり」でチョロっと聴く分にはいいのかも?


そんなこんなで、言いたい放題でいろいろと書いてみましたが、おそらく有名な曲ならどの曲でも、ダウンロードして着信にできるんでしょう。たぶん。
ちなみに自分の携帯着信音は、残念ながらベスト50には入ってませんでしたが、リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」から「第3曲若き王子と王女」です。
ただ、携帯電話自体をここ2・3年変えてないので、音は電子音です。最新の機種とか新しい携帯サイトだと、多分本物の楽器の音が着信に設定できるんでしょう。多分。

最後に、携帯着信音について書いてみましたが、携帯電話をご利用の際には公共の場所では電源を切るかマナーモードにして、周囲の迷惑にならないよう十分に気を付けましょう。
マナーもいっしょに携帯しましょう。なんちゃって。


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「イケメンアーティスト」(おもしろCD)

2008年04月02日 | どれにしよう?
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日は、おもしろCD:「イケメンアーティスト」です。

毎回記事を更新するときに≪オススメCDを≫探すんですけど…、ホントにいろんなCDがあるんですよね。

そこで思いついたのが、このコーナー。実際には持っていないCD(聴いてもいない)の面白い企画やジャケットに収録曲のラインナップを紹介をしながら、「こんなCDが出てるんだ!?とりあえず誰かに言いたい!」という思いから、個人的な独断と偏見だけに基づいていろいろと語ってみよう!というなんとも気まぐれなコーナー。(単なるイチャモンとも言う。)

前回は女性アーティストを中心に美人を何人か紹介してみましたが・・・、だったら今回は「イケメン」だろう!?という事で??今日は例によって独断と偏見に基づいて男性アーティストを何人か紹介してみまます。

≪ジョシュア・ベル≫
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ベル(ジョシュア)
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

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【アメリカ】
【ヴァイオリニスト】
ヴァイオリンを抱えてやさしく微笑むこの笑顔。ただ座ってるだけなのに、絵になるのは美男美女の特権?!
このCDではチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と他チャイコフスキーの小品が2曲収録されています。

≪セルゲイ・ナカリャコフ≫
天うらら~バラード・ベスト!
ナカリャコフ(セルゲイ)
ダブリューイーエー・ジャパン

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【ロシア】
【トランペット】
何年か前にNHKの朝ドラのテーマを演奏していたと思います。上のCDもそうですよね。当時は確か12・3歳だったと思いますが、今だったら「トランペット王子」とか言われたりしてたのかな?!現在は間違いなく大人になってます。
このCDでは朝ドラのテーマ「うらら・イン・ザ・スカイ」他クラシックの小品をトランペット用にアレンジした曲を中心に収録されています。

≪クリスティアン・アルミンク≫
ヤナーチェク:管弦楽名曲集
アルミンク(クリスティアン)
BMGインターナショナル

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【オーストリア】
【指揮者】
この人も全然知らない人ですが、前回美人○○を調べていたときに同じくアマゾンで見かけた人です。アマゾンのレビューではなかなかの評価を受けているようですが、例によって聴いた事ありません。それにしても30代で指揮者としてCDが発売されているのはスゴイかも?!
このCDではタイトルどおりヤナーチェクの管弦楽曲が3曲収録されています。

≪ユンディ・リー≫
ショパン&リスト:ピアノ協奏曲第1番
ユンディ・リ
ユニバーサル ミュージック クラシック

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【中国】
【ピアニスト】
この人の演奏も実際には聴いたことありませんが、売り場では結構見かける顔です。2000年のショパンコンクールで優勝したピアニストです。アマゾンのレビューによると賛否両論別れているので、演奏は個人の好みによるところが大きいのかも?
このCDもタイトル通りショパンとリストのピアノ協奏曲が収録されています。

≪ルガンスキー≫
ベートーヴェン:ピアノソナタ集
ルガンスキー(ニコライ)
ワーナーミュージック・ジャパン

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【ロシア】
【ピアニスト】
青い瞳と影のあるジャケットがなんとも意味深な彼ですが、ショパンやラフマニノフには評価されていますが、ベートーヴェンは今後の課題と言ったところでしょうか?
このCDにはベートーヴェンのピアノソナタ第7・14「月光」・22・23「熱情」が収録されています。

≪樫本大進≫
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番
樫本大進
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

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【日本】
【樫本大進】
この人の演奏も聴いたことないんですが、何がスゴイってソニーからCDが発売されているんですが…びっくりしたのがその値段!約1,600円なんですよ。クラシックファンの方なら分かってもらえると思いますが、普通若手のこういうCDって…2,500円~3,000円くらいしますよね!って事は・・・相当の実力者??
このCDにはベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第5番「春」とフランクのヴァイオリンソナタが収録されています。

≪後嶋龍≫
Ryu Goto
五嶋龍
ユニバーサル ミュージック クラシック

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【日本】
【ヴァイオリニスト】
アメリカ生まれの日本人です。この人も知らなかったんですが、あのヴァイオリニスト五嶋みどりさんの弟なんですね。そう言えば苗字が同じだから分りそうなものですけど、全然知らなかった!
どちらかと言うと、こっちの方が「王子」的な要素は強いと思いますが、CDデビューが2005年なので、ブームにはちょっと早すぎたかな??
このCDにはクライスラーの愛の喜び他ヴァイオリンの小品他、サラサーテのカルメン幻想曲がいくつか収録されているようです。


男性の場合はちょっと選ぶのが難しかったかな?というのも、現在でも巨匠と呼ばれているアーティストでも、若い頃は結構男前な人もいるので、そっちを紹介してみようかな?とも思っていたので、
そんなジャケットのCDを探してみましたが、CDはあるのにジャケットの画像がなかったりするので、今回の「見た目」重視的な企画にはちょっと合わないと思ったから若手を中心に紹介してみました。

ちなみに、パッと思いつくだけでも、ジャケットの写真で見る限りならカラヤンやアバドも若い頃は結構カッコイイと思いますし、ポリーニなんかも甘いマスクがいい味出してるかなぁと思ったり、作曲家だとガーシュウインもなかなかどうしてと思います。



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「日本人美人アーティスト」 (おもしろCD)

2008年03月24日 | どれにしよう?
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日は、おもしろCD:「日本人美人アーティスト」です。

毎回記事を更新するときに≪オススメCDを≫探すんですけど…、ホントにいろんなCDがあるんですよね。

そこで思いついたのが、このコーナー。実際には持っていないCD(聴いてもいない)の面白い企画やジャケットに収録曲のラインナップを紹介をしながら、「こんなCDが出てるんだ!?とりあえず誰かに言いたい!」という思いから、個人的な独断と偏見だけに基づいていろいろと語ってみよう!というなんとも気まぐれなコーナー。

そこで前回は「美人アーティスト」を個人的な独断と偏見でいろいろ紹介してみましたが、最初は日本人も合わせて1回で全部紹介しようと思っていたんですが、いろいろ探していると、人数が増えてきたので、日本人だけ分けてみました。

≪西本智実≫
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」/「白鳥の湖」
西本智実
キング

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【指揮者】
この人は美人というよりカッコイイ人だと思います。スズキ自動車のCMで一般的にも知名度はかなり高いと思いますが、女性で指揮者っていうのもスゴイですよね。しかも日本人ときたもんだ。ここまで書いておいて一回も演奏聴いたこと無いんですけどね。
このCDではチャイコフスキーの「白鳥の湖」と「くるみ割り人形」のハイライト版みたいになってます。

≪諏訪内晶子≫
シベリウス & ウォルトン: ヴァイオリン協奏曲
諏訪内晶子
ユニバーサルミュージック

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【ヴァイオリニスト】
この黒い瞳が見つめる先には何があるんでしょう?なんて思ったりしてしまいますが、涼しげな眼もとがなんとも奇麗な人だと思います。
90年のチャイコフスキーコンクールで優勝したのは有名な話ですよね。
このCDではシベリウスとウォルトンの協奏曲が収録されています。

≪村治佳織≫
リュミエール
村治佳織
ユニバーサル ミュージック クラシック

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【ギターリスト】
うっすらと浮かべた微笑みが可愛らしいこの人ですが、確か、かなり前にカゴメのCMでギターを弾いていた映像を見たような気が…、しかもかなり細かいフレーズをサラッと弾いていたような気が…、ギターってこんな弾き方ができるんだ!と思っていた記憶があります。
このCDではサティの「ジムノペディ」やドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」などピアノの小品が収録されています。

≪奥村愛≫
愛のあいさつ
奥村愛
ワーナーミュージック・ジャパン

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【ヴァイオリニスト】
「愛ちゃん」をネットで検索すると、卓球やゴルフ、お天気愛ちゃん他、芸能人にもたくさんいますが、クラシックにも「愛ちゃん」います。他の愛ちゃんと比べるとかなり知名度はありませんが、可愛らしさなら他の愛ちゃん愛ちゃんに引けをとらないと思いますがどうでしょう?
このCDではタイトル通りにエルガーの「愛のあいさつ」やハイフェッツ編曲によるガーシュウィンの曲を中心にヴァイオリンの小品が収録されています。

≪竹松舞≫
ファイヤー・ダンス
竹松舞
コロムビアミュージックエンタテインメント

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【ハープ】
うしろにハープが写ってなかったら、そのままアイドルのCDと言って売っても問題無いような・・・。
例によって演奏は一回も聴いた事はありませんが、アマゾンのプレビューを読むと、なかなかの高評価のようです。
このCDにはパッヘルベルのカノンやドビュッシーのアラベスクも入っていますが、その他ハープオリジナル?の曲もいくつかあるらしいです。

≪宮本笑里≫
smile
宮本笑里
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

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【ヴァイオリニスト】
この人も全然知らなかったんですが…、日本人アーティストを探しているとこのジャケットが目にとまりました。だってこんなにアップだし…。
で、どんな人か調べてみるとオーボエ奏者宮本文昭さんの次女らしい。そして昨年デビューしたばっかりらしい。
このCDではラフマニノフのヴォカリーズやカッチー二のアヴェ・マリアなど、名曲を中心に小品をヴァイオリン用にアレンジした作品が収録されています。

≪高嶋ちさ子≫
高嶋ちさ子/クラシカル・セレクション~高嶋ちさ子からはじめるクラシック
高嶋ちさ子
コロムビアミュージックエンタテインメント

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【ヴァイオリニスト】
この人もたまにテレビで見かけますから知名度はかなりある方だと思います。
それがいいのか悪いのか?黙ってればねぇ~、「美人ヴァイオリニスト」で通るのに…、
テレビで見た印象だと、歯に衣着せぬ物言いがなんとも辛辣なイメージに映りますがどうなんでしょう?一時期バラエティ番組にもよく出演していたため一部視聴者からは、ヴァイオリンが弾けるタレント的な見られ方をしたとかされなかったとか?
このCDでは名曲を中心に小品をヴァイオリン用にアレンジした作品が収録されています。


こうしてみると、日本人アーティストって結構美人が多いのかも?この他にもまだ奇麗な人はたくさんいましたが、キリが無いので...
今回、紹介した中で実際に自分で買ったCDは、諏訪内晶子さんの別のCDを1枚持っているだけですが、改めて調べてみると、ギターの村治さんとかハープの竹松さんとかなら、知らない曲も入ってるし聴いてみるのもいいかな?なんて思ったりしました。


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「美人アーティスト」 (おもしろCD)

2008年03月23日 | どれにしよう?
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日は、おもしろCD:「美人アーティスト」です。

毎回記事を更新するときに≪オススメCDを≫探すんですけど…、ホントにいろんなCDがあるんですよね。

そこで思いついたのが、このコーナー。実際には持っていないCD(聴いてもいない)の面白い企画やジャケットに収録曲のラインナップを紹介をしながら、「こんなCDが出てるんだ!?とりあえず誰かに言いたい!」という思いから、個人的な独断と偏見だけに基づいていろいろと語ってみよう!というなんとも気まぐれなコーナー。(単なるイチャモンとも言う。)

そして今回は「おもしCD」と言うより「ジャケ買いCD」みたいな感じなんですが…、
クラシックのCDもいろんなジャケットのCDが発売されています。
お店で見ていても、いろいろ欲しくなってしまいますが、中でも美人アーティストがジャケットになっていたりすると、思わず手が伸びてしまう・・・、そんな経験が誰もは一度はあるハズ!?(どうだろう??)
という訳で、今回はそんな美人アーティストを紹介してみます。


≪イリーナ・メジューエワ≫
天使の夢~珠玉のピアノ小品集
メジューエワ(イリーナ)
コロムビアミュージックエンタテインメント

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【ロシア】
【ピアニスト】
美人というか綺麗というか、とにかく美しい!
まるで美術館にある肖像画がそのままジャケットになったようなこの人ですが、実際にいるからスゴイですよね。
ちなみにこのCDはショパンの「子犬のワルツ」、ドビュッシーの「月の光」ラヴェルの「水の戯れ」など、有名なピアノの小品が全14曲収録、初心者がジャケ買いしても損した気分にはならないと思いますよ!

≪アナスタシア・チェボタリョーワ≫
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
チェボタリョーワ(アナスタシア)
キング

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【ロシア】
【ヴァイオリニスト】
黒いドレスからスラリと伸びた手を優しくヴァイオリンに添える。
絵になりますよね、このジャケット!お店で見つけたときは「誰だ!この人」と思って、思わず手が伸びていました。94年のチャイコフスキーコンクールでみごと優勝との事。
このCDではチャイコフスキーとメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を収録。

≪チェチーリア・バルトリ≫
あの澄んだ流れ~ グルック:イタリア・アリア集
バルトリ(チェチーリア),グルック,フロック(ベルンハルト),ベルリン古楽アカデミー
ユニバーサル ミュージック クラシック

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【イタリア】
【メゾソプラノ】
パッチリ開いたこの麗しの瞳につられて買ってしまった・・・。「イタリア・アリア」なんて聴いた事もないくせに…。バルトリは有名だし、と思ってましたが、実際はあんまり聴いてなかったりして…。
でも、当時は確か3,000円くらいで購入してたと思いますが、今はアマゾンの中古でも5,300円の値段た付いてるんですね!ひょっとしてプレミア!?
このCDではグルックのアリアが収録されています。

≪シャルロット・チャーチ≫
プレリュード~ベスト・オブ・シャルロット・チャーチ
シャルロット・チャーチ
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

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【イギリス】
【ソプラノ】
このCDの時で15歳、(12歳でデビュー)発売当時にレンタルで聴いた事あります。クラシック他ミュージカルや映画音楽など幅広いジャンルの歌を歌ってます。ホールでレコーディングじゃなくて、スタジオ収録したみたいな音ですね。
まだ若い事もあるんでしょうが、「オペラ」というより奇麗な歌声を聴けるこの人の歌なら、あまりクラシックを意識しなくても、聴きやすい音だと思います。
このCDではビゼーの「カルメン」やバーンスタインの「ウエストサイド」、サイモンの「明日に架ける橋」まで多ジャンルの有名な曲を収録。

≪ダニエル・ドゥ・ニーズ≫
スウィート・ディーヴァ~ヘンデル・アリアス(初回限定盤)(DVD付)
ニーズ(ダニエル・ドゥ)
UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)

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【アメリカ】
【ソプラノ】
にっこりと微笑むこの表情がなんとも愛くるしい笑顔の彼女ですが、実は全然知らなかったりして・・・、今回このテーマでブログを書こう!と思って、だいたい知ってるアーティストをいろいろ見てて、最近の人ってどうだろう?と思ってアマゾン→ミュージック→クラシックのトップにいたのがこの人でした可愛いですよね。(なんて安直な)
このCDではヘンデルの歌劇「ジュリアス・シーザー」や「テゼーオ」などから全12曲を収録。初回特典にはDVDもついてるらしい。


と言う訳で今回は曲というよりジャケット写真の、しかも「見た目重視」の内容なので、実際に聴いた事があるのは、バルトリとチャーチぐらいですが…、一般的に普段あまり興味を持たれる事が少ないクラシックではこういうのも、有りかな?!なんて思ったりして。
まぁいずれにしろ、何がきっかけでクラシックに興味を持つかは分らないので、きっかけとしては悪くないんじゃないのかな?なんちゃって。



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